パン屋さんの売れるPOPの書き方:アイデア満載の4パターンとコツ
このメッセージは
■POPで売上アップしたいが書き方がわからない
■値上げしても売れるPOPの書き方を知りたいという
地域密着の個人のパン屋さんに売れるPOP(ポップ)の書き方を紹介しています。
このメッセージのパン屋さんの売れるPOP(ポップ)の書き方のおすすめ4パターンとコツで売れるPOPを書けます。
なぜなら
販促コンサルとして店舗運営、販売促進の観点から考えた売れるPOP(ポップ)の書き方パターンだからです。
このメッセージのPOP(ポップ)の書き方パターンで売れるPOP(ポップ)が書けます。
さらにお店全体の売上アップも実現できます。
このメッセージは販促POP広告クリエイター西村が発信しています。
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3秒でお客様を創り出せ!
書いて伝える力でお客様を創り出す
創客マーケティング・アドバイザー 西村まさゆき
・販売士1級
・販売士養成登録講師
・ビジネスマネージャー
・販促POP広告クリエイター
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売上を上げたい!と思った時、手間も費用も掛けずに最大の効果があるのがPOPです。
誰でも簡単に作成して、その日から売上に反映させることができます。
こちらのメッセージで詳しく解説していますので、ご覧ください!
「売れるPOPでV字回復!即効!確実!費用0でお店の売上を上げる」
https://urupop.com/2023/06/14/pop-manual/
目次
パン屋さんの売れるPOPの書き方:アイデア満載の4パターン
パン屋さんの売れるPOPの書き方:アイデア満載のパターンはつぎの4つです。
- おすすめPOPでお客様にピッタリのニーズで買っていただく
- イベントPOPで季節のイベントを楽しんでもらう
- ランキングPOPで迷っているお客様の背中を押してあげる
- ラブレターPOPでパンの価値を高め、値上げしても喜んでいただく
そしてそのネライは
- ベースのパンを大切にしてリピーターになって何度でも召し上がっていただく
- 少ないアイテムでも飽きずに美味しく、楽しく、喜んで召し上がっていただく
- 新しいお客様にも、地域のお客様にもファンになっていただき美味しいパンを提供し続ける
ということです。
パン屋さんの売れるPOPの書き方:おすすめPOP
数十種類のパンの中に「おすすめPOP」があれば高い確率で買っていただけます。
- 季節を意識した
「今月のおすすめ」「春におすすめ」「爽やかパンのおすすめは」「しっかり朝食におすすめの」・・・ - ジャンル別に
「調理パンのおすすめベスト3」「餡のパンおすすめはこれ!」・・・ - 対象のお客様別に
「子供に人気の菓子パンBEST3」「ランチパンの人気BEST3」・・・ - お客様のニーズ別に
「ランチにおすすめ」「午後の紅茶におすすめ」「夏の朝食におすすめ」・・・ - スタッフのイチオシ
「スタッフ恵子のイチ推しパンは~」・・・
お客様によく知られているスタッフの方のPOPが信頼されます。
おすすめPOPはいつも同じにしないで季節、時間帯別の対象客、時間帯別の顧客ニーズに合わせてどんどん変えます。
お客様にピッタリのニーズで買っていただくのがおすすめPOPのポイント。
おすすめPOPでアイテム数が少なくとも飽きられることがありません。
ジャンル別に変化をつけたおすすめをすればニーズに応えて、さらに新しい気づきも出てきます。
売れ行きに応じた2次加工でおすすめすれば喜ばれてロスも減らせます。
パン屋さんの売れるPOP:イベントPOP
儲かるパン屋さんはベースとなるパンでお客様にリピートしていただき、イベントで変化をつけて販売数のアップを行います。
食パンやロールパン、クロワッサン、フランスパンといったベースとなるパンで地域のお客様のニーズをしっかり掴んでいれば安定した運営ができます。
パン屋さんの規模によって違いますがパンの種類は30種類~80種類と言われています。
地域のパン屋さんは「飽き」ということと常に向き合わなければなりません。
