ブラックボード 集客のコツ3選で美容室・サロン・飲食店の客数UP

店先にブラックボードを出しているのに、お客さんが入ってくれない。
毎日書き換えているのに、効果が見えない。

そんなお悩みはありませんか?

美容室やネイルサロン、飲食店の店頭にあるブラックボード看板は、客数を増やせる強力な集客ツールです。

ところが街を歩いてみると、目的と提案があいまいで「もったいない」と感じるブラックボードが9割以上と感じます。

せっかく手間をかけて書いているのに、本当にもったいないことです。

でも、がっかりしないでください。

ブラックボード集客のコツは、実は「書き方」よりも前にあります。

• 集客3つのコツ「目的・対象客・提案」…8割
• 集客につながる書き方3つのコツ…2割

この2つを押さえれば、ローコストで客数を増やせます。

ブラックボードは、いわばPOPの店外版であり、第2の看板です。

「第2の看板」と聞くとハードルが高く感じますが、いつでも書き換えられるPOPの店外版と考えれば、誰でも書けます。

私もPOPは数千枚書いてきたのに、ブラックボードは初めてでした。

でも、書いてみてわかりました。

POPと一緒じゃない!

基本的にPOPもブラックボードも書いて伝えて、お客様に何かを感じてもらい、動いていただく。

それがわかってから
チラシもDMもPOPもポスターも同じと思えるようになり、お客様へのコミュニケーションツールの幅が拡大しました。

このメッセージは「ブラックボードで入店・来店・注文するお客様を増やし、売上アップを図りたい」というお店に向けて書いています。

おしゃれさ、可愛さ、雰囲気づくりを一番の目標にしている方には、お役に立てないかもしれません。

売上低迷から右肩上がりへ!店舗分析からPOP改善、売場作りまでを伴走する7週間実践マニュアル 〜10の実践シートと7週間の伴走マニュアル〜

売上低迷から右肩上がりへ!店舗分析からPOP改善、売場作りまでを伴走する7週間実践マニュアル 〜10の実践シートと7週間の伴走マニュアル〜

■第1章:なぜ、頑張っているのに売上が伸びないのか?
■ 第2章:売上が上がらない「本当の理由」
■ 第3章:震災・売上激減のどん底から這い上がった私の体験
■ 第4章:売上低迷から脱出する『売上アップ・アクションプランシート』
■ 第5章:私のやったこと(売上4年連続前年超え・2.4倍の実績)
■ 第6章:10のフレームワーク実践マニュアル&活用ガイド

ブラックボードとは、ブラックボードにチョークやボードマーカーで、おすすめ商品やサービス内容、メニューを手書きした告知ツールです。

ホワイトボードやPOPと違い、黒地に白文字で書くスタイルが独特の視認性を持ち、通りすがりのお客様の目を自然と惹きつけます。

手書きの温かみがお店の個性を伝え、ポスターのような印刷物にはない親しみやすさが、集客につながる大きな理由です。

店舗の集客にブラックボードが効果的な理由を5つにまとめてみました。

まず、街中には黒いものというものが意外と少ないため、黒いボードは目を引きます。

さらに、黒いボードと白い文字はコントラストが高く、遠くからでも視認しやすい組み合わせです。

歩きながら通り過ぎるお客様にも「パッと読める」ので、通行する人が注目する確率が高まります。

初めてのお店を訪れるお客様は、「その店、その商品、そのメニューを選ぶ理由」を探しています。

ブラックボードは、お店や商品の魅力をその場でアピールできるツールです。

手書きなら、日替わりの情報もタイムリーに発信できます。

「本日のおすすめランチ」や、旬の食材を使った限定メニューなどをぜひ伝えてください。

商品の特徴やこだわりから得られるお客様にとってのベネフィットを具体的に書くのがコツです。

そのためには、どんなお客様に来てほしいかを考え、そのお客様が求める情報をブラックボードの内容とデザインに反映させることがポイントです。

初めてのお店には、不安がつきものです。

たとえば、2階にある新しいタイプのサロンなら
「外観からは店内の様子が分からない」
「どういうサービスかわからない」
「高そうに見える」
「店主は男性?女性?」
といった不安が浮かびます。

