バカ売れ!価値を高めて売るスーパーのPOPテンプレートMD監修
スーパーの売上を上げたい、でもこれ以上何をどう改善すればいいのかわからない。
そんな販促担当者の悩みに応えるのが「バカ売れ!高付加価値POP」です。
商品そのものの特徴や価格ではなく「その商品を使ったときに得られる価値やベネフィット」を伝えることで、お客様の購買意欲を高め、売場の数字を確実に変えます。
目次
バカ売れ!高付加価値POPとは?今スーパー販促で注目される理由
従来のPOPは商品名や価格を伝えることが中心でした。
ところが
スーパーは同業界だけではなく、ドラッグストア、スーパーセンターといった他業態との競合も激しくなっています。
価格訴求のPOPではもう売上が伸びないことがわかってきました。
かといって
「この商品、おいしいですよ!」「お買い得!」「店長のおすすめ」
そんなPOPを目にすることは多いですが、そのような陳腐な言葉ではお客様は買いません。
今、注目されているのが「バカ売れ!高付加価値POP」。
「価格」から「価値」へ変わる売り方
バカ売れ!高付加価値POPとは「価格やコスパ」ではなく「価値やベネフィット」を伝えるメッセージです。
たとえば、
「この鍋つゆでキムチ鍋の本当の美味しさがわかりました!」など、使った時のベネフィットを言葉にすることで、お客様の購買意欲を高める効果が期待できます。
また
冷凍野菜のPOPに「朝の5分で1品!みんなのお弁当に・・・助かる!」と書くだけで、
「私の朝に役立ちそう」という具体的な生活シーンが湧き、購買行動につながります。
バカ売れ高付加価値POPが購買行動に与える心理的効果
人は心に欲求を感じたときに、初めて行動を起こします。
商品の機能や特徴、価格、スペックではなく
- 「使ってどうなるか?」というストーリーに共感する
- 「そういう価値があったのか!」という新たな発見に驚く
- 「そんな思いや秘話があるんだ!」という心の動きにワクワクする
- 「それなら確かだ」という安心感や信頼感に心が穏やかになる
そういう心の動きが潜在的な欲求を呼び起こし、購買行動へとつながります。
バカ売れ!高付加価値POPはそういう心理段階から購買行動のきっかけとなる重要な販促手段です。
実際、スーパーマーケットの現場ではこの「バカ売れ!高付加価値POP」によって
- おすすめだけど高単価な商品の売上が急上昇
- バカ売れPOP周辺の商品までもが好調に推移
- 売場全体の商品の動きが活発化
- お客様とのコミュニケーションが増えた
などの成果が報告されています。
スーパーで使えるバカ売れ!高付加価値POPの考え方と作成ポイント
バカ売れ!高付加価値POPが何となくいいことはわかる。
けれど
どのようにバカ売れ!高付加価値POPを作ればいいのか、イマイチわからないというのが本音ではないでしょうか。
全く心配いりません。
バカ売れ!高付加価値POPの考え方や作成ポイントを掴んでしまえば簡単に作ることができます。
「誰に・何を・どう伝えるか」のシナリオが重要
バカ売れ!高付加価値POPで伝えるべきは商品情報ではありません。
商品情報は商品にも、パッケージにも、メディアにも溢れています。
お客様がバカ売れ!高付加価値POPに求めるのは次の3点
- 私にとって
- どのようによいことがあるのか
- わかりやすく知りたい
なので
バカ売れ!高付加価値POPを作るときには「誰に・何を・どう伝えるか」のシナリオがとても重要なのです。
- 「誰に」・・・この商品はどのようなお客様に喜ばれるか?
- 「何を」・・・そのお客様にとって何が善いのか?価値があるのか?
- 「どう伝えるか」・・・そのお客様に伝える言葉や方法は何が最も適切か?
たとえば
- 「誰に」
毎朝、家族4人分のお弁当を作っている共働きのお母さん - 「何を」
忙しくて自身の朝食もままならないので簡単便利時短、それでも美味しくヘルシーなお弁当メニューはきっと喜ばれる - 「どう伝えるか」
「朝の5分で1品!みんなのお弁当に」というベネフィットが伝わるキャッチコピー、バラエテイで美味しそうなメニュー写真、「大切な自分の朝食もしっかり食べて!」という共感サブコピー
どうです?
バカ売れ!高付加価値POPのシナリオや要素を列記しただけでも、お客様に喜ばれそうな気がしませんか?
避けたい陳腐表現と、伝わる言葉選び
「おすすめ!」「今が旬!」などの陳腐な言葉はお客様の心には刺さらず、説得力に欠けます。
そこで大切なのがお客様の生活シーン、使用シーンに入り込む親身な表現がポイントです。
✕ 陳腐な表現・・・「美味しい!お買い得!簡単便利!」
〇 バカ売れPOP・・・・「パートの坂本さんが娘さんに20年送っているおすすめの鍋味噌」
〇 バカ売れPOP・・・・「旬の野菜は神様からの熱中症予防の贈り物!」
バカ売れ!高付加価値POPを作る人がまるで、お客様自身かのような親身さを感じませんか?