新製品で対処しようとすると原価率が高くなったり、ロスが多くなったりします。
同じパンをちょっとアレンジするだけでイベントに対応したアイテムが作れます。
季節にはいろんなイベントがあり楽しんでもらうことができます。
来店頻度アップ、購入点数アップに繋がります。
アンパン1種類でもちょっとトッピングやフィリング、デコレーションを変えるだけで楽しんでもらえます。
- 1月:鏡開き
⇒お餅入あんパン - 2月:節分、バレンタインデー
⇒鬼は外!豆あんパン、バレンタインあんパン - 3月:ひな祭り、ホワイトデー
⇒おひな様あんパン、感謝のホワイトデーあんパン、 - 4月:桜
⇒満開!桜あんパン - 5月:端午の節句、GW、母の日
⇒限定ゴールドあんパン!端午の節句あんパン、ママあんパン - 6月父の日、梅雨
⇒パパあんパン、カエルあんパン、てるてる坊主あんパン、メダカあんパン - 7月:七夕
⇒七夕あんパン、彦星・織姫ペアあんパン - 8月:夏休み、花火
⇒花火あんパン、海あんパン、山あんパン - 9月:新米
⇒秋といえば新米の季節!米粉あんパン - 10月:ハロウィン
⇒ハロウィンあんパン勢ぞろい! - 11月:秋の味覚
⇒さつまいも、栗ゴロゴロあんパン - 12月:Xmas
⇒ミニデコXmasあんパン
パン屋さんの売れるPOP:ランキングPOP
人気ランキングであれ、売れ筋ランクングであれランキングPOPはお客様の背中を押す力があります。
初めてのお客様が多いお店だったら「ウチのお店はこのパンがおすすめだよ」っていうランキングがない方が不親切ってもんです。
ランキング1位~3位であれば満足度は高いはずですから初めてのお客様でも躊躇なく安心して買います。
そしてお店のファンになっていただけたら最高です。
常連のお客様でもランキング1位~3位はこの店の看板と思ってくれているので買います。
「〇〇ベーカリーといえば〇〇」という評判になっていれば運営が楽です。
そして前述のおすすめパン、イベントパンをついでに買っていくというのが理想的です。
コンビニのパンの種類は60種類前後と言われています。
ワタシはお店に入ってどのパンを買おうかといつも迷います。
そんな時に助かるのがランキングPOP。
「まず間違いない!」って買ってしまいます。
ランキングPOPが無かったら、結局いつもの好きなパンを買って「またこれ」って感じです。
ちょっと外してもいいから、たまには変わったパンを食べたい。
そういうお客様の背中を押すには限定ランキングPOPが最適です。
ランキングPOPも使いようによってはお客様と商品の新しい出会いを作ります。
お店全体のランキングっていうのはほぼ一定でしょうがジャンル限定では知らないパンもあったりします。
- 種類が多めのロールパンやクロワッサンがあれば限定ランキングはやりやすいです
- 土曜日に種類を多めにした調理パン限定のランキングは子供のお昼に受けそうです
- 平日には菓子パンのランキングでメリハリを付けた販売ができます
- 「あんこのパンランキング」というのも面白いです
- 「発表!コルネのランキング」というのもイベント性があるやりやすい企画です
パン屋さんの売れるPOP:ラブレターPOP
ラブレターPOPって照れてません?
照れちゃいけません!
POPって思いを伝えるメッセージなんですから。
POPってお客様とコミュニケーションするツールなんですから。
- ラブレターPOPはパンの価値を高めます
- ラブレターPOPはパンを値上げしても喜んでいただけます
例を上げて解説します。
パンの価値を高めて売れるラブレターPOP
個人のパン屋さんやパンを作る方には思い入れのある方が多いように感じます。
お客様に喜んで欲しい、笑顔にしたい、楽しませたいっていう思いです。
そうでなければパン屋さんというなかなかに大変なお仕事はできません。
ワタシもパンを焼いていたから少しわかります。
冷凍されたパン生地を仕入れ、店内で成型、焼き上げを行うベイクオフ製法だったので「少し」わかります。
原材料を仕入れて、パン生地の製造、成型、焼き上げまですべてを行うオールスクラッチ製法だったらホントに大変。
朝の早い方もいらっしゃるでしょうし重い生地を作り、こねて整形するのもかなりきついお仕事です。
生地の発酵度合いには待ったなしで気を使いますし、夏は暑い!
