心理的安全性の高い職場づくりにおすすめの本「最強のチームを作るノート術」

心理的安全性の高い職場って話題になっていますが何だか難しく考えていませんか?

心理的安全性の高い職場づくりでどうすればいいのか迷っている方は多いんじゃないでしょうか?

おすすめの本「報連相は手書きにしなさい 最強のチームを作るノート術」には心理的安全性の高い職場作りに具体的なヒントがあります。

ワタシが在籍した職場ではこの本がおすすめの「報連相ノート」と似た「メッセージノート」というのを行なっていました。

だからワタシは心理的安全性の高い職場を体感していました。

この本を読んでいただければ心理的安全性の高い職場を作るのは難しいことではないと分かると思います。

心理的安全性の高い職場づくりでチームのメンバー全員が生き生きと力を発揮しお客様にも喜ばれ高い業績を作ることができます。

このメッセージは販促POP広告クリエイター西村が発信しています。
***********************
3秒でお客様を創り出せ!
書いて伝える力でお客様を創り出す
創客マーケティング・アドバイザー 西村まさゆき
・販売士1級
・販売士養成登録講師
・ビジネスマネージャー
***********************

■お客様を創る、売れる、儲かる!
「個人店・中小店のチラシ作成マニュアル」

チラシもPOPと同じ文字情報メディアだから
POPと同じように「コツ」があります。
マニュアルに沿ってチラシを作成すると
大型店との競合を避けながら
お客様を増やし、売上アップして儲けることができます。

ダウンロードはこちらから
「お客様を創る、売れる、儲かる!
   個人店・中小店のチラシ作成マニュアル
⇒https://urupop.com/content/

■売れるPOPの作り方マニュアル
売れるPOP作りで儲かる いいお店と輝くスタッフと
お客様の笑顔を創り出すことができます。
販促POP広告クリエイターが長年の仮説・実行・検証で
つかんだノウハウのマニュアル化。
ダウンロードはこちらから
「売れるPOPの作り方マニュアル」
⇒https://note.com/urupoplabo/n/n9b51ca50b5a8


スポンサーリンク

「報連相は手書きにしなさい! 最強のチームをつくるノート術」とは

最強のチームをつくるノート術

「報連相は手書きにしなさい! 最強のチームをつくるノート術」

北山節子 著
出版社名:東洋経済新報社
出版年月:2010年5月
ISBNコード:978-4-492-04376-9(4-492-04376-4)
税込価格:1,540円
頁数・縦:159P/19cm

著者紹介
北山 節子 (キタヤマ セツコ)
接客アドバイザー。1968年東京生まれ。短大卒業後、オンワード樫山入社。手書き報連相ノートの導入により、新宿伊勢丹CKカルバンクライン店を、同ブランド売場単位売上げ日本一に導いた。退社後、「報連相」や「コミュニケーション」「接客」に関する執筆、講演、店頭指導を行っている。

要旨
本書は著者の北山節子氏が新宿伊勢丹で売上日本一を達成した時に活用していた手書きの「報連相ノート」の効用を基本に、チーム・コミュニケーションのアップ、目標に向かってのチーム・パワーアップのノウハウをまとめたものです。

スポンサーリンク

心理的安全性の高い職場づくりにおすすめの理由

「報連相ノート」が心理的安全性の高い職場づくりに役立つ

心理的安全性の高い職場とはチームの中で自分の考えや気持を誰に対しても安心して発言できる状態の職場をいいます。

他のメンバーが自分の発言を拒否したり、無視したり、非難したりしないことが確信できる状態です。

チーム内で何を言っても人間関係の悪化を招かない安心感があるのがポイントです。

心理的安全性が高い職場では質問やアイデア、提案を受け止めてもらえると信じられるので率直に発言することができます。

この本がおすすめする「報連相ノート」の仕組みは次のようになっています。

  • 目的は商品知識と人材育成
  • アルバイト、正社員、年代、新人、ベテランなどは無関係で全員が共有する
  • 誰でもが全員に知っていてほしいことを書きます
  • 自己紹介、質問、アイデアなど何を書いても良いです
  • マンツーマンの顧客情報を全員で共有しお客様とのスムーズな対応に活かします
  • 全員が読むことになっていて確認のための自分専用欄に押印やサインするので未読がすぐわかります
  • 知らないことは教えて欲しいと書き、知っている人は回答を書きます(商品知識を学ぶ)
  • ネガティブなことは書かないで前向き、建設的なことを書きます
  • 手書きによって頭の整理をすることができるので人材育成につながります

この報連相ノートの活用で「言った、言わない」「知らない」「わからない」がなくなるといっています。

それは言った、言わないの対立や責任のなすり合い、わからなくて困った、知らなくて困った、聞いていないという不安をゼロにするということです。
その結果スタッフが安心感を持ち笑顔になるといいます。

これはまさに心理的安全性の高い職場と言えるのではないでしょうか。

心理的安全性が低い職場で最も恐れる次のような不安が全くありません。

  • 無知だと思われる不安
  • 無能だと思われる不安
  • 邪魔をしていると思われる不安
  • ネガティブだと思われる不安

手書き(アナログ)が心理的安全性の高い職場づくりに役立つ

手書き(アナログ)にはデジタルにはない効用がたくさんあるといいます。

  • 文字を見ただけで誰が書いたのかがひと目でわかる
  • 手書きの文字でその人独自の感情を推測できる
  • 手書きの文書にはあたたかみや思いが感じられ、生の声が聞こえる
  • 手書きの報連相ノートで文字の様子から相手を思いやることができる
  • その人の個性が感じられ、育てることができる

