ポスターをデザインするコツはたった4つのステップを押さえるだけ

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中小の個店、地域密着店ではチラシやホームページよりも店頭ブラックボードやポスターが有効です。
コストも掛からず成果も期待で柔軟性があります。

 

ところが

ポスターのデザインに何から始めていいかわからないという方が多いようです。
ポスターづくりはそんなに難しいことではありません。
チラシは読んで伝えるメディアですがポスターは見て伝えるメディアです。
その部分がちょっと違うだけです。

 

たった4つのステップさえわかれば誰でもできます。
この記事では注目されるポスターを仕上げるための手順をわかりやすく解説しています。

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ステップ1 目的を確認する

目的を確認するとは

  • 「誰に」
  • 「何を」
  • 「どうして欲しいか」

ということを確認するということです。

 

「誰に」ということはターゲットであり
「何を」ということは提供するモノやコトです。
「どうして欲しいか」ということはお客様の行動を表します。

 

それらを確認することで

  • ポスターの色合いや書体、レイアウトがほぼ決まってきます
  • ポスターを制作する時にテーマを忘れないようにすることができます
  • 確認することで必要な情報が漏れないようにすることができます
  • 魅力的で注目される効果的なポスターを仕上げることができます

 

例を挙げてみます。

Jpeg

 

金沢市の観光ポスター

年間258万人な入場する21世紀美術館のポスターです

金沢市の美術館以外の施設に貼ってあったものです。

目的は観光客に対しての金沢市の観光施設、21世紀美術館のイメージアップと入場です。

紺色の空に小さめの短い白文字で「アートふる」、星降るが如くにアートがいっぱい豊かなアート、文化をイメージさせます。

 

 

山中漆器のポスター

店舗前通行客、入店客に対して山中漆器の価値を訴求して販売に結びつけるものです。

漆器を好むご年配の方向けに茶色や赤茶の落ち着いた色合いが主になります。

 

dav

 

石川県珠洲市の観光誘客ポスターです。

全国の観光客に対して珠洲市のお祭りをアピールして誘客を図ろうとするものです。

まつりの躍動感が「珠洲まつり」のキャッチコピーに表れています。

書体は力強いゴシック体がメインで珠洲市、日本遺産認定などの権威のあるものは高級感のある明朝体を使っています。

 

 

 

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ステップ2 顧客価値を確認する

顧客価値を確認するとはお客様の目線でポスターの伝えたいことを確認することです。

このポスターで伝えることによって

お客様はどのような便益を得られるのか?どのような不安があるか?を確認します。

どのような便益を得られるのか?

できる限り多く書き出してみましょう。

その中で最もお客様にとって魅力的なことを3つ選びます。

この3つがポスターを見て魅力を感じることです。

これをポスターでアピールすればお客様は乗ってきます。

お客様にはこのポスターでどのような不安があるか?

できる限り多く書き出してみましょう。

その中で最もお客様にとって不安なことを3つ選びます。

この3つがポスターを見て不安に感じることです。

これをポスターでカバーすれば不安解消します。

ステップ3 内容をリストアップする

ステップ2で顧客価値を確認しました。

その時点でもうポスターはできたようなものですが,ここからは実際のデザインになります。

ポスターづくりの内容を書き出し確認するのが「ステップ3 内容をリストアップ」です。

ポスターの内容とは

  • 画像
  • キャッチコピー
  • セールスコピー
  • 基本情報

の4つです。

ポスターはこの4つの項目で表現し伝えます。

 

この4項目の役割とは

  • 画像・・・・・・・・・お客様の注目を集めイメージを作る
  • キャッチコピー・・・・お客様に関心を持たせ便益を感じていただく
  • セールスコピー・・・・お客様に行動を促し不安を解消する
  • 基本情報・・・・・・・お客様がスムーズに行動するための情報提供

 

この4項目はステップ2の顧客価値に次のように対応します。

  • 画像・・・・・・・・・得られる便益・・・・お客様の注目を集めイメージを作る
  • キャッチコピー・・・・得られる便益・・・・お客様に関心を持たせ便益を感じていただく
  • セールスコピー・・・・感じる不安・・・・・お客様に行動を促し不安を解消する
  • 基本情報・・・・・・・感じる不安・・・・・お客様がスムーズに行動するための情報提供