それでもパンを焼くって思いがあるんだと思います。
- 素材のこだわりや調達の苦労
「小豆だけはどんなに値上がりしても美味しい北海道産を使います」 - 毎日4時から生地の仕込みにかかっていること
「朝4時の一番焼きのパンです。食べ頃は10時~12時です」 - パンを作りながら唱えている呪文
「毎日『美味しくな~れ』って言いながら作ってます」 - 新製品のパンの製造秘話
「子どもたちの~という冗談から生まれたパンです」 - パンの修行で苦労したこと
「このパンをマスターするのは大変でした。でも作り甲斐があったと思っています。」 - パンとお客様との素敵な出会いの思い出
「このパンは~さんのために作りました」
その思い、こだわり、秘話はラブレターPOPで伝えましょう。
パンそのものの価値に思い、こだわりと言った価値がプラスされます。
それが少しばかり心に響くものだったら、口コミやSNSで拡散します。
「へぇ~!」「そうなんだ!」「ホントに?」「マジっ?」
それが新しいお客様を呼びます。
値上げしても喜んでいただけるラブレターPOP
小麦粉、油脂類などの原料に電気代の値上げが重なり利益確保が厳しいお店があるかもしれません。
そういう時はパンの値上げもやむを得ません。
それでも同じ販売数を維持するには価値を高める、価値を付加するのがベストな方法です。
その時にはラブレターPOPが効果があります。
簡単な例を上げると次のようになります。
同じ作り方でも一言思いを伝えるメッセージをPOPに書くことで値上げに納得していただけます。
美味しいあんパンだと知ってほしい、食べてみて欲しいという思いのあるラブレターPOPです。
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あんパン 1個 150円
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「しっとり粒あん」たっぷりの
あんパン 1個 200円
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いかがです?値上げの悪い感触感じますか?
今までと同じものを単に値上げするのではなく作り方を変え思い切って価値を高め大きく値上げします。
美味しいと言って欲しいという思いがあるからやってみる試行錯誤です。
思いがあるから書けるラブレターPOPです。
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あんパン 1個 150円
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
北海道産小豆を朝5時から自家炊き!
美味しゅうなれ!あんパン 1個 250円
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値上げの嫌なイメージより美味しさへの期待が感じませんか?
パン屋さんの売れるPOPの書き方のコツ
パン屋さんの売れるPOPの書き方のコツは美味しさや手作り感が伝わるように書きます。
その3つのポイントは
- 基本は手書きで書く
- 「今のお客様」に合ったPOPを書く
- キャッチコピーに迷ったら「お客様言葉」を使う
です。
基本は手書きで書く
書き方のコツは
- ふっくらと懐広く大きく書くとふっくらしたパンのイメージにピッタリ
- 右肩上がりにしないでまっすぐに書くと落ち着いた柔らかさが出ます
- はねずに丁寧に書くと字端のとんがりや先細りがなくなり柔らかさが出ます
- 字を詰めて塊にして書くと間延びしないでころっとした感じになります
手書きPOPは何よりパンのイメージにピッタリです。
でも
どうしても自信がないという方はパソコンPOPという手もあります。
パソコンPOPであればその時はフォント選びがポイントです。
美味しさ、手作り感、ふっくら感、思いが伝わるフォントを選んでください。
上の例を見てください。
チャッチコピーと品名のフォントを変えたものです。
パソコンにもとから入っているフォントで特別なフォントではありません。
同じ「チーズ・フランス」のPOPでもフォントの違いで、イメージがぜんぜん違うでしょ!
