チラシデザイン初心者に基本の8手順とコツをわかりやすく図で解説
このメッセージは
■チラシデザインを自作したい方
■チラシデザイン初心者に向けて
チラシデザインの基本の8手順とコツを分かりやすく図で解説しています。
チラシデザインの基本の8手順を理解すれば初心者の方でも自分でチラシデザインできます。
この解説では
チラシ作成PLAN SHEETというノウハウをまとめたシートを使っています
チラシデザインの製作過程を手順ごとにわかりやすく図で解説しています
チラシデザインのコツも解説しているのでハイレベルな仕上がりになります
このメッセージのチラシデザインの基本の8手順で初心者でも目を引くチラシを作ることができます。
このメッセージは販促POP広告クリエイターの西村が発信しています。
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ご利益創りマーケティング・アドバイザー西村まさゆき
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目次
チラシデザイン初心者の基本の8手順
チラシデザインは基本の8手順に従って製作すれば初心者でも決して難しくありません。
チラシデザインのプロでも、この基本に従ってデザインしています。
チラシデザイン初心者の基本の8手順は次のようになります。
- 手順1:チラシ基本の3Wの確認
- 手順2:チラシのシナリオ作り
- 手順3:シナリオ順に進めるチラシのレイアウ
- 手順4:順に隅々まで読んでもらうアイキャッチと視線誘導
- 手順5:効果的な画像の選び方と配置
- 手順6:インパクトを高めるメリハリ、ジャンプ率
- 手順7:フォント選びでイメージ合わせ
- 手順8:配色でイメージづくり
各手順ではどうしてそうするのかという「コツ」も一緒に解説していきます。
例題をデザインするワタシがコツについて具体的にどう使ったかも解説します。
それではチラシデザインの基本の8手順を一つずつ図を使って解説していきます。
図解する例題のチラシのお店は「住宅街の和食の食事処」という設定です。
チラシデザインをするにあたってワタシは次の様なチラシ作成PLAN SHEETというものを使います。
チラシデザインに夢中になって「大事なのは何だったっけ?」と忘れてしまわないように使うと便利です。
チラシデザインのプロの方も頭の中でやっているわけではありません。
必要なことは書き出してチラシデザインしています。
チラシ作成PLAN SHEETのダウンロードはコンテンツページでお願いします。
それでは手順1から解説していきます。
手順1:チラシ基本の3Wの確認
チラシデザインはいきなりデザインしません。
準備をします。
準備をしないとチラシデザインはいいものにはなりません。
- 売りたいのにチラシを出しても売れなかった。
- お客様に来てほしいのにチラシを出してもお客様が来ない。
- イベントでたくさん来てほしいのにチラシを出しても参加者が少ない。
ということになります.
チラシデザインの準備として基本の3Wの確認をします。
基本の3Wの確認とは
「WHO:誰に、WHAT:何を伝えて、WHY:どうなってほしいか」ということです。
チラシ作成PLAN SHEETに「誰に、何を伝えて、どうなってほしいか」を書き込んでいきます。
☑「誰に」を書き込むコツ
チラシ作成PLAN SHEETに「誰に」を書き込むコツは以下の通りです。
❏WHO:対象者(対象客)の確認
厳密でなくていいですが対象者の確認は以下のポイントで行うとモレがなくなります。
▶どこに住んでいて・・・・・・・・・町内、市内、県内
▶社会的な階層やライフスタイル・・・サラリーマン、ブルーカラー、学生、土日休み、三交代
▶行動の特徴・・・・・・・・・・・・同僚と毎日飲酒、家飲み、コンビニ利用メイン
▶年齢や性別、世帯の状況・・・・・・20代男性、30代女性、単身、4人家族、夫婦だけ
▶所得や職業、学歴、国籍、宗教など・バイト代で生計、中所得、非正規雇用
日本、東南アジア、無宗教、イスラム教
例題では対象者を下図のように
「ご近所(半径500m)の会社員、60代ご夫婦、健康と美味しさにこだわる常連さん」としました。
☑「何を伝えて」を書き込むコツ
チラシ作成PLAN SHEETに「何を伝えて」を書き込むコツは以下の通りです。
❏WHAT:対象(伝えたいこと)の確認