ステップ4 レイアウトする

ポスターを魅力的で注目される効果的なものに仕上げるのはレイアウトです。

ポスターに求められるのは

  • 注目:一瞬でお客様の目を引きポスターの前に立ち止まらせる
  • 誘導:情報を順に手短に読ませる
  • 喚起:製作者の意図を伝えて動機を喚起させる

です。

注目させるためのポイント

一瞬でお客様の目を引きポスターの前に立ち止まらせるのはインパクトを与えることです。

そのインパクトは

  • 画像
  • キャッチコピー
  • 色彩

で与えることができます。

画像でインパクトを与える

画像自体にインパクトがある

dav

 

画像自体にインパクトがある画像を使います。
遠景から撮った画像よりも接写したほうがインパクトは出やすいです。
色彩にも繋がりますが色やカタチの対比が強ければインパクトが出やすくなります。

高品質の画像を使う

ポスターは大きなサイズが多いので解像度の高い画像がインパクトの強さに繋がります。

キャッチコピーでインパクトを与える

お客様の心に突き刺さる

Jpeg

 

キャッチコピーの言葉はもちろんです。
お客様の心に突き刺さる言葉が必要です。

ステップ2 顧客価値を確認するで確認しました。
このポスターでお客様はどのような便益を得られるのか?をリストアップしました。
その中で最もお客様にとって魅力的なことを3つ選びました。

この3つの中からお客様の心に突き刺さる言葉を選びます。

文字のメリハリ度を強くする

dav

 

キャッチコピーは大きく太く力強くハッキリした目立つ色で書きます。
ポスターで一番小さな文字と一番大きな文字の対比を大きくすればインパクトが出ます。
20倍よりも50倍というように倍率を大きくすると目立ちます。

色彩でインパクトを与える

色相の対比を強くする

招き猫のポスター

補色の関係にある色は目立ちインパクトが出ます。
例えば黒と黄色、緑と赤の対比はインパクトが出ます。

明暗の対比を強くする

dav

 

濃いグレーと淡いグレーよりも黒と白の方がインパクトが出ます。

彩度の対比を強くする

黒っぽい赤とワイン色の赤よりも白に近い赤と日の丸の赤の方が目立ちインパクトが出ます。

誘導させるためのポイント

メリハリを付けて視線を誘導する

dav

 

ポスターで誘導するとは視線を誘導することです。

まずインパクトのある画像やキャッチコピーでお客様の注目を引き

キャッチコピーからセールスコピーへと見てもらい関心と便益を感じてもらい

基本情報で行動をスムーズに起こしていただきます。

 

視線の流れは

画像⇒キャッチコピー⇒セールスコピー⇒基本情報

となります。

そのためには次のようにしてメリハリを付けます。

強い≫画像>キャッチコピー>セールスコピー>基本情報≫弱い

その強弱はスペースの大きさ、文字の大きさ、文字の太さ、色彩でインパクトをつけます。

ポスターのレイアウト 縦長と横長、縦書きと横書き

ポスターには縦長と横長があります。

ポスターには縦書きと横書きがあります。

ポスターには縦長の縦書きが多いと思います。

それはポスターはチラシのように読んで伝えるメディアではなく見て伝えるメディアだからです。
ポスターは文字情報が少ないので縦長、縦書きの方が見やすいからです。
文字情報が多いポスター縦長・横書き横長・横書きの方が読みやすくなります。

縦書きと横書きの視線の動きを意識する

縦書きの視線の動きはN字型

縦書きの場合には視線の動きはN字型で移動します。

視線は

全体⇒右上⇒右下⇒左上⇒左下

を繰り返して左に移動します。

ポイントは中央または右上にキャッチコピーを持ってくるとスムーズに全体を見ていただけます。

左上に目を引くアイキャッチやキャッチコピーを持っていくと

全体⇒左上⇒左下となり

右側を見なくなります。

 

横書きの視線の動きはZ字型

招き猫のポスター

縦書きの場合には視線の動きはZ字型で移動します。

視線は

全体⇒左上⇒右上⇒左下⇒右下

を繰り返して下へ移動します。

ポイントは中央または上にキャッチコピーを持ってくるとスムーズに全体を見ていただけます。

右上や左下に目を引くアイキャッチやキャッチコピーを持っていくと

全体⇒右上⇒左下⇒右下や全体⇒左下⇒右下となり左上や上部を見なくなります。

 