こうした不安をやわらげてくれるのが、ブラックボードです。

手書きメッセージの温かさや、分かりやすいメニュー情報を加えると、お店の個性が伝わり「ここなら安心して利用できそう」という気持ちが生まれます。

親しみやすいデザインは、最初の不安を取り除き、入店のきっかけを作ります。

ブラックボードに手書きされた文字やイラストには、独特の温かみがあります。

この「手作り感」は印刷物にはない強みで、親近感や信頼感を抱いてもらう大切な要素です。

上手でなくても、一生懸命さが伝わる表現は、お客様の心に響きやすいものです。

丁寧に書かれた文字からは、お店の真摯な姿勢や人柄が伝わります。

おすすめコメントやちょっとしたエピソードを書き加えるだけで、反応が変わります。

また、定期的に更新され、手入れの行き届いたブラックボードは、お店の信頼性を高めます。

手書きの文字やイラストには、印刷物にはない個性が宿ります。

文字やイラストが得意な方は、ぜひその強みを発揮してください。

他店にはない魅力としてお客様の目に留まり、お店のオリジナリティを打ち出せます。

周辺のお店がブラックボードを使っていても、デザインの質、書く内容、更新頻度で独自性を発揮して差をつけられます。

色使いやメッセージにも無限の可能性があるので、競合とかぶる心配はありません。

単にメニューを並べるのではなく、お店の「らしさ」を打ち出せれば、お客様の記憶に強く残ります。

ブラックボード集客のコツは、書き方の前にあります。

決めるのは「目的」「対象客」「提案」の3つです。

この3つを押さえれば、多くのお客様は感じて動き出します。

順番に見ていきましょう。

街を歩くと、たくさんのブラックボードを目にします。

けれど「何のために書いているのだろう」と推測すると、「それで効果はあるのかな?」と心配になるものが9割以上です。

上手に書かれたブラックボードでも、何のために、誰に見てほしくて、どうしてほしいのかが分からなければ、お客様は動けません。

言葉では簡単そうですが、実際にはあいまいなままの方が多いのが現実です。

「集客のため」だけでは足りません。

次のように、目的と「お客様にしてほしい行動」をセットで決めましょう。

図:ブラックボードの目的・お客様にしてほしい行動の例

目的が決まると、書く内容は自然に絞られます。

たとえば
「今すぐ入店してほしい」なら、日替わりメニューやランチの提案を大きく書きます。

「予約してほしい」なら、電話番号やQRコードを見やすい位置に入れます。

売れていない時、お客様が少ない時ほど、お客様像はぼんやりしがちです。

「買ってくれるなら誰でもOK」と考えてしまうのです。

売れている時はそれでも成り立ちますが、売れなくなってからぼんやりしたままだと、何をしても反応がありません。

お客様像の焦点を絞って働きかけると、そのお客様はもちろん、周りの近い層のお客様も反応してくれます。

お客様像を決めるとは以下のようなことを決めることです。

  • どこに住み?
  • 歳はいくつで、何してる?
  • なにを大切にしてる?
  • 家族は?
  • 行動の特徴は?

さらにブラックボードの場合は
歩行者か、自転車客か、車客かということも、看板や文字のサイズに影響してきます。
また
ブラックボードの対象客を「いますぐ客」と「そのうち客」に分けて考えることもポイントです。
「いますぐ客」と「そのうち客」については、もう少し詳しく後で解説します。

お客様像がよく分からない方は、まず自分のお店のメインとなる顧客層を把握するところから始めましょう。

お客様像が決まると、次のことが見えてきます。
• お客様が何を求めているか
• お客様はなぜそれを買うのか
• お客様はどうしたら買いたくなるか
• お客様の気を引き、感じて動く言葉や表現

「いますぐ客」と「そのうち客」を分けて考える

お客様には、「いますぐ客」と「そのうち客」がいます。

店舗・美容室・サロン・飲食店の集客に共通するのは、次の考え方です。

• いますぐ客には「入店・注文したくなるコト」を作る
• そのうち客には「気になってしょうがないコト」を作る

いますぐ客とは、今すぐ商品やサービスを求めているお客様です。

たとえば、次のような方です。

• ランチタイム直前の通行客(今すぐ食べられるメニューの提案が刺さります)
• 休憩しながら仕事ができる場所を探している方(フリーWi-Fiや電源の案内)
• 夜勤明けの方や、朝から何も食べていない学生(ボリュームのあるメニュー)

