西村 雅之
このブログでは
小規模でも思いのあるお店が
POPで価値を高めて伝え、売れる店になる。
というテーマで情報発信しています。
西村雅之 プロフィール
3秒でお客様を創り出す!
~書いて伝える力[POP]でお客様を創り出す~
お店の付加価値作りアドバイザーの西村です。
- 1級販売士(日本商工会議所)
- POP広告クリエイター(公開経営指導協会)
- ビジネス・マネージャー(東京商工会議所)
- 販売士養成登録講師(日本販売士協会)講師論文最優秀賞
- うるPOP Lab 代表
■富山大学 工学部卒
■竹岸食肉専門学校 優秀賞で卒業
■星座 蟹座
■干支 巳年
■血液型 O型
■好きなこと
読書、映画、不思議なこと、未知のこと、アクアテラリウム(植物、動物、環境が調和する空間)
■好きな言葉
「近江商人の商売十訓」
- 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
- 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
- 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
- 資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
- 無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
- 良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
- 紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
- 正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
- 今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
- 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
■お役に立ちたい方
小規模でも思いのある中小個店、個人商店
■これまでの活動
顧客第一の経営理念に共感して入社した会社の倒産から
「会社は従業員のためにどこよりもお客様を大切にする」ことを学ぶ。
大震災により36%落ちた売り場の売上を4年間で243%伸ばし続け
「売れる理由・買う理由創りでお客様は創り出せる」ことを学ぶ。
4年間の売上伸長の翌年、売上が9%ダウン、その翌年には更に伸ばし
「お客様の喜びを追求し続けてこそ売れ続ける」ことを学ぶ。
これらの学びと創客POPマーケティング・ノウハウを情報発信。
販売士協会、コンサルティンググループでのセミナーでは実際の販売現場に
おける販売促進策として説得力があると高く評価された。
■得意分野・専門分野(業種・スキル・コンサル内容等)
診断対象:中小個店、個人商店(観光売店、伝統工芸品店、書店、雑貨店、飲食店など)
得意分野:売上、利益向上のためのマーチャンダイジング(販売促進、商品管理、販売計画)、ビジュアルマーチャンダイジング、マーケティング、店舗運営マネジメント、POP作成とPOP販促
売れる理由・買う理由創りでお客様を創る「お客様を創るお店作り=創客POPマーケティング」という販促手法で売上を伸ばします。
■これまでの診断事例
・観光売店、観光飲食店の売上改善、販促支援
・ショッピングセンター内のテナント売上改善、販促支援
・輸入雑貨店の売上改善、販促支援
小売業以前
大学は工学部でしたが数学と物理が留年寸前の成績でありながら英語が得意。
変な特性は自分自身、未だによく把握できていない。
小さいときから機械いじり(壊し)が好きで
長男でもあり敷かれたレールに乗り家業(車や建設機械の部品修理業)につく。
1年で父親が亡くなり、その後2年間家業を続けたが意義が見いだせず廃業し小売業に転身。
小売業以後
以来ずっと小売業に携わる。
自分にあっていると思う。
だって
趣味といわれるものよりずっと楽しいし全然飽きない。
その中で大きな変化が2度ありました。
一度目はお店がなくなる直前の時、二度目は東日本大震災でお客様が減った時。
でも
二度ともお客様に救われました。
二度ともお客様に教えていただいたんです。
「今、あなたの目の前のお客様のことだけを考えたらいいんだよ」
本当に苦しい時でしたが、今から思うと悪いことばかりじゃありませんでした。
むしろ
あの頃が一番輝いていたな~って思えるんです。
一度目にお客様に教えていただいたこと
一度目は会社が破産してお店がなくなる直前の時、私は店長でした。
資金繰りが厳しくて十分な品揃えもできず、在庫も持てずお客様に貢献したくてもできない。
スタッフのモチベーションをどうやって維持するのか先の見えない苦しい状態でした。
それでも
「今、目の前のお客様のことを考えたらいいんだ」と
今できる精いっぱいのことで喜んでいただこうと気持ちをつないでいました。
そんな中でも私は店長として自分の理想とするお店を創れたという思いがありました。