パソコン文書は書きながら文書をまとめますが手書きは頭の整理がないと書けません。
それで手書きは頭の整理をするトレーニングになると言っています。
手書きで頭の整理をするので冷静で丁寧、読む人を思いやった優しい文章になるともいいます。

「報連相ノート」は販売現場だからこそのノウハウ

現在は情報共有もDX化と言われています。
何でもDXにするのは本当に生産性が向上?って思わせる本です。

販売現場にいた方ならおわかりでしょうがアナログの方がスピーディってことが多いです。

接客が中心の職場ではお客様の前では口頭でやり取りできないことも多いです。

情報共有の仕組みは不可欠です。
ところが
デジタルが生産性が高いとばかりは言えないのが実感です。

座ってパソコンを見たり、パソコンの前に行ったりするのは抵抗があります。

お客様の問い合わせに情報をパソコン画面で見るのとノートで確認するのでは印象が全く違います。
お客様からするとパソコン画面で見る行為は冷ややかで、人対人の接客を中断された印象です。

この本では情報過多なデジタル情報より必要十分でタイムリーなアナログ情報の方が効果的と言っています。

「報連相ノート」には高額なコストがかからないのもいいですね。
「報連相ノート」は「大学ノート」と「ペン」と「はんこ」さえあればできるのですから。

報連相ノートはチームを顧客重視にする

誰もが全員に向けて何でも書くことができるという個々のスタッフの存在感がチームの一体感につながります。

互いに教え合うという仕組みが互いの支え合いになっています。
書く人は読む人が読みやすい優しい文章を心がけて思いやります。
読む人は書いた人を思いやり、メンバー全員が人の気持ちに敏感になります。

メンバーのホスピタリティ・コミュニケーションが高まり顧客サービス力もアップするといいます。

良い接客レベルを提供するために報連相ノートを活用するのでチームの一体感が生まれます。

お客様からいただいた感謝の言葉や感動を報連相ノートで共有するとさらにチームの一体感が高まります。

報連相ノートはそのチームの一体感が顧客重視という方向に向かうような仕組みになっています。

スポンサーリンク

「メッセージノート」で心理的安全性の高い職場を実感した私の体験

私は心理的安全性が低い職場と高い職場の両方を体験しました。

心理的安全性が低い職場では

  • 自分の知らないところで物事が決まっているという印象がありました
  • 突然にルールが変更され、変更された理由も説明がありません
  • 職場には自分には知らされない部分があるという不安がいつもありました
  • メンバーの一員ではないかもしれないという疎外感を感じていました
  • チームに一体感がなく力を発揮しよう、チームに役立とうという気持ちが起きませんでした
  • 自分の思っていることやアイデアや提案を発言する場がありませんでした
  • チームに一体感はなくみんなが個々にやりたいようにやっている感じでした

心理的安全性が高い職場では

「報連相ノート」とほぼ同じ仕組みの「メッセージノート」というものがありました。

  • メッセージノートには会社、お店で必要なすべての情報が書かれてあり、全員が同じ情報を共有します
  • メッセージノートは社員、パートさん、アルバイトさん関係なく全員が出勤後一番に必ず読むのがルールです
  • 1件毎に押印欄がついていて自分専用の固定欄に確認の押印をします
  • 店長会議などの議事、社長からの店長確認事項というメッセージも資料ページに綴じられてあります
  • 全員に知らせたいことは誰もが、何でも、手書きで、書いて良いことになっています
  • そのメッセージノートを見ればすべてわかり、わからなくて、知らなくて困ることはありません
  • 商品の入荷状況や商品知識についても書くので自身の関係部門以外のことも全員が同じ情報を得ることができます

この「メッセージノート」で体験したことから「報連相ノート」が心理的安全性の高い職場づくりに役立つとワタシは確信します。

心理的安全性が高い職場でのその他こと

心理的安全性が高い職場で気づいたその他のことを書きます。

手書きについて

手書きについても社内コミュニケーションはFAX(手書き、アナログ)が中心でした。
毎朝、社長からは手書きの「店長確認事項」というFAXが全店に配信されます。
手書きですので社長の感情や内容についての社長の思いを推し量ることができました。
手書きだからこそ意図を汲み取ることができるのです。
メールでは感じることができないものです。

社員は手書きの業務日誌を社長に退勤前にFAXすることになっていました。
報告は勿論ですが提案、アイデアも書いても良く、スルーされることはありません。
何らかの反応がありましたし、叱られたり、注意されたりしたこともありました。
この職場ではいいと思ったことは言って良い場があったのです。

本社からの事務文書にもアナログの良さがありました。
事務的な連絡文書もFAXで各店舗に配信されたり、店長会議で配布されたりしました。
無味簡素な硬い事務文書になりがちなのですが、この職場は違いました。
必ず余白にイラストシールが張ってありました。
「がんばれ!」「よろしく!」「お願いします!」という吹き出しのある女の子のイラストです。
そういうイラストがあるだけで負担に思う本社からの指示が和らぐのです。
こういう文書を受け取ったらどう感じるか?っていうことを思いやるコミュニケーションなのです。

会議の参加者

会議も店長だけではなく、部門責任者、部門担当、事務担当者などの会議がありました。
できる限り多くの人が参加できるようにとの意図です。
いろいろな会議を通して全員の