このお客様には、あとは来店の背中を押してあげるだけです。

そのうち客とは、あなたの商品やサービスが必要だと思ってはいるが、本当に今必要か迷っている、あるいは気になっているお客様です。

たとえば次のような方です。

• 今行っている美容室になんとなく満足できず、よい美容院を探している
• 肩こりがひどく、効果のあるマッサージサロンを探している

今すぐ来店する層ではありませんが、ブラックボードがきっかけで興味を持ち、来店してくれる可能性はゼロではありません。

日頃の不満や悩み、欲しいモノ・コトにあなたの商品やサービスを結び付けて書くことが、そのうち客に対する集客のコツです。

多くのブラックボードは、価値提案(ベネフィット提案)が弱いのが実情です。

お客様にとっての
「いますぐ入店すべき理由」
「入店して買う・食べるべき理由」
「次回来店すべき理由」
「予約を決める理由」

これらがお客様の得られるベネフィットです。

どのベネフィットが響くかは、商品やサービス、そして対象のお客様によって違います。

お客様をどれだけ適切に捉えているかで、選べる提案の質が決まります。

次のリストを参考に、お店に合うものを選んでみてください。

図:ベネフィットの種類と例

提案がうまくいかない場合は、お客様がその時感じたいことと、提案がずれていることが多いものです。

たとえばお給料日に
「今日はお給料日、ご自分へのご褒美に海老天そばにしませんか?」
と書いたのに反応がなかった、というケースを考えてみてください。

商品の魅力ではなく、「その日、そのお客様が何を感じたいか」を考えることが、提案の出発点です。

捻くれ者の私だったら
「給料日だから高い海老天そばにしたらって、そんなお店の都合の良い提案は知らんわ」ってなります。

私がお店だったら、いつもいらしている常連さんのお給料日では
「今日はお給料日?1ヶ月お疲れ様でした!
 ご愛顧に感謝して今日はいつものメニューをお赤飯付きにしています。
 海老天そばは同じお値段で特大サイズにしています」
としますけど。

お客様の心を動かすベネフィットを、心に刺さる言葉でキャッチコピーとサブコピーに表現できれば、ブラックボード集客は9割完成したようなものです。

「目的・対象客・提案」が決まったら、いよいよ書き方です。

集客につながるブラックボードの書き方のコツは、次の3つです。

• お客様に立ち止まってもらう書き方
• お客様にベネフィットを感じてもらう書き方
• お客様に動いてもらう書き方

書き方は集客全体の2割ですが、せっかく決めた提案がお客様に届くかどうかは、ここで決まります。

まずは、通り過ぎるお客様に足を止めてもらうことが出発点です。

写真・イラストをアイキャッチに使う

メニューの写真や季節に合ったイラストがあると、視覚的な印象が強まり、足を止めてもらいやすくなります。
文字だけのブラックボードは、どうしても堅い印象になりがちです。
イラストは文字より直感的に伝わるので、お店の種類も一目で分かります。


イラストに自信のない方は、コラージュを活用すれば大丈夫です。

  • 写真の切り貼り: メニューや商品の写真を印刷してラミネート加工し、貼るだけで、情報量と視覚的インパクトが一気に高まります。飲食店では「おいしそう!」と直感的に感じてもらえるかが入店のきっかけになるので、特に効果的です。
  • パーツの組み合わせ: 100円ショップの折り紙、造花、シールなどをフレームや余白に貼れば、秋の紅葉、クリスマス、春の桜といった季節感も簡単に出せます。
    「全部を手書きで完成させる」のではなく「いろいろなパーツも使って作る」と考えると、ハードルがぐっと下がります。
  • 実物を飾る: カップやカトラリといった小物など商品にまつわるものや実物をボードの手前に置くと、立体感が生まれ、商品やメニューのイメージも伝わりやすくなります。

ボードの上や横に写真、イラスト、POPを枠からはみ出させて付けて、目立たせるのも、ひとつの手段です。

短いキャッチコピーをアイキャッチにする

「新そば入荷!」「縮毛解決!」「秋の新色発売!」のように、パッと目に入って気を惹く短いコピーを、大きく太く、目立つ色で書きます。
これだけでお客様を立ち止まらせることができます。

文字の大きさ・太さに強弱(メリハリ)をつける

伝えたいメッセージに優先順位をつけ、最も目立たせたい情報(キャンペーン内容や限定メニューなど)は大きく太く、補足情報は小さく細く書きます。
メリハリの効いたブラックボードのデザインは注目されやすくなります。

