目を引くキャッチコピーの作り方でバカ売れ3つのコツを販促コンサルが解説

この記事は2022年12月25日に改訂しました。

POPでバカ売れになる
目を引くキャッチコピーの作り方は簡単！
たった3つのコツでできます。

そのキャッチコピーの作り方で4年連続売上更新し
2.43倍に売上を伸ばした方法です。

このメッセージでは
POPでバカ売れにするキャッチコピーの作り方を
具体例を上げて解説しています。

• キャッチコピーの作り方がわからないという方
• キャッチコピーを作ったけれどパッとしないという方
• 初めてキャッチコピーを作るという方

に向けて発信しています。

このメッセージの目を引くキャッチコピーの作り方で
お客様を思いのままに動かす
バカ売れPOPを作ることができます。

• POPでバカ売れすることも
• チラシで集客することも
• DMで来店していただくことも
• ECサイトで売ることも
• サイトからアクセスしてもらうことも

キャッチコピーの作り方は皆同じです。

価値創りPOP販促という方法で
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POP広告クリエイターの西村が発信しています。
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POPでバカ売れ！目を引くキャッチコピーの作り方3つのコツ

バカ売れになる目を引くキャッチコピーの作り方のコツは次の3つです。

• お客様の感動価値を確認
  お客様が感動する（注目し関心を持ち欲求し行動する）
  価値は何かを確認します。
• 商品の提供便益をリストアップ
  お店が提供する商品の便益をできる限り多くリストアップします。
• 提供便益を選び出しキャッチコピー化
  お客様の感動価値をもとに商品の提供便益を選び出し
  キャッチコピーにします。

キャッチコピーの作り方の各項目については
後ほど例を上げながら詳しく解説します。

その前に次の2つのことを確認しておいてください。

• キャッチコピーで目を引きバカ売れになるステップ
• そのステップでのキャッチコピーの役割

キャッチコピーで目を引きバカ売れになるステップ　　　

POPでバカ売れにするキャッチコピー作りは
とても簡単です。

「お客様がめちゃ買いたくなる」ようにすればいいんです。

これなかなか府落ちしてもらえません。
私もなかなか府落ちできませんでした。
苦しんだ末に掴んだ答えです。

その苦しんだ経緯はこちら
ご興味があればご覧ください。
「売れるポップ（POP）になったのはドン底でお客様から教えてもらったから」
https://urupop.com/2021/12/11/urerupopnokakikatakouzaosietemorattakiduki/

お客様がめちゃ買いたくなるポイントは
お客様が主体ということ。

売れるというのは
お店の思いでもなく
商品の良さでもなく
お客様が買いたくなるかどうかの1点です。

キャッチコピーで目を引きバカ売れになるステップは
お客様が買いたくなるステップです。

お客様が買いたくなるには次のステップがあります。

• お客様がPOP（キャッチコピー）に注目する
• お客様がPOP（キャッチコピー）に関心を持つ
• お客様がPOP（キャッチコピー）で欲求する
• お客様がPOPで行動する

お客様がこの4つのステップを順に進めば
高い確率でバカ売れPOPになります。

この順通りに進まなければ売れません。
そして
スキップすることもありません。

この4つのステップを順に進むような
キャッチコピーやPOPを作るとバカ売れになります。

最初に

「このメッセージの目を引くキャッチコピーの作り方で
お客様を思いのままに動かす
バカ売れPOPを作ることができます」
と書きました。

• POPでバカ売れすることも
• チラシで集客することも
• DMで来店していただくことも
• ECサイトで売ることも
• サイトからアクセスしてもらうことも

これみんな同じ書いて伝えることです。

この4つのステップは
お客様をこちらの思うように動かすステップなのです。

お客様をこちらの思うように動かす4つのステップで
キャッチコピーは大切な役割を持っています。

キャッチコピーの役割　　　　　　　　　　　　　　　　

バカ売れPOPの中で目を引くキャッチコピーの役割は
とても大きいものです。
キャッチコピーの出来で50%くらい決まると思います。

そのキャッチコピーの役割とは
先のお客様が買いたくなる4つのステップ

• お客様が注目する
• 関心を持つ
• 欲求する
• 行動する
  のうち

主に「注目する、関心を持つ」の役割を担います。

キャッチコピーによっては一部「お客様が欲求する」役割も
担うこともあります。

4つのステップのうちの1番目、2番目の役割を担うので
キャッチコピーの出来が POP の出来を大きく左右するのです。

それはどういうメデイアでも同じです。

それでは
バカ売れにするキャッチコピーの作り方のコツ3つを
例を上げて解説していきます。

１」お客様の感動価値を確認　　　　　　　　　　　

キャッチコピーの作り方のコツの1番目は
ありたい結果（お客様が買う）からスタートします。

対象とするお客様像を思い浮かべて
どういう価値でお客様は
感動する（注目し関心を持ち欲求し行動する）のか
を確認します。

次表の感動価値一覧表のどれかが当てはまると思います。

感動価値一覧表

わかりやすく解説するために例を上げてみましょう。

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

• 販売する商品は
  紫蘇漬け南高梅梅干し　　1kg 2700円（税込）
  とします。
• 対象とするお客様は
  60代の女性で
  夫婦ふたりだけの生活
  健康に気を配り
  本物、安全で
  美味しければ価格にはこだわらないという方