- Aは[HGS創英角ゴシックUB]というフォントです。
力強いですがそっけない冷たい感じがして思いが感じられません。 - Bは[HG丸ゴシックM-PRO]というフォントです。
丸みがあっていいですが冷凍生地のパンを焼いてる感じがします。 - Cは[CRPC&G半古印]というフォントです。
やや手書きに近い感じです。
手作りパンという感じがしてきます。 - DはCと同じフォントですが一字一字大きさを変えて文字間を詰めたものです。
手書きPOPの書き方をパソコンPOPに取り入れたものです。
Cよりさらに手書きに近くなって来ました。
パソコンPOPでもここまでできます。
手書きっぽいフォントがあればいいですが無くてもパソコンに入っている色々なフォントを試してみてください。
「今のお客様」に合ったPOPを書く
POPは「今のお客様」に合ったものを書きます。
ライブ感のあるPOPは伝わる力が違います。
書いたPOPはラミネートして置いておくと油脂や汚れが付きません。
何よりいつでも使えて販売タイミングを逃しません。
例えば
年間でも春夏秋冬で売れるものが違います。
新学期の始めなど朝食でパンを意識する時期があります。
1日でも午前はランチぱん、調理パン、午後は菓子パン、夕方はロールパン、食パンなど売れるものが違います。
全部お客様のニーズ、気持ちが違います。
今のお客様に合ったPOPを書いて(書いておいて)アピールします。
キャッチコピーに迷ったら「お客様言葉」を使う
キャッチコピーがなかなか書けないという方は「お客様言葉」を使うといいです。
店内にはお客様の言葉がいっぱいあります。
お客様の言葉をそのままキャッチコピーにすると「受けるポイント」を「説得力ある言葉」で表現できます。
例えば
- 「これ甘いの?」
⇒疑問に応える⇒「このパンとてもサッパリした甘さです!」 - 「そんなに甘くないから美味しかったよ」
⇒パクリ⇒「そんなに甘くないから美味しい!」 - 「わ~っ、キレイ!」
⇒感動いただき⇒「わ~っ、キレイ!」って8割の方が言います! - 「サックサクだったよ」
⇒表現を使う⇒「サックサク!クロワッサン」 - 「このチーズちょっと違う!」
⇒ネタバラシ⇒「このチーズちょっと違います!~使ってます。」
店内でお客様の言葉を聞こうとするとお客様への関心が高まって必ず売上が上がります。
次のようにいいことばかりです。
- 売上アップのヒントがつかめます
- やったことの結果の確認でもっといい方法が見つかります
- お客様目線が保てます
■売れるPOPの作り方マニュアル
売れるPOP作りで儲かる いいお店と輝くスタッフとお客様の笑顔を創り出すことができます。
販促POP広告クリエイターが長年の仮説・実行・検証でつかんだノウハウのマニュアル化。
ダウンロードはこちらから
「売れるPOPの作り方マニュアル」
⇒https://note.com/urupoplabo/n/n9b51ca50b5a8
■売上を上げるための考え方、行動、方法[小規模小売店向け]
小売店を運営しているなかで売上を伸ばすための施策が成果に結びつかないというお店がいらっしゃいます。そして何からどのように手をつければ良いか迷っているという小売店もあるようです。
私の体験が参考になるかもしれません。
「売上を上げるための考え方、行動、方法[小規模小売店向け]」
⇒https://note.com/urupoplabo/n/ne75e3d843414
■お客様を創る、売れる、儲かる!「個人店・中小店のチラシ作成マニュアル」
チラシもPOPと同じ文字情報メディアだからPOPと同じように「コツ」があります。
マニュアルに沿ってチラシを作成すると大型店との競合を避けながらお客様を増やし、売上アップして儲けることができます。
ダウンロードはこちらから
「お客様を創る、売れる、儲かる!個人店・中小店のチラシ作成マニュアル」
⇒https://urupop.com/content/
まとめ:パン屋さんの売れるPOPの書き方
パン屋さんの売れるPOPの書き方:アイデア満載の4パターン
- おすすめPOPでお客様にピッタリのニーズで買っていただく
- イベントPOPで季節のイベントを楽しんでもらう
- ランキングPOPで迷っているお客様の背中を押してあげる
- ラブレターPOPでパンの価値を高め、値上げしても喜んでいただく
そのネライは
- ベースのパンを大切にしてリピーターになって何度でも召し上がっていただく
- 少ないアイテムでも飽きずに美味しく、楽しく、喜んで召し上がっていただく
- 新しいお客様にも、地域のお客様にもファンになっていただき美味しいパンを提供し続ける
パン屋さんの売れるPOPの書き方のコツ
- 基本は手書きで書く
- 「今のお客様」に合ったPOPを書く
- キャッチコピーに迷ったら「お客様言葉」を使う