対象(伝えたいこと)の確認の書き出しは次のようなことです。
利得情報:どういうベネフィット、特典があるか
基本情報:店舗情報、商品情報など
例題のチラシ作成PLAN SHEETは下図のように対象(伝えたいこと)を
「一汁一菜の定番主菜に初夏の旬の献立が出たことをお知らせする」と書き込みました。
☑「どうなってほしいか」を書き込むコツ
チラシ作成PLAN SHEETに「どうなってほしいか」を書き込むコツは以下の通りです。
❏WHY:目的(どうなってほしいか)の確認
- 来店して味わってほしい
- 予約して安心してほしい
- 注文して便利に使ってほしい
- 参加して楽しんでほしいなど
いまさらと思うかも知れませんがデザインに夢中になると次のような肝心な情報がモレることがあります。
- 来店なら住所や地図
- 予約なら電話番号やメールアドレスやQRコード
- 注文なら受付時間や方法、注文先
- 参加なら日時はもちろん申し込みの必要の有無など
例題のチラシ作成PLAN SHEETは目的(どうなってほしいか)を下図のように
「ご来店されて季節の主菜献立を美味しく召し上がって、ぜひ楽しんで欲しい」と書き込みました。
手順2:チラシのシナリオ作り
チラシ作成の目的を達成するためのシナリオとは
- 対象者(お客様)に
- チラシに注目してもらい、関心を持ってもらい
- ~したいと欲求してもらい
- 行動に移してもらう
ことです。
チラシのシナリオ作り
チラシのシナリオ作りとは
- チラシのシナリオに合った構成要素を作り
- シナリオの各役割にどの構成要素を配置していくか
を決めることです。
シナリオに対応する基本の構成要素は次のようになります。
- 注目:集視情報
注目させる写真、イラスト、文字などのアイキャッチ - 関心:魅了情報
キャッチコピー、サブコピーなど - 欲求:欲求喚起情報
キャッチコピー、サブコピー、リードコピー、ボディコピーなど、クーポンなどの特典情報 - 行動:基本情報
店舗、商品、イベントなどの情報
☑チラシのシナリオ作りのコツ
シナリオに対応する基本の構成要素は下表のようになります。
シナリオにあった構成要素作り
ここでは対象(伝えたいこと)の確認のところで出た
- 利得情報:どういうベネフィット、特典があるか
- 基本情報:店舗情報、商品情報など
を深掘りして構成要素を作っていきます。
☑シナリオにあった構成要素作りのコツ
1」基本情報をモレなく記入する
基本情報(店舗情報、商品情報など)はWHY:目的(どうなってほしいか)の確認にあったようにモレなく記入します。
・目的が来店なら⇒住所や地図
・目的が予約なら⇒電話番号やメールアドレスやQRコード
・目的が注文なら⇒受付時間や方法、注文先
・目的が参加なら⇒日時はもちろん申し込みの必要の有無など
例題のチラシ作成PLAN SHEETは基本情報を下図のように書き込みました。
2」利得情報から集視情報、魅了情報、欲求喚起情報を作る
利得情報はお客様にとって価値あること、商品のウリ、来店して良かったと思うことなどです。
利得情報はチラシ作成PLAN SHEETの「利得の書き出しとグルーピング」の欄に出来る限りたくさん書き出していきます。
例題のチラシ作成PLAN SHEETは利得情報を下図のように書き込みました。
3」利得情報を書き出したら同じようなものは記号を使ってグルーピングする
例題のチラシ作成PLAN SHEETは利得情報を下図のようにグルーピングしました。
4」集視情報、魅了情報、欲求喚起情報を作る
利得の書き出しとグルーピングから以下のようにして集視情報、魅了情報、欲求喚起情報を作ります。
- 最もお客様の注目を集める情報を集視情報とします
注目させる写真、イラスト、文字などのアイキャッチを作ります。 - 最もお客様の関心を集める情報を魅了情報とします
キャッチコピー、サブコピーなどを作ります。 - 最もお客様の~したい気持ちになる情報を欲求喚起情報とします
キャッチコピー、サブコピー、リードコピー、ボディコピー、クーポン情報などを作ります。
例題のチラシ作成PLAN SHEETは集視情報、魅了情報、欲求喚起情報の構成要素を下図のようにしました。
手順3:シナリオ順に進めるチラシのレイアウト
チラシのレイアウトを決めていきます。
これもチラシ作成PLAN SHEETに従って決めていくと簡単です。
チラシのレイアウトの決め方を順に解説します。
チラシのレイアウトの前提
- まずチラシのサイズはどうしますか?
