食品POPに美容に良い・体に良いと書かない理由【売れるPOPの書き方講座】

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食品POPに何を書けばいいかわからないという方は多いです。
それでしょうがなくて
体にいいですよ、健康に良いですよ、美容にいいですよって書いちゃう。
でも、売れない。

 

売れるPOPの書き方は商品・サービスの提供価値とお客様のニーズをマッチさせること。
食品のPOPに美容に良い・体に良いと書かない理由はそのポイントがズレているから。

 

今回の売れるPOPの書き方講座は食品のPOPを例にして
売れるPOPの書き方=商品・サービスの提供価値とお客様のニーズのマッチング
そのコツをお伝えします。

 

商品・サービスの提供価値とお客様のニーズのマッチングのコツを掴んでいただければ
食品のPOPに何を書けばいいかがわかります。
さらに格段に売れるPOPになります。

 

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食品のPOPに美容に良い・体に良いと書かない理由

食品のポップに体にいいとか美容にいいとかをアピールポイントとはしません。
その理由は食品の一番の価値はやはり“美味しさ”だからです。

 

「美容にいいですよ!体にいいですよ!」ってアピールしても
「それはわかったけど、美味しいの?」って
お客様は思ってる。
それがはっきりわからないから、買わないっていうことです。

 

お客様のニーズ(美味しいの?)と提供価値(美容・体にいいですよ!)がズレてる。
だから、売れない。

 

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売れるPOPの書き方は提供価値とお客様ニーズのマッチング

「医食同源」という言葉があります。
ある食品がテレビの健康番組で体に良いと取り上げられると売り切れることがあります。
それだけ健康に対しての関心は深く、食品に健康の源を求めることも分かります。
でも、それは長続きしません。

 

山芋が腸活にいい、免疫力が向上する、便秘に効くといっても毎日は食べられません。
飽きちゃいますもん。

 

それに食品に求めるものは健康よりも美味しさのほうが優先します。
食品のPOPで美容に良い、体に良いというのは価値とニーズのマッチングが弱いのではないでしょうか?

では食品のPOPには何を書けばいいのでしょう?

 

食品に限らず、すべての商品・サービスのPOPには
「お客様が商品に期待するニーズ」にマッチする「商品の提供する価値」
を書いてアピールします。

それが売れるPOPの書き方です。

 

商品・サービスの提供価値とお客様ニーズのマッチングの例

売れるPOPの書き方でアピールするべき「商品・サービスの提供価値」と「お客様ニーズのマッチング」の例をあげて解説します。

「加賀商店、橋立港の地物イワシを使った小魚せんべい300g入り、1袋、540円」という商品例を挙げて説明したいと思います。

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「小魚を使いカルシウムが豊富なので体にいいですよ」

というアピールをしたPOPがあったとします。ーーーーーーーーーーーーーー

 

例えば旅行に来て商品を買う時、体にいいからと買うことはないのではないでしょうか?
多くのお客様はその小魚せんべいが美味しいと思うから買うのではないでしょうか?
体にいいからと思っても1袋買って食べたくらいじゃ体になんの影響もないことはわかってます。

やはり、美味しいかな~と思って買っているんです。

 

旅行に来て商品を買う時
この地方の美味しいものは何かな?
この地方の珍しいもので美味しいものは何かな~?
と買っているんです?

でも、ただ「美味しい」だけじゃ売れません。

  • どのように美味しいのか?
    なぜ、美味しいんのか?
    ホントに美味しいのか?ってことが知りたいんです。

だから、その商品の提供する価値は何かをとことん調べてみます。

 

商品の提供価値の書き出し

その商品には体にいい、美容にいいの他にも、もっと多くの価値があるはずです。
商品の提供価値を出来る限り書き出してみるときっと多彩な価値に驚くはずです。

まずは20個その商品が提供する価値を書き出してみましょう。

 

「加賀商店、橋立港の地物イワシを使った小魚せんべい300g入り、1袋、540円」

書き出したのが下のリストです。
・骨付きでカルシウムが多い
・甘辛い味付けである
・ごまの風味が効いている
・カリカリと硬いので子供の顎の歯がために良い
・香ばしい香りである
・近海で取れたイワシを使用している
・調味料は地元の醤油を使っている
・メーカーは地元のメーカーである
・一袋300円で思ったよりもたくさん入って値ごろ感がある
・ビールにもお酒にも合いそう
・水飴の甘さが子供のおやつに受ける
・湿気を吸うとやや柔らかくなる
・小さいイワシを使っているので一口で食べやすい
・手で摘んで食べることができる
・地元のイワシを使って水揚げ即日加工をしている
・古くからの伝統工法で作られている
・手作りで丁寧に作られている
・日持ちは3ヶ月とやや長持ちである
・明太子味とごま味の2種類がある
・砂糖は三温糖を使用しているのでコクがある