スタッフの人の個性をめいっぱい輝かせてもらうことができたという思いです。
スタッフの力がなければお店を維持することができなかったのです。
それでも
顧客第一主義を掲げていた会社が破産。
あれだけお客様に尽くしてもお店の閉店を惜しむ声は聞けなかった。
お客様にはいくつかの代替のお店(競合店)がありました。
でも
顧客第一主義を掲げて一緒に仕事をした仲間は仕事を失いました。
そこで思った。
お店はお客様のためにあるのではない。
従業員のためにある。
従業員のためにあるからこそ、どのお店よりもお客様に喜んで頂くお店にする。
二度目にお客様に教えていただいたこと
二度目の時もお客様に救われました。
担当を始めた売場が前年比40%増となった翌年
日本全体がそうだったでしょうけれど、東日本大震災によって売上36%ダウン。
お客様も減り、来られたお客様も買わない、取引先は廃業していく、ある取引先は商品を引き上げていく。
別の取引先は売れなくて商品ロスになるから新規商品や新製品は紹介しない。
売上は半分になり、売場の閉鎖も検討されました。
もうワタシにはどうにもできないと思った。
この時も
「今、目の前のお客様だけのことを考えればいいんだ」
とお客様視点を取り戻しました。
そして売場の改善に取り掛かりました。
その結果、売上がその後4年間伸び続けて243%になりました。
5年目は足踏みしましたが、6年目はさらに伸びました。
お客様から見れば当たり前のことしかやってこなかった。
でも
他の売場と比べてみると驚異的という伸びでした。
そこで思った。
価値を創って、それをPOPで伝えたら買うお客様を創ることができる。
売上を伸ばし続けるにはお客様に喜んでもらえるお店であり続けること。
伝えたいこと
いつもそうでした。
もうこれが最低、もうこれで最後という時のすぐ後に道が拓ける。
お客様の視点で価値を創り、伝えたらお客様は創り出せる。
従業員のために売上を伸ばし続けるにはお客様に喜んでもらえるお店であり続ける。
諦めなければ、もうこれが最低、これで最後という時のすぐ後に道が拓ける。
これらがブログやセミナー、店舗サポートでワタシが伝えたいことです。
情報発信するということ
ワタシにとって情報発信はメッセージです。
書籍
仕事ほど楽しい趣味はないって思っているんですけど、時々どうにも楽しくない時ってあるんです。
そんな時にはすぐに家に帰れず、よく書店のビジネス書の前で気持ちのままに選書してました。
落ち込んでいる事に関する本に気が行きますが1~2時間もいると元気になる。
目次を見たり、気になるフレーズを読んだりしてヒントをもらえる。
書店を出る頃には、こうすればうまくいくのではという晴々とした希望もあったりする。
ワタシにとって書籍という情報はヒントであり、励ましです。
だから
ワタシも情報発信で誰かを元気づけることができたら嬉しい。
映画
高校生の時にテレビで週1回、21時から始まる映画がありました。
試験前日でも見てしまわないと気がすまなかった。
いまもそうです。
徹夜の仕事があっても映画を見始めたら最後まで。
初めてみた映画は父と行った「海底2万哩」
ノーチラス号に救われた男の人がナイフ(フォークだったかな)だけで
料理を食べているシーンがあって
かっこいいな~と大人になってマネをしたことも。
母が亡くなって「楽しい」という言葉がなくなってた時
学校から見に行った「サウンド・オブ・ミュージック」
楽しかった。
家庭教師の先生がサントラのLPを聞かせてくれたのは今も忘れることができない。
ワタシにとって映画という情報は懐かしさであり、慰めです。
だから
ワタシも情報発信で誰かを癒やすことができたら嬉しい。
ドラマや経済番組
ドラマにはすぐに泣いちゃいます。
内向的人間は少しの刺激でも感情が溢れてきます。
経済番組にも世の中にはすごい人がいるものだと感心するばかりです。
自分の直面する壁もなんだか乗り越えれそうな気がしてしまいます。
ワタシにとってドラマや経済番組という情報は瑞々しい潤いであり、励ましです。
だから
ワタシも情報発信で誰かをセンチにしたり、勇気づけられたりできたら嬉しい。
書籍、映画、ドラマ、経済番組という情報は
ワタシにヒントをもたらし、励まし、勇気づけ、慰め、癒やし、感動させ、形づくる。
だから
ワタシも情報発信というメッセージを贈りたい。
エピソード
顧客第一主義を掲げていた会社が資金繰りの厳しさから顧客第一主義を貫き通せなくなった。
顧客第一主義を思いながら仕事をしなければお店の明日もない。
そういう現実の中でいかに顧客第一主義を貫くか?
それでも
閉店にいたって顧客第一主義の目的は従業員こそ大切にするべきと気づいたワタシの体験です。
❏「顧客第一主義は従業員こそ大切だからという理由が閉店してわかった」
- お客様からの支持がなんだか弱い
- お店のおもてなしができていない
- 従業員がお客様を大切にしない
ということでお悩みではありませんか?
実はお客様からの支持も、お店のおもてなしも、従業員の接客もたった一つのことに力を注ぐだけで解決します。
それはお客様より従業員を大切にすることです。