目立つフォントの使い方選び方でPOPが活きる。誤解解消!3つの基本フォント
パソコンPOPでもっと見栄えを良くしたいという方
パソコンPOPにちょっと自信がないという方に
パソコンPOPフォントの誤解を解いてPOPを活かしてほしいと思っています。
パソコンで作成されたPOPを見てしばしば思うことがあります。
「フォントの使い方選び方をもう少し工夫すればいいPOPになるのに」
フォントの使い方選び方がPOPを活かしたりダメにしたりします。
フォントの使い方選び方でPOPが活きる。
おすすめの3つの基本フォントをご紹介します。
見栄え、伝わり方がまるで違うパソコンPOPになりますよ。
■売上を上げたい!と思った時、手間も費用も掛けずに最大の効果があるのがPOPです。
誰でも簡単に作成して、その日から売上に反映させることができます。
こちらのメッセージで詳しく解説していますので、ご覧ください!
「売れるPOPでV字回復!即効!確実!費用0でお店の売上を上げる」
https://urupop.com/2023/06/14/pop-manual/
目次
パソコンPOPの作り方の誤解
POP作成でいろいろなフォントを探していらっしゃる方がとても多いです。
そういう方の多くがフォントの使い方、選び方、POPについて誤解があるようです。
POPやフォントは目立つのがいいという誤解
POPは目立つのがいいと誤解したフォントの使い方選び方があります。
- POPは目立つのがいいので変わったフォントを使いたい
- POPは目立つのがいいのでフォントを装飾したい
これらはPOPが目立つのがいいと誤解したフォントの使い方選び方です。
POPは目立つだけではPOPの役割を果たせません。
POPは目立ち(注目され、関心を持たれ)、購買動機を喚起し、購買をスムーズにサポートするものです。
POPはあるだけですでにある程度目立っているので、目立つ以外のことがむしろ大切になります。
それなので
変わったフォントを使うことや、フォントを装飾することに過度に力を注ぐことはむしろマイナスです。
POPの役割の誤解
POPというのは英語の「Point of purchase advertising」の頭文字を取ったもの。
「購買時点広告」という意味です。
わかりやすくいうと「お客様のお買い物する時に役立つ広告」ということです。
POPというのは多くの場合、文字でお客様に情報を伝えるものです。
POPは文字でお客様に情報を伝え「お客様のお買い物する時に役立つ広告」なのです。
POPは主に文字で情報を伝えるメディアです。
チラシ、DM、FAXDMもそうです。
ポスターは主に画像で情報を伝えるメディアです。ホームページもそうかも知れません。
テレビやYouTubeは動画、音声で情報を伝えるメディアです。
文字で情報を伝えるメディアは文字を読んでもらうことで伝わるのです。
読んでもらうことが最優先ですのでフォントにデザイン性を必要以上に求める必要はありません。
読みやすさが一番です。
POPの情報は文字だけという誤解
「POPは主に文字で情報を伝えるメディア」と話しました。
一方で
POPの発する情報というのはたくさんあります。
POPの形・大きさ、色、フォントの種類・大きさ、イラスト、画像、文字
POPからお客様はたくさんの情報を受け取ります。
文字からの情報はその中で一番受け止めてほしい情報です。
フォントから受ける情報は文字を読んで頂く情報が一番、その他の情報には別の役割があります。
だから
フォントにそんなに凝ることはないのです。
POPの作り方は見栄えを重視しない
- POPはあるだけで目立っているから目立つことにそれほどこだわらなくていい。
- POPは文字で情報を伝えるものだから読んでもらって伝わらなければならない。
- POPからはたくさんの情報が発せられているが文字を読んで頂く情報を優先する。
前述したのはこういうことでした。
ここにはデザインや見映えということが重視されていません。
だから
POPはフォントの種類には必要以上にこだわらないのです。
見映えのいいPOPは
「きれいですね」「うまいPOPですね」と言われるかもしれませんが
何が伝わったのかわからないのかもしれません。
メッセージが伝わることが見栄えよりもずっと大切です。
パソコンPOPのフォントの使い方選び方の基本
POPの作り方においてフォントの使い方選び方には基本があります
フォントの種類・サイズ・色は1つのPOPに1~3種類しか使わない
フォントの種類・サイズ・色を増やしすぎると情報が多すぎてお客様は混乱して読みません。
例を挙げて見てみましょう。
- フォントの種類を変えるとその言葉を目立たせることができます。
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- フォントの種類を同じにするとそれぞれの言葉は並列的になります。