遠くからでも読める文字サイズにする

看板を見る距離を想定して、文字サイズを調整しましょう。

対象のお客様が歩行者か、自転車か、車かによっても、適切なサイズは変わります。

特にメインのキャッチコピーは、一目で判読でき注目される大きさにします。

背景の黒に対して白や黄色などの明るい色を使い、はっきりとコントラストをつけます。

設置場所の高さや通行人に対する角度(人の流れに対して直角)も視認性を左右するので、最適な位置を探してください。

足を止めてもらったら、次は「入ってみようかな」と思ってもらう番です。

行動を促すキャッチコピーや特典、ベネフィットを示し、興味を引いて行動を起こしてもらいます。

この部分が、最もお客様の入店率を高めるところです。

書く内容は、たとえば次のようなものです。

• 対象とするお客様像に向けたキャッチコピー
• 今日、今、この時間帯に来店することでの特典
• 今ならスムーズにサービスを提供できる、というメリット

集客のコツ③で決めたベネフィットを、お客様の心に刺さる言葉でキャッチコピーやサブコピーに落とし込みましょう。

最後は、読んだお客様がすっと行動に移れるように整える書き方です。

情報を詰め込まず、シンプルな構成にする

情報が多すぎると、何が重要か分からず素通りされてしまいます。

看板で伝えるメッセージは1つか2つに絞りましょう。

文字やイラストで画面を埋めず、余白を十分にとると、重要な情報が際立ちます。

文章は短く簡潔に、キーワードで伝えるのが基本です。

店名・営業時間・定休日のような固定的な情報は、他の場所に表示できるなら、必ずしもボードに載せなくても構いません。

より詳しい情報を求める方のためには、QRコードやIDを載せておくのがおすすめです。

余白や丸・四角・線でグループ分けする

情報を囲み枠やラインで区切ると、立ち止まらず通り過ぎるお客様にも内容が整理されて伝わり、行動もスムーズになります。

POPで利用するようにマスキングテープをガイドにして枠を引くと、直線がきれいに書けて便利です。

基本の文字色は白、使う色は1〜4色に絞る

黒いボードに白い文字は、遠くからでも視認しやすい組み合わせです。

まずは白を基本色にしましょう。

色数が多いと情報がごちゃついて、本当に伝えたいことが伝わりにくくなります。

白をベースに、アクセントの暖色(黄・オレンジ・赤)を1〜2色加える程度にとどめると、まとまりのある見やすい仕上がりになります。

読みやすいフォントを選び、装飾は控えめに

ゴシック体のようにシンプルで線が均一な書体は、手書きもしやすくおすすめです。

お店の雰囲気に合わせて、サロンなどはおしゃれな手書き風フォントを選ぶのもよいでしょう。

ただし、デザイン性を重視しすぎて読みにくくならないよう注意してください。

使うフォントは2〜3種類までにして、文字の大きさ、太さ、色でメリハリをつけます。

限定情報で背中を押す

「本日限り」「限定100食」「3時までのサービス」といった限定情報は、お客様の背中を押す強い一言になります。

書き方の参考になる動画と記事もあります。あわせてご覧ください。

• 動画:店頭ブラックボードの書き方のコツ 5つのポイント

• 記事:【飲食店向け】ブラックボード手書き看板の書き方!集客できる4つのコツと見本デザイン

ブラックボードのデザインに、すべてのお店に共通する正解はありません。

効果を最大化するには、お店の業種とお客様像に合わせることが大切です。

まずは業種別に、アピールしたい内容とデザインのポイントを整理します。

図:業種別のアピールしたい内容とデザインのポイント

どの業種でも、「お客様が何を知りたいか」を最初に考えてから記載内容を絞ると、伝わりやすいブラックボードに仕上がります。

飲食店の集客では、看板メニューや季節限定メニューなど、特に伝えたい情報を明確にします。
食欲をそそる表現(シズル感)を意識して、いちばんおすすめしたい品を、いちばん目立つ場所に大きく配置するのが効果的です。