チラシのサイズにはAサイズのA3、A4、A5、BサイズのB3、B4、B5などがあります。
一般的に流通量が多いのは「B4」サイズです。
B4サイズは新聞折り込みにぴったりサイズ印刷料金も安く、初めてのチラシはB4がおすすめです。
ただし一般的なために他のチラシに埋もれがちとも言えます。 - チラシの用紙の厚みはどれくらいにしますか?
もっとも良く使われるのは90kgです。
折り込みチラシの場合は薄手の55kg、ポスティングや手配りチラシは90kgから110kgの紙がよく使われます。 - チラシは両面印刷ですか?片面印刷ですか?
無理に両面にする必要はなく、伝えたい情報が入れば片面で十分です。
両面印刷と片面印刷では印刷費が大きく変わってきます。 - 配布枚数、配布方法はどのようにして、費用は幾らにしますか?
例題のチラシ作成PLAN SHEETでは
サイズA4、厚みは90kg、片面印刷
配布枚数は3000枚、新聞折込で配布します。
費用は単価12円で36,000円としました。
チラシを見やすく分かりやすくするレイアウト
チラシを見やすく分かりやすくするレイアウトには2つのポイントがあります。
- 情報を見やすく分かりやすくする階層化とブロック化
- 階層化とブロック化された情報のレイアウト3分割法
この2つのポイントでシナリオ通りにお客様は
注目⇒関心⇒欲求喚起⇒行動(来店)へと進んで行っていただけます。
チラシを見やすく分かりやすくするレイアウト2つのポイントを以下にコツとしてまとめました。
☑チラシを見やすく分かりやすくするコツ:情報の階層化とブロック化
チラシを見やすく読みやすく分かりやすくするレイアウトするには情報の階層化とブロック化を行います。
情報を下図のようにチラシ全体⇒シナリオ情報⇒構成要素情報と階層化を行うとシナリオ通りに見やすく分かりやすくなります。
同質な情報をまとめるブロック化をするとまとめて伝えたり、比較したりしやすくなります。
☑レイアウトを見やすく分かりやすくするコツ:レイアウト3分割法
チラシのシナリオを表現するレイアウトは階層化+ブロック化された情報を3分割法で考えます。
基本的なパターン例は次のようになります。
これでレイアウトの骨組みは決まりました。
例題では用紙タテ、文字は横書きとし、ラフレイアウトは次のようになりました。
手順4:順に隅々まで読んでもらうアイキャッチと視線誘導
チラシを効果的にするのは
- まずアイキャッチでお客様の注目を集め
- シナリオの順通りに視線誘導を行なって
- チラシを隅々まで読んでいただくことです
順に隅々まで読んでもらうためのアイキャッチの配置と視線誘導の関係は次のようになります。
- 横書きチラシの左上アイキャッチとZ型視線誘導
- 縦書きチラシの右上アイキャッチとN型視線誘導
例題のラフレイアウトでは左上にアイキャッチとなるメイン画像を配置し2段のZ型で視線誘導を行うようにしようと思います。
手順5:効果的な画像の選び方と配置
効果的な画像の選び方のコツは次のようになります。
効果的な画像の選び方のコツ
- チラシの画像には解像度300~350dpiが必要です
- 一目で伝えたいこと(内容、効果)が分かる画像にする
- 同じ撮影者、作者の画像から選びトーンや世界観を統一させる
- 画像の色合いは全体の配色とバランスがとれたものにする
- 文字の重なる画像は文字の配置に合わせた構図の画像を使う
- 画像を複数枚使う場合は配置の階層化とブロック化を考える