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- フォントの種類を多くすると混乱します。
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- フォントのサイズを変えると大きい方から注目されます。
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- フォントのサイズを変えると大きい言葉に重要性を感じます。
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- フォントのサイズによってPOPが読みにくくなります、大き過ぎる、細か過ぎる
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- フォントの色を変えると明るい色が目立ち強調されます。
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- フォントの色を統一すると暖色は明るいイメージ、寒色は落ち着いたイメージがでます。
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- フォントの色を多くするとカラフルになりますが絵として捉えてしまって字を読まなくなります。
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- フォントの明度で優先順、重要順を表すことができます。
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パソコンPOPのフォントの使い方選び方おすすめは3つの基本フォント
POPの作り方でフォントの使い方選び方、おすすめの3つの基本フォントは
明朝体、ゴシック体、行書体で十分です。
「何だ!勿体つけて普通じゃないか」っておっしゃるかもしれません。
ですが
基本はこの3つで十分です。
なぜなら
先程の例でもわかるように
フォントサイズの大小、色相、明度、彩度で十分な表現ができます。
伝えたいことは伝わりやすく、豊かな表現もできます。
何より他のフォント、文字、言葉、フレーズとの
バランス、優先順、重要順がやりやすくなります。
明朝体
明朝体のイメージはフォーマルな感じがします。
高級な感じがするので高額商品に適したフォントです。
可読性が高いので比較的長い文章に適します。
ゴシック体
ゴシック体は視認性の高い書体です。
看板やポスターなどの文章の見出しやタイトルに使う フォントです。
インパクトや見やすさを重視する時、短い文章のコピーに適しています。
行書体
行書体は和風のものを扱う場合には行書体を使います。
繊細さ、女性的なイメージに使えます。
キャッチコピーを目立たせる場合にも使えます。
その他のフォントも1POP2~3フォントの原則内で使っていただければいいと思います。
例えば小さい子供さんがいるファミリー向けにはポップ系のフォント。
もう少し古い日本をイメージするには勘亭流のフォント。
という感じです。
最もおすすめしたいのは「手書き」です。
手書きフォントっていうのもありますがパソコンでのフォントではなくて「手書き」です。
最も目立ち、強調も自由自在です。
いろいろな字体にも似せられます。
そして何より最も伝わリ易く、お客様の心に届きます。
パソコンフォントとのハイブリッドPOPでは手書き文字は
とても目立ちアイキャッチ、キャッチコピーには効果を発揮します。
手書きPOPをマスターすると見栄えだけではなく
伝わるPOP、売れるPOPが作れます。
もちろん
パソコンPOPでも
手書き経験のない人のパソコンPOPとは大違い!
POPやフォントに対する誤解もなくなります。
手書きPOPをマスターするにはユーキャンの「手書きPOP講座」が手軽です。
教材がしっかりしてますので基本がきちんと学べます。
まとめ:
誤解解消!フォントの使い方選び方でPOPが活きる。おすすめの3つの基本フォント
- POPの作り方でフォントの使い方選び方、おすすめの3つの基本フォントは
明朝体、ゴシック体、行書体で十分です。 - フォントサイズの大小、色相、明度、彩度で十分な表現ができます。
伝えたいことは伝わりやすく、豊かな表現もできます。 - 何より他のフォント、文字、言葉、フレーズとの
バランス、優先順、重要順がやりやすくなります。 - 見映えのいいPOPは
「きれいですね」「うまいPOPですね」と言われるかもしれませんが
何が伝わったのかわからないのかもしれません。
メッセージが伝わることが見栄えよりもずっと大切です。