喚起させるためのポイント

ポスターは読まないで見てわかるメディアです。

一瞬でお客様の目を引き

キャッチコピーやセールスコピーを見て

決意していただくもの、行動を起こしてもらう

ものです。

 

何よりパッと見てわかるのが一番です。

そのためには分かりやすく、ストレスフリーであること。

 

グリッド線の枠線に揃える、軸を中心に対称にレイアウトする

グリッド線からはみ出た文字、グリッド線に揃わない文字は余分な刺激になります。

ポスターには軸線を設定すると体でいうところの背骨ができます。
その軸線を中心にして対称にすると安定感が出て余分な刺激にはなりません。

安定感とインパクトは別の要素で競合することはありません。

 

書体・文字サイズはキャッチコピーも含め3種類までにする

dav

 

書体・文字サイズが4種以上になるとゴチャゴチャしたポスターになり見にくくなります。
ゴチャゴチャしたポスターからは伝えたいことが見えず伝わりません。

文字はゴシック体と明朝体がメインです。
ゴシック体は力強く、堅実、男性的、動的といったイメージに繋がります。
明朝体は上品で、高級感があり、女性的、静的といったイメージに繋がります。

後は特殊な書体でインパクトを出します

 

短い言葉にする

Jpeg

 

長い文章でも一文一文は短い文章にします。
一文は40文字以下にすると回りくどい文になりません。

 

文章はまとめて塊にしてしまう

いくつかの文章がある場合にはそれぞれを塊にして優先順位をつけます。
どの文章まで読めばいいかが一瞬でわかるようにします。
3つの塊の文章を全部読むと思わせるか、順に読み進めて行けばいいと思わせるか。
印象が全く違います。

 

十分な余白をとる

dav

 

ぎっしり情報の詰まったポスターなんて見たくもありません。
もともと文字情報の少ないポスターです。
極端にいえば画像とキャッチコピーで伝わるのが一番です。

パッと見てわかるためには間、十分な余白が必要です。
余白は情報、テーマを目立たせるのです。

 

まとめで手順をもう一度説明します。

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まとめ:ポスターをデザインするコツ

ステップ1 目的を確認する

「誰に」「何を」「どうして欲しいか」という目的を確認する。

目的を確認するとポスターの色合いや書体、レイアウトがほぼ決まってきまる。

ステップ2 顧客価値を確認する

お客様はどのような便益を得られるのか?どのような不安があるか?を確認します。

それによって

お客様にとって魅力的なことを3つ選び
画像イメージやキャッチコピーの言葉を確認する。

お客様にとって不安なことを3つ選び
セールスコピーで魅力の強化を図り基本情報で不安解消を図る。

ステップ3 内容をリストアップする

ポスター内容の「画像」「キャッチコピー」「セールスコピー」「基本情報」をリストアップ。

この4項目はに次のように対応します。

  • 画像・・・・・・・・・得られる便益・・・・お客様の注目を集めイメージを作る
  • キャッチコピー・・・・得られる便益・・・・お客様に関心を持たせ便益を感じていただく
  • セールスコピー・・・・感じる不安・・・・・お客様に行動を促し不安を解消する
  • 基本情報・・・・・・・感じる不安・・・・・お客様がスムーズに行動するための情報提供

得られる便益、感じる不安をステップ2の顧客価値から導きます。

ステップ4 レイアウトする

注目:一瞬でお客様の目を引きポスターの前に立ち止まらせる

インパクトのある画像、色彩を配置する。

軸線に沿って心に刺さるキャッチコピーをメリハリ最強にして配置する。

誘導:情報を順に手短に見せる

縦長・縦書きポスターではN型視線移動で

画像⇒キャッチコピー⇒セールスコピー⇒基本情報となるようにメリハリつけて配置する。

喚起:製作者の意図を伝えて動機を喚起させる

ポスターは読まないでパッと見てわかるメディアです。

分かりやすくするために

  • グリッド線の枠線に揃える、軸を中心に対称にレイアウトする
  • 書体・文字サイズはキャッチコピーも含め3種類までにする
  • 一文は40文字以下の短い文にする
  • 文章はまとめて塊にしてしまう
  • 十分な余白をとる

最後に色々なポスターを見るととても参考になります。

たくさんのポスターを見ていくとコツがどんどん分かってきます。

いいお店を作れますように!

 

 

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