例題のラフレイアウトではメイン画像の鰹のイラストはアイキャッチにしてサブの料理画像は商品説明用に使おうと思います。
手順6:インパクトを高めるメリハリ、ジャンプ率
インパクトを高める効果は
- 注目させる
沢山のチラシの中から選んでもらうためにチラシの注目率を上げます。 - 視認しやすくする
チラシのある箇所を見てもらい易く、読んでもらい易くします。 - 強調する
チラシのある箇所を力強く訴求力を高めます。 - 優先順位をつける
コンテンツの重要順や文章の読む順の優先順位をつけることができます。
インパクトを高める方法にはメリハリとジャンプ率があります。
☑インパクトを高めるメリハリのコツ
メリハリ(強弱)をつけることで注目度を上げます。
強弱を付けるのには
- 大きい・小さい
- 太い・細い
- 色が明るい・暗い
- 色が鮮やか・くすんだ
- 色が同色・補色
- 濃い・薄い
で付けます。
☑インパクトを高めるジャンプ率のコツ
文字(フォント)の大きい・小さい、太い・細いの倍率をジャンプ率といいます。
- ジャンプ率を高めると強調されてインパクトがでます。
- 注目を集めることができ、読む順を暗示できます。
例の文章は同じものでもジャンプ率の変化で伝える内容が全く異なってきます。
例題のラフレイアウトでは以下のようにインパクトを高めてみました。
画像とジャンプ率を高めたキャッチコピーでアイキャッチとしました
Z型で視線誘導されるようにインパクトのあるサブコピー、画像を途中に配置しました
最後に基本情報に目が行くようにしました。
手順7:フォント選びでイメージ合わせ
フォントによってもチラシのイメージ、インパクト、シナリオは変わってきます。
フォント選びのポイントは
- 対象者(お客様)、対象(店舗、商品、サービス)に合わせて選びます
- レイアウト、画像、配色とイメージを合わせます
- 2~3種類程度にするとまとまりやすくなります
☑フォント選びのコツ
フォントには大きく分けて以下の2つがあります。
❏ゴシック体系
- 【特徴】
ゴシック体は遠目でも見やすいフォントです。
強調したい見出しや目立たせる文に向きます。 - 【イメージ】
力強さ、インパクトが強い、男性的、論理的、安定感、カジュアル - 【使用箇所】
キャッチコピー、サブコピー、見出し、店名、商品名
❏明朝体系
- 【特徴】
明朝体は読みやすいフォントです。
文章量の多いボディコピーの長文に向きます。 - 【イメージ】
繊細さ、上品さ、優雅さ、女性的、高級感、和風、伝統 - 【使用箇所】
見出し、ボディコピー
お店、商品、サービスの雰囲気、チラシの内容にフォントの特徴やイメージを合わせて使います。
パソコンでチラシを作成する場合フォント、スタイルでインパクトやイメージを変えることができます。
☑フォント使いのコツ
- 同じフォントでもP文字を選ぶと字間がつまり力強さがでます
- スタイルを太字[B](ボールド)や斜体にすると目立つちます
- 飾り文字効果でインパクトを高めることができます
- 特殊なフォントでイメージを膨らませたり、アイキャッチ効果、メリハリ効果をもたせたりできます
- 一部を手書きにすると注目度を高めることができます
- フォントの種類や装飾が多くなるとゴチャゴチャした感じになります。
2~3種類程度にするとまとまりやすくなります。
例題のラフレイアウトでは
- インパクトのあるゴシック体をキャッチコピー、サブコピー、リードコピーにしました
- 「初鰹」、店名の文字だけは勘亭流を使って目立たせました
