小売店は値上げのお知らせPOPより価値上げPOPを書くとお客様に喜ばれる
このメッセージでは原材料費が高騰する中で
値上げの伝え方で悩む小売店に
価値上げPOPを書くことをアドバイスしています。
価値上げPOPを書くことで商品の価格を上げても
お客様に喜ばれ、売上を伸ばし利益率を高めることができます。
なぜなら、この値上げを機会に
商品の提供価値を見直し
お客様のニーズを見直し
POPで価値を高めるからです。
メッセージを確認していただくと
値上げのお知らせPOPを書くよりも
価値上げPOPを書くことが重要と考え
お店の販売方針を変えることができます。
このメッセージは
商品の値上げに際して売上、利益の減少を不安に思う小売店
に向けて
売上40%ダウンの2年後から
4年連続売上更新し2.43倍に売上を伸ばした
POP広告クリエイターの西村が発信しています。
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3秒でお客様を創り出せ!
書いて伝える力でご利益を創り出す
ご利益創りマーケティング・アドバイザー西村まさゆき
・販売士一級
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■売上を上げたい!と思った時、手間も費用も掛けずに最大の効果があるのがPOPです。
誰でも簡単に作成して、その日から売上に反映させることができます。
こちらのメッセージで詳しく解説していますので、ご覧ください!
「売れるPOPでV字回復!即効!確実!費用0でお店の売上を上げる」
目次
値上げのお知らせPOPより価値上げPOPを書いて喜ばれる
原材料費が高騰してメーカーから
値上げの案内が来ています。
今年、食品スーパーでは数千点以上が
値上げになっているといいます。
値上げのお知らせPOPはお客様に喜ばれない
小売店が値上げのお知らせPOPを書いても
お客様からは喜ばれません。
なぜなら
お客様が既に知っていることは
POPにしても無意味な情報だからです。
多くの商品が値上げになることは
もうお客様は承知しています。
そのようなマイナス情報は
もう聞き飽きています。
値上げのお知らせPOPは
お店の工夫のなさを示すだけでしかありません。
値上げのお知らせPOPは売上利益を下げる
値上げのお知らせPOPは売上や利益を下げます。
お客様が一時的な買い控えをするからです。
たとえ
値上げしても以前より利益率が
低くなることはあっても高くなることはありません。
値上げのお知らせPOPはお客様に値上げを
再確認し販売数、利益率を下げる働きをします。
上の例の値上げのお知らせPOPはいかがでしょう?
買う気を失わせませんか?
お店も原価アップに対応してコストダウンもして
苦しいと思うのに何だかシラ~ッとしませんか?
ワタシが提案する
「価値上げPOP」は売上や利益を上げます。
値上げ以上に商品の価値を高める「価値上げPOP」によって
販売数、利益率を上げることができます。
値上げ以上にお客様の需要を高める「価値上げPOP」によって
販売数、利益率を上げることができます。
価値上げPOPでお客様に喜ばれる
「価値上げPOP」は同じ商品の
値上げ以上に商品の提供価値を高めるので
お客様は値上げを何とも思わないばかりか
喜んでくださいます。
なので「価値上げPOP」を書くことで
販売数、利益率を上げることができます。
また
「価値上げPOP」はお客様の受取価値(顧客価値)を高めるので
買うつもりがなかったのに
喜んでお買い上げしていただけます。
さらに
同じ商品の提供価値を高め、受取価値(顧客価値)を高めるので
お客様のニーズを的確につかむのでファン作りにつながります。
なので「価値上げPOP」はリピーターのお客様を増やします。
下の「価値上げPOP」の例はいかがでしょう?
昨年より値上げになっているのに
商品の価値がグッと上がって買いたくなりませんか?
そして
「価値上げPOP」を読んで買ってみたくなりませんか?
価値上げPOPはお店の体質を変える
価値上げPOPはお店の体質を変えます。
今までは
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EUとの経済連携協定(EPA)により
ヨーロッパ産ワインがお手頃な価格に!
ヨーロッパ産ワイン
1本 400円、3本 1000円
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というPOPで
いかにたくさんの本数を得るかを考えていました。
価値上げPOPでは
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いよいよ底引き網漁 解禁!
美味しい魚がたくさん出回ります。
そこでおすすめしたいのが地場産ワイン
地場のワイナリーは地元食材を美味しくいただくワイン作りをしています!
少々お高いですが 日本海の美味しい魚には地場産ワインがピッタリ!
マスカットベリーA(ロゼ)
720ml 1,561円
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地場産ワインで日本海の美味しい魚を
さらに美味しく味わってくださいね!
となります。
価値上げPOPは
量販型のお店から付加価値型のお店へと
変わることなのです。
また
価値上げPOPは
高単価のものが売れますし
荒利益率の高いものが売れます。
なので
価値上げPOPで粗利MIXを変えることができ
お店全体の荒利益率を高めることができます。
そして
価値上げPOPを作るためには
お店がお客様志向へ変わることになります。
お客様志向でなければ
お客様に合った提供価値はどれなのかわからないからです。
また
お客様の受取価値(顧客価値)を高めることができないからです。
価値上げPOPはお店をお客様志向に変えます。
以下では価値上げPOPの作り方について解説します。
価値上げPOPの作り方
たくさんの商品が値上げとなりました。
価格とは一体何でしょうか?