売場ですぐ使える!現場視点のバカ売れ!高付加価値POPテンプレート紹介
このメッセージで紹介するバカ売れ!高付加価値POPテンプレートは、MD(マーチャンダイザー)による監修付きです。
5つの適切を考えたMDアドバイスを解説しています。
5つの適切とは次のようになります。
- 適切な商品 (Right Merchandise):お客様のニーズに合った商品を提供する
- 適切な数量 (Right Quantity):お客様に必要な適切な数量を供給する
- 適切な価格 (Right Price):お客様が納得する価格設定を行う
- 適切な時期 (Right Time):お客様の購買意欲が高まる時期を見極めて販売する
- 適切な場所 (Right Place):お客様がアクセスしやすい場所で販売する
また
販促企画、価格設定、販売方法、販売促進、商品構成、レイアウト、仕入、品作り、陳列、などについても解説しています。
バカ売れ!高付加価値POPシナリオとして次のものを付記しています。
- 誰に(対象のお客様)
- 何を(商品の価値やベネフィット)
- どのように伝え(働きかけの方法、販促のポイント)
バカ売れ!高付加価値POP例を利用する際には次のことも合わせて考えていただくと効果的です。
- いくつ(目標値)
- どうして欲しい(提案に対して期待するお客様の反応)
- 時、タイミング(お客様のご満足の時、働きかけのタイミング)
- 場、展開ステージ(お客様がご満足する場、働きかけの場所)
バカ売れ!高付加価値POP例は以下のように分類しています。
- 青果部門
- 加工食品、菓子部門
- イベント企画
- シーズン商品
- メニュー別
売場ですぐに使えるバカ売れ!高付加価値POPテンプレートのダウンロード案内
「毎回POPをゼロから考えるのが大変…」
「担当替えでPOP経験が浅い」
「部下に指示を出したいけど、いい例が見つからない」
そんな販促担当者のために、スーパーですぐ使える!バカ売れ!高付加価値POPテンプレートをご用意しました。
リンク先のNote記事からダウンロードできます。
- テンプレートはすべてパワーポイント形式で提供しています
- そのまま印刷しても使えるレイアウト付きです
- コピーの内容や画像も変更して使えます
- MDアドバイス付きなので、POP作成のスキル向上、販売企画力・販売力アップにもつながります
❏売場ですぐに使えるバカ売れ!高付加価値POPテンプレート
▪【青果部門】
「きゅうり」の高付加価値POPテンプレート
「枝豆」の高付加価値POPテンプレート
「トマト」の高付加価値POPテンプレート
「白菜」の高付加価値POPテンプレート
「秋冬野菜」高付加価値POPテンプレート
▪【加工食品、菓子部門】
【シーズン商品】
「新米」の高付加価値POPテンプレート
「梅干し」の高付加価値POPテンプレート
▪【イベント企画】
「ひな祭り」の高付加価値POPテンプレート
「半夏生」の高付加価値POPテンプレート
「七草粥」の高付加価値POPテンプレート
「ホワイトデー」の高付加価値POPテンプレート
「節分」の高付加価値POPテンプレート
「鏡開き」の高付加価値POPテンプレート
「年越しそば」の高付加価値POPテンプレート
「おせち」の高付加価値POPテンプレート
▪【メニュー別】
「おでん」の高付加価値POPテンプレート
「鍋」の高付加価値POPテンプレート
「ポトフ」の高付加価値POPテンプレート
まとめ|スーパーでバカ売れ!売場視点のバカ売れPOP例MDアドバイス付き
- バカ売れ!高付加価値POPとは「価格やコスパ」ではなく「価値やベネフィット」を伝えることで、お客様の購買意欲を高め、売場の数字を確実に変えます。
- 価格訴求のPOPではもう売上が伸びない、陳腐な言葉のPOPではお客様は買いません。
今、注目されているのが「バカ売れPOP」。 - 「商品の機能や特徴」ではなく「価値やベネフィット」を伝えることで売れるように売り方が変わってきています
- 人は心に欲求を感じたときに、初めて行動を起こします。
バカ売れPOPはそういう心理段階から購買行動のきっかけとなる重要な販促手段です。 - スーパーで使えるバカ売れPOPの考え方と作成ポイントは「誰に・何を・どう伝えるか」のシナリオがとても重要なのです。
- 陳腐な言葉ではなく大切なのはお客様の生活シーン、使用シーンに入り込む親身な表現がポイントです。
- 売場ですぐ使える!現場視点のバカ売れPOPテンプレートを活用することで、POP作成のスキル向上、販売企画力・販売力アップにもつながります。
売れるPOP作成に役立つコンテンツを掲載しています。
コンテンツページをご確認ください。