価格だけでなく、「自家製」や食材の産地といった情報を加えると、付加価値も高まります。

手書きならではの温かみと、情報としての読みやすさ。

この2つのバランスを考えたデザインが、お客様の心を引きつけます。

美容室の集客のコツは、お店のセンスを伝えることです。

店の雰囲気やブランドに合わせて、統一感のあるデザインを心がけましょう。

手書きイラストは雰囲気に合ったスタイリッシュなものを選び、フォントはエレガント・モダンな書体がおすすめです。

色は白黒を基調に、アクセントカラーで上品にまとめます。

載せる内容は、おすすめコースや施術例のほか、キャンペーン、空き状況、悩みの解決策などです。

そして何より大切なのが清潔さです。

埃や油汚れに注意して、お店のイメージを落とさないようにしましょう。

小売店では、セールやキャンペーンの情報を、目立つ色と大きな文字で書きます。

新商品やおすすめ、人気ランキングの紹介も有効です。

「数量限定」といったキャッチコピーは、お客様の購買行動を促します。

イベントや催事では、数あるブースの中から注目を集めることが最優先です。

イベント名や目玉商品を、大きな文字と強い色彩で表現しましょう。

案内図やタイムスケジュールの表示にも使えます。

どの業種でも、書き換えのタイミングを決めておくと、内容が古くなるのを防げます。

来店するたびに新しい情報が掲示されていることは、リピートしたくなる理由のひとつにもなります。

ブラックボードを初めて書く方向けに、集客を始める手順を3ステップで紹介します。

ブラックボードの仕上がりは、道具選びで大きく変わります。

まず、お店のスタイルに合わせて「チョーク用のブラックボード」にするか「マーカー用のブラックボード」にするかを決めましょう。

図:チョーク用のブラックボードとマーカー用のブラックボードの比較


手書きのナチュラルな風合いを出すならチョーク用、発色の良さと遠くからの読みやすさを重視するならマーカー用です。

いきなりボードに書き始めると、途中でスペースが足りなくなったり、伝えたいことがうまくまとまらなかったりしがちです。

まず別の紙にラフスケッチを描き、レイアウトと掲載する情報を整理してから本番に臨みましょう。

「ブラックボード作成プランシート」のような下書き用のシートがあれば、活用してください。

レイアウトの基本は「3分割」

横書きの場合、ボードを縦に3つのエリアに分けて考えると、文字サイズのメリハリも効いた、バランスの良いデザインを組みやすくなります。

図:3分割レイアウトのエリアと書く内容

下書きには、書いた結果も記録しておきましょう。

反応があったか、入店は増えたかをメモしながら改善を重ねることで、ブラックボードの作成レベルが上がり、売上を右肩上がりに導きます。

下書きを残しておけば、お店の別のスタッフが書き手になる参考になります。

せっかく書いても、次のような書き方では効果が薄れてしまいます。

  • 殴り書きはNG:
    字が得意でなくても、丁寧に書くだけでお客様の受け取り方は大きく変わります。丁寧さで入店客数が変わると言っても大げさではありません。
    お店の意気込みや姿勢は、不思議と伝わるものです。
  • 小さすぎる文字はNG:
    歩きながらでも読めるサイズを意識して、遠目で確認してから店頭に出しましょう。
  • 汚れ・消し残りはNG:
    店格を落としてしまいます。
    美容室、サロン、飲食店は、特に清潔感が重要です。
  • 情報の詰め込みはNG:
    情報が多いと、文字が多くて見にくくなり、かえって効果が弱まります。
    伝えたいことは2〜3点までにして、その他の情報はホームページ、SNS、Googleビジネスプロフィールなどに誘導しましょう。
    QRコードやIDも載せておくと便利です。
  • お店のコンセプトとかけ離れたデザインはNG:
    デザイン、カラー、フォント、口調がお店のコンセプトとずれていると、お店とのギャップが生まれ、誤解を招きます。
  • 古い情報の放置はNG:
    日付・曜日・価格が変わったのに更新されていないブラックボードは、お客様の信頼を損ねかねません。
    ブラックボードは書き換えの頻度が高くできるのが強みです。
    書き換えのタイミングを決めておきましょう。

ここまでお伝えしてきた内容をまとめます。

• ブラックボード集客は、「目的・対象客・提案」の3つで8割、書き方で残りの2割が決まる
• 書き方のコツは「立ち止まる・感じる・動く」の3つ
• 道具を選び、ラフスケッチで下書きをし、結果を記録して改善する

ブラックボードは、あくまでもサブの集客方法のひとつです。

決してメインの方法ではありませんが、ローコストで始められる実店舗向きのツールで、正しく使えばしっかりアシストしてくれます。

QRコードやIDを載せて、ホームページ、SNS、Googleビジネスプロフィールへ誘導すれば、さらに力を発揮します。

完璧でなくて構いません。

丁寧に書けば、お店の想いはちゃんとお客様に届きます。

まずは今日、1枚の紙に「誰に、どうしてほしいか」と、ラフスケッチを描いてみてください。

それが、お客様を増やす第一歩になります。

売上低迷から右肩上がりへ!店舗分析からPOP改善、売場作りまでを伴走する7週間実践マニュアル 〜10の実践シートと7週間の伴走マニュアル〜

売上低迷から右肩上がりへ!店舗分析からPOP改善、売場作りまでを伴走する7週間実践マニュアル 〜10の実践シートと7週間の伴走マニュアル〜

■第1章:なぜ、頑張っているのに売上が伸びないのか?
■ 第2章:売上が上がらない「本当の理由」
■ 第3章:震災・売上激減のどん底から這い上がった私の体験
■ 第4章:売上低迷から脱出する『売上アップ・アクションプランシート』
■ 第5章:私のやったこと(売上4年連続前年超え・2.4倍の実績)
■ 第6章:10のフレームワーク実践マニュアル&活用ガイド