- 各献立の見出しボディコピーは和風のイメージで明朝体にしました
☑フォントサイズの決め方のコツ
各コピーのフォントサイズはボディコピーを基準にして各コピーのバランスを下表のように取ります。
例題のラフレイアウトでは以下のようにしようと思います。
- メニュー紹介のボディコピーは11pt
- キャッチコピーは✕3
- 「初鰹」の文字は✕7
手順8:配色でイメージづくり
色使いのポイントは以下の通りです。
- 配色の黄金比でチラシイメージを決めます
・ベースカラー:70% ⇒背景や余白でチラシの統一感をだす
・メインカラー:25% ⇒チラシのイメージを決める
・アクセントカラー:5% ⇒チラシを引き締め、目立たせる - 色数は3色までが基本
色数が少ないと統一感が出て、多いと賑やかさがでます。
3色くらいがまとめやすくなります。 - 強い色は強調するところを絞り込んで使います
赤色、黄色、黄色などの強い色で強調します。
多用するとケバケバしくなります。
☑色の3要素でイメージを作るコツ
色の3要素[色相、明度、彩度]でイメージを作ります。
- 【色相】
同色系を使うと落ち着いた感じになり
補色関係の色を使うとインパクトがでます。 - 【明度】
明度が低いほど黒っぽく、高いほど白く明るい色になります。
同一色でも明度差を付けるとインパクトがでます。
違う色でも明度が近いと落ち着いた感じになります。 - 【彩度】
同じ色でも、彩度が高い色ほど鮮やかに見え
低い色ほどグレーに近くなります。
彩度がゼロの場合、色味がないので
無彩色(黒や白、グレー)になります。
彩度差が大きいと目立ち
小さいと落ち着いた感じになります。
引用元:http://zokeifile.musabi.ac.jp/%e5%bd%a9%e5%ba%a6/
☑色の持つイメージを効果的に使うコツ
色にはそれぞれイメージがあり、色の持つイメージを効果的に使います。
各色のイメージを参考にしてください。
【各色のイメージ】
- 赤:元気、情熱、力強さ、行動的、めでたい、怒り、衝動的、停止、刺激、生命力
色の中で最も目を引く力のある色。
価格やセール表示などによく使います。 - 橙:活発、暖かい、温もり、にぎやかさ、親しみ、ポジティブ、家庭的、健康
ポジティブで印象の強い色。
暖かい温もりというイメージで食品関係によく合います。 - 黄:好奇心、光、活動的、軽快、エネルギー、希望、明るさ、注意、緊張
雰囲気を明るくする色。
暗い色の中で目立つので警告や注意に使います。 - 緑:穏やかさ、調和、自然、平和、安全、新鮮、さわやかさ、やすらぎ、ヘルシー
植物、野菜など自然を象徴する色。
食品スーパーのチラシによく使われ、環境の良さもアピールできます。 - 青:平和、安全、冷静、静寂、誠実、清潔、クリア、若さ、さわやか、涼しさ、開放感
平和、安全、冷静というポジティブ面と冷たい、冷めたというネガティブ面がある色。
知性的なものや海や水関係に使います。 - 紫:優雅、上品、神秘、古典的、伝統、知性、気品、幻想的、エキゾチック
精神性や神秘さ気品を感じさせる色。
精神に関係することや女性ではエレガントさを表す場合に使います。 - 茶:温もり、安定、素朴、落ち着き、質素、堅実、静けさ、伝統
大地のイメージから安定、堅実を表す色。
生活の中で広く見られる色で使われる場は多いです。 - 白:清楚、清潔、潔さ、純粋、神聖、無垢、シンプル
明るく光を反射する色。
クリーンなイメージから幅広く使われ、どの色とも合います。 - 黒:暗闇、死、恐怖、悪、沈黙、高級感、男性的、重厚、厳粛、高級感