いざ商品の提供価値をリストアップしようとするとなかなか進みません。
そういう大切な作業をしていないから
簡単に「体にイイから」って書くのかもしれません。

商品の提供価値を20個も書き出してみると色々なアピールポイントがあることが分かります。

そして
それらのアピールポイントとお客様との接点がたくさんあることも分かります。

 

お客様ニーズの書き出し

次はお客様の商品に期待するニーズを書き出してみます。
お客様にも健康や美容の他にも関心のある多くの価値があるはずです。
POPを書く時お客様のニーズを出来る限りリストアップすると数多くの接点が出来ます。

それでは商品に期待するお客様のニーズを20個書き出してみましょう。

書き出したのが下のリストです。
・海産物の美味しい石川県に来たのだから海産物が食べたい
・バスの中でビールやお酒と一緒に食べてみたい
・お箸を使ったりしないで気軽に食べられるものがいい
・やっぱりおいしい方がいい
・魚の味がわかるようなものがいい
・パリパリと歯ざわりの良いものを食べたい
・残ったら持って帰れるものがいい
・地元産らしいものを食べたい
・美味しくてもカロリーや塩分が気にならないものが食べたい
・歯が丈夫なので固いものでも大丈夫
・味だけではなくて香りや色合いも気にしたい
・美味しければお土産として買っていきたい
・試食があればいいな
・あまり硬いよりも少し柔らかいほうがいい
・ピリッとした辛さや苦さなどの味のアクセントがあるといい
・高級品でなくてもいいけれども美味しいものが食べたい
・バスの中で食べたいので気の張ったものでなくていい
・みんなでワイワイ食べられるものがいい
・せっかくだから地元のメーカーのものがいいな
・みんなで食べるので誰にでも合う味がいいな

もちろんお客様になったつもりの想定での書き出しです。
それでも一人のお客様にも多様なニーズがあることが分かります。

 

商品の提供する価値とお客様の求めるニーズのマッチングでPOPを書く

「商品の提供価値の書き出し」という項目で商品の提供する価値を20個リストアップしました。
「お客様ニーズの書き出し」という項目でお客様の商品に期待するニーズを20個リストアップしました。

一つの商品でも多くの価値、アピールポイントがあることが分かります。
一人のお客様でも多様なニーズを持っていることが分かります。

その組み合わせは多彩です。

どの価値がお客様のどのようなニーズにマッチするかはお店の考え方によっても変わります。

 

「商品の提供する価値」と「お客様の商品に期待するニーズ」をベストマッチさせれば
お客様の心に響くポップになることは理解していただけるでしょう。
そのマッチングによって大きく販売数が変わることは理解していただけるでしょう。
商品の提供する価値とお客様の商品に期待するニーズのベストマッチでPOPを書けば売れます。

 

それでは
「商品の提供する価値」と「お客様の商品に期待するニーズ」のベストマッチをさせていきましょう。

商品の提供する価値を20個、商品に期待するお客様のニーズを20個
そのままでベストマッチングを考えるのは非常に難しい。

そこでそれぞれを同じようなものでグルーピングします。

そのグルーピングしたものが次のような形になりました。

 

次にグルーピングしたものでマッチングを考えます。
下図のように考えると考えやすいと思います。

その中から
アイキャッチ  ⇒ お客様の注目と関心を集める機能
キャッチコピー ⇒ お客様の注目と関心を集める機能
セールスコピー ⇒ お客様の購買動機を喚起させる機能
基本情報    ⇒ お客様の買物を容易にする機能
を決めていきます。

 

ワタシはこの例では次のようにしました。

  • アイキャッチ
    「ビールにもお酒にも合う!」
  • キャッチコピー
    「近海イワシを使い甘辛い味の中にピリ旨、苦旨のせんべいを作りました」
  • セールスコピー
    ・地元メーカーが近海イワシを即日加工し伝統工法で手作りしました
    ・甘辛い味はお子様に、ピリ旨、苦旨は大人に受けるみんなの美味しさ
    ・原材料がいいから出る味です、ご試食ください!
  • 基本情報 
    加賀商店、橋立港の地物イワシを使った小魚せんべい300g入、1袋、540円

それらを使ってできたのが下のPOPです。

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まとめ:
食品POPに美容に良い・体に良いと書かない理由【売れるPOPの書き方講座】

食品のPOPに美容に良い・体に良いと書かない理由

お客様のニーズ(美味しいの?)と提供価値(美容・体にいいですよ!)がズレてる。
だから、売れない。

売れるPOPの書き方は提供価値とお客様ニーズのマッチング

食品に限らずすべての商品・サービスのPOPには
「お客様が商品に期待するニーズ」にマッチする「商品の提供する価値」
を書いてアピールします。

商品・サービスの提供価値とお客様ニーズのマッチングの例

❐商品の提供価値の書き出し
❐お客様ニーズの書き出し
❐商品の提供する価値とお客様の求めるニーズのマッチングでPOPを書く

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