価格とはお客様の受取価値(顧客価値)に対する商品の提供価値です。
お客様が美味しいコーラを飲みたいというのが受取価値(顧客価値)
コーラを飲むと爽やかで美味しいというのが商品の提供価値です。
お客様が美味しいコーラのために100円出してもいいと思い
お店にあるコーラが100円であれば価格は100円です。
ところが
お客様が100円で買ったコーラが
100円程に美味しくなければ
100円は高い価格ということになります。
お客様が100円で買ってもいいと思っているコーラが
80円で売っていて美味しければ
80円は安い価格ということになります。
価格というのは
お客様の受取価値(顧客価値)と商品の提供価値の
バランスで高くもなり安くもなるのです。
価値上げPOPとは
先のワインのPOPを見比べてみてください。
同じワインですが
そのワインの提供する価値は違うと感じませんか?
またそのワインを買いたいと思うお客様の
受取価値(顧客価値)は違うと感じませんか?
価値上げPOPによって値上げとは無関係に
商品の提供価値やお客様の受取価値(顧客価値)を
変えることができるのです。
ではどのようにして
商品の提供価値やお客様の受取価値(顧客価値)を
変えればいいのでしょう。
商品の提供価値を高める商品の見直し
商品の提供価値を高めるには
提供価値はホントにそれだけか?
疑ってみてください。
そして
商品の提供価値の棚卸を行なってください。
徹底して商品の提供価値を調べるのです。
その中からお店の対象とするお客様が価値があると
認めてくれるものを訴求します。
先に挙げたヨーロッパ産ワインと地場産ワインの例では
ワインはグローバルワインからローカルワインへという流れがあります。
日本ワインが今、世界で評価を高めています。
日本の小さなワイナリーは
地産地消の食材に合わせたワインづくりで
地域に販売しようとしています。
商品の提供価値も
限られたものでもなくたくさんありますし
固定されたものではなく日々変化しています。
お客様の受取価値(顧客価値)を高めるニーズの見直し
お客様の受取価値(顧客価値)を高めるには
お客様のニーズにホントに変化はないのか?
疑ってみてください。
新しいニーズはないか?
新しい顧客はいないか?
お客様のニーズの棚卸を行なってください。
徹底してお客様のニーズを調べるのです。
お客様のニーズにしても先の例のPOPのように
底引き網漁解禁で新鮮で美味しい魚と一緒にワインを
という旬のお客様のニーズがあります。
お客様のニーズもひとつではなく多種多様ですし
ニーズも日々変化するのです。
■売上を上げるための考え方、行動、方法[小規模小売店向け]
小売店を運営しているなかで売上を伸ばすための施策が
成果に結びつかないというお店がいらっしゃいます。
そして何からどのように手をつければ良いか迷っている
という小売店もあるようです。
私の体験が参考になるかもしれません。
https://note.com/urupoplabo/n/ne75e3d843414
■販促の考え方、ヒントはこの本がおすすめ!
著者は日本の繁盛店14店に選ばれたお店の創業者。
木越さんは商売繁盛応援団として年間200回も
全国に講演をしているセミナー講師。
ワタシもお店を3回見学し
本の通りに商売繁盛のヒントがいっぱいと実感!
■お客様を創る、売れる、儲かる!
「個人店・中小店のチラシ作成マニュアル」
⇒https://note.com/urupoplabo/n/n5963efab72c3
■売れるPOPの作り方マニュアル
⇒https://note.com/urupoplabo/n/n9b51ca50b5a8
まとめ:
値上げのお知らせPOPより価値上げPOPを書くと喜ばれる
■値上げのお知らせPOPより価値上げPOPを書いて喜ばれる
- 値上げのお知らせPOPはお客様が既に知っているマイナス情報で無意味な情報
- 値上げのお知らせPOPはお店の工夫のなさを示す評判を下げる情報
- 値上げのお知らせPOPはお客様の一時的な買い控えで売上を下げる
- 値上げしても以前より利益率が高くなることはない
- 「価値上げPOP」はお客様の受取価値(顧客価値)を高める
- 「価値上げPOP」で買うつもりがなかったのに喜んでお買い上げする
- 「価値上げPOP」はお客様のニーズを的確につかむのでリピーターのお客様を増やす
- 「価値上げPOP」は量販型のお店から付加価値型のお店へと変える
- 「価値上げPOP」は粗利MIXを変え、お店全体の荒利益率を高める
- 「価値上げPOP」はお店をお客様志向に変える
■価値上げPOPの作り方
- 商品の提供価値を高めるには棚卸を行ない徹底して調べる
- お客様の受取価値(顧客価値)を高めるには
お客様のニーズの棚卸を行ない徹底して調べる - 商品の提供価値もお客様のニーズも
限られたものではなくたくさんあり、多種多様で
固定されたものではなく日々変化している