光を反射せず吸収する色。
明るい色や字鮮やかな色の背景に使うと色を引き立てます。
☑色の組み合わせでイメージを作るコツ
色の組み合わせでイメージを作ることができます。
以下の例を参考にしてみてください。
- 対象者に合わせる
対象者に合わせて女性・男性、若年・年配という軸で配色を考えてみましょう。 - 対象に合わせる
店舗や商品のイメージに合わせて重い・軽い、冷たい・温かいという軸で配色を考えてみましょう。 - 季節に合わせる
季節に合わせた春夏秋冬で配色を考えてみましょう。
例題のラフレイアウトでは次のように色使いしてみました。
- 季節に合わせてベースカラーを白に
- 商品に合わせてメインカラーをブルーと緑に
- チラシを引き締めるためにアクセントカラーをオレンジに
以上で
チラシ作成PLAN SHEET、ラフレイアウト図ができましたのでチラシの作成を行います。
チラシ作成になるとチラシ作成PLAN SHEETやラフレイアウト図通りにならない場合もでてきますが多少の変更や修正は構いません。
例題のチラシ最終原稿は下のようになりました。
■お客様を創る、売れる、儲かる!「個人店・中小店のチラシ作成マニュアル」
チラシもPOPと同じ文字情報メディアだからPOPと同じように「コツ」があります。
マニュアルに沿ってチラシを作成すると大型店との競合を避けながらお客様を増やし、売上アップして儲けることができます。
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まとめ:チラシデザイン初心者の基本の8手順とコツ
- 手順1:チラシ基本の3Wの確認
チラシデザインの準備として基本の3Wの確認をします。
・WHO:誰に
・WHAT:何を伝えて
・WHY:どうなってほしいか」 - 手順2:チラシのシナリオ作り
チラシ作成の目的を達成するためのシナリオとは
1」対象者(お客様)に
2」チラシに注目してもらい、関心を持ってもらい
3」~したいと欲求してもらい
4」行動に移してもらう
ことです。 - チラシのシナリオ作りとは
・チラシのシナリオに合った構成要素を作り
・シナリオの各役割にどの構成要素を配置していくか
を決めることです。 - 手順3:シナリオ順に進めるチラシのレイアウト
・チラシを見やすく分かりやすくするコツ:情報の階層化とブロック化
・レイアウトを見やすくわかりやすくするコツ:レイアウト3分割法 - 手順4:順に隅々まで読んでもらうアイキャッチと視線誘導
・横書きチラシの左上アイキャッチとZ型視線誘導
・縦書きチラシの右上アイキャッチとN型視線誘導 - 手順5:効果的な画像の選び方と配置
- 手順6:インパクトを高めるメリハリ、ジャンプ率
インパクトを高める効果は
・注目させる
・視認しやすくする
・強調する
・優先順位をつける - メリハリは強弱をつけることで注目度を上げます
ジャンプ率は注目を集めることができ、読む順を暗示できます。 - 手順7:フォント選びでイメージ合わせ
・レイアウト、画像、配色とイメージを合わせます
・2~3種類程度にするとまとまりやすくなります - 手順8:配色でイメージづくり
・配色の黄金比でチラシイメージを決めます
・ベースカラー:70% ⇒背景や余白でチラシの統一感をだす
・メインカラー:25% ⇒チラシのイメージを決める
・アクセントカラー:5% ⇒チラシを引き締め、目立たせる
・色数は3色までが基本
・強い色は強調するところを絞り込んで使います