という設定です。

そのお客様の感動価値（注目し関心を持ち欲求し行動する価値）は

• 「健康に良いという安心＝塩分少なめ」
• 「本物という品質の安心」
• 「美味しさ」
• 「安全という原料や品質、製法の安心」

と設定しました
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

お客様の感動価値を確認しました。

次はお客様の感動価値をもとに
商品の提供便益を選び出して行きます。

バカ売れPOPのキャッチコピーの作り方のコツは
ありたい結果（お客様が買う）から
スタートしてお客様目線で提供便益を選び出すのです。

２」商品の提供便益をリストアップ　　　　　　　　

商品の提供便益を、20個以上を目安に
できる限り多くリストアップします。

ここで言う提供便益は
お客様が商品から得る便益（ベネフィット）です。
商品のメリットとは違います。

メリットと便益（ベネフィット）の違いを例でみると

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
メリット：FAX、スキャン、コピーのできる［複合プリンター］
提供価値：FAX、スキャン、コピーのできる［場所を取らない便利な多機能プリンター］

メリット：［カツオ昆布の旨味が効いた］［美味しい］［低塩］出汁つゆ
提供価値：［カツオと昆布の旨味］で［低塩を忘れるほどの］出汁つゆ
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
ということです。

売れないキャッチコピーに悩むお店の多くは
商品の売り、メリットからキャッチコピーを作り出そうとするのです。

そうすると
お客様の感動価値とズレてしまうことが多いのです。

知っている提供便益をリストアップするだけでは不十分です。
20個以上を目安にできる限り多くリストアップします。

次のような手段を使って
感動でバカ売れにするのですから
徹底的に調べます。

• メーカーや取引先に聞く
• 生産者に聞く
• お客様のひとりごとに耳を傾ける
• お客様にヒアリングする
• インターネットで調べる

ワタシの経験上
徹底的に調べた中から思わぬ便益がたくさん見つかっています。

それで
バカ売れキャッチコピーやPOPが作れました。

例題の商品の便益をリストアップしていきます。

梅干し　紫蘇漬け南高梅　1kg 2700円（税込）の
調べた提供便益の原資料は以下のもとします。
（実際のネット記事を参考に例題用に少し編集したものです）

ここから提供便益をリストアップしました。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
原資料

～～～～～～～生産者からのメッセージ～～～～～～～
私は梅干が大好きな人間ですが
最近の梅干しは人工甘味料やハチミツなどを入れ
甘くしているものが多くなかなか私の口に合うものが
ありません。
そこで塩分と甘さを控えめにして色素を使わずに
紫蘇を入れて作った梅干しをつくりました。
家庭用ですので傷物も入れて価格を安くしました。
皮も身も軟らかい和歌山県産の南高梅で作っています。
［生産者の署名］
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

［生産者名］厳選！　紫蘇漬け梅干しは色素を使わず紫蘇で作った梅干しです。
化学調味料、香料、無添加で和歌山県産の南高梅を使った本物の梅干しです。

無添加の梅干しは塩分が20％近くあるものが多いのですが
こちらは約13％と塩分控えめな紫蘇漬け梅干しです。

減塩ブームもあり塩分を抑えた「減塩タイプ」の梅干しがありますが
多くは化学調味料、香料、色素、人工甘味料、保存料を調合した調味液で
漬けている梅干しです。

また
減塩梅干しは塩抜きの水洗いでクエン酸も流れてしまい酸味も弱くなります。
それで旨みを補うためや保存のために添加物が使われます。

梅干しは弁当の保存に優れていると言われますが減塩梅干しは疑問です。
それでは身体に良いのか悪いのか？身体の為には無添加の物が一番ですね。

［生産者名］厳選！の紫蘇漬梅干しは塩分約13％ですがこれぞ伝統の味！
変に甘酸っぱく無く、甘いいやらしい味がしない昔懐かしい本来の梅干です。

添加物を使用しない昔ながらの梅干しと比べて『塩分控えめ』としております。
ご理解くださいませ。

この梅干しは梅・しそ・食塩・米酢・三温糖だけで作られた
化学調味料や香料無添加の梅干です。
以前に各ご家庭で梅干が作られていた時と同じのような材料だけを使い
余計な物を一切入れないで作られています。

原料の梅を作っている田中農園さんは「プレミアム和歌山」という
和歌山県優良県産品推奨制度に選ばれる梅を作る農家さんです。

梅の王様「南高梅」は皮の柔らかさ、実のやわらかさが素晴らしいです。
梅の実も大きく食べ応えもあります。

ご家庭用に少しでもお手頃価格にするために梅にキズがあるものも
入っていたりしますが風味には全く遜色はございません。
贈答用になるものと味も、大きさも同じです。

※塩分は約13%
・内容量：1kg
・保存方法：未開封の場合は常温で保存
　開封後は冷蔵庫に入れてお早めにお召し上がりください。
・原料原産地名：和歌山
・原材料：梅、ちぢみ赤紫蘇
・漬け原材料：(食塩、米酢、三温糖)
・賞味期限：製造より6ヶ月

色素を使わない紫蘇で作った梅干しです。
塩分、甘さを抑えています。

引用元：https://item.rakuten.co.jp/junzosen/fod9444/

次のように商品の提供便益をリストアップしました。

便益のリストアップ

商品の提供便益を20個以上もリストアップすると
似たものが出てきます。

リストアップした提供便益を一覧し似たものをまとめます。
10個くらいにまとまるかもしれません。

次はまとめた提供便益の中から
お客様の感動価値を満たす
提供便益を選び出していきます。

提供便益のまとめ

３」提供便益を選び出しキャッチコピー化　　　　

お客様の感動価値をもとに商品の提供便益を選び出す　　　

お客様の感動価値をもとに
最も力強く働きかける順に
提供便益を選び出し、順位付けします。

中にはお客様の感動価値とかけ離れていたり
的が外れずれていたりするものがあるかもしれません。

例題で提供便益の選び出しをやってみましょう。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
そのお客様の感動価値は

• 「健康に良いという安心＝塩分少なめ」
• 「本物という品質の安心」
• 「美味しさ」
• 「安全という原料や品質の安心」

と設定しました。

お客様の感動価値で便益の選び出しを行います。

感動価値で提供便益の選び出し

商品の提供便益からキャッチコピーを作る　　　　　　　　

リストアップした提供便益を全てキャッチコピーで
使うわけではありません。

お客様が買いたくなるステップを
順に進むように編集します。

1. お客様がPOP（キャッチコピー）に注目する
2. お客様がPOP（キャッチコピー）に関心を持つ
3. お客様がPOP（キャッチコピー）で欲求する
4. お客様がPOPで行動する

以下の表のようにPOPというひとつのメディアの中で
キャッチコピー・セールスコピー・アイキャッチ・ネーミングが
役割を分担します。

それぞれのステップの役割に応じて選び出した提供便益を
当てはめてキャッチコピーその他の要素を作ります。

商品の提供便益からキャッチコピーを作る

例題のキャッチコピー・セールスコピー・アイキャッチ・ネーミングを
使ったPOPは次のようになりました。

いかがですか？
目を引いて力強いキャッチコピーとなり
バカ売れのPOPになったと思いませんか？

バカ売れPOPについてのメッセージはこちらも参考になります。

「売れるPOPはキャッチコピー・セールスコピーの作り方で8割決まる！」
https://urupop.com/2021/12/25/kyacchikopi-shosinnsya/

「初めての人でも手書きポップ（POP）が簡単にできる！たった３つの書き方のコツ」
https://urupop.com/2021/12/06/tattamitunokakikatanokotu/

まとめ：
目を引くキャッチコピーの作り方でバカ売れ3つのコツ

■POPでバカ売れにする＝お客様がメチャ買いたくなる

■バカ売れになる4ステップ

• お客様がPOP（キャッチコピー）に注目する
• お客様がPOP（キャッチコピー）に関心を持つ
• お客様がPOP（キャッチコピー）で欲求する
• お客様がPOPで行動する

■目を引くキャッチコピーは「お客様が注目する、お客様が関心を持つ」役割を担います。

■POPをバカ売れにするキャッチコピーの作り方3段階

• お客様の感動価値を確認
  感動価値＝注目し関心を持ち欲求し行動する価値
• 商品の提供便益をリストアップ
  提供便益＝お客様が商品から得る便益、お客様にとっての価値
• 提供便益を選び出しキャッチコピー化
  感動価値をもとに最も力強く働いかける順に提供便益を選び出し順位付け。
  提供便益からキャッチコピー・セールスコピー・アイキャッチ・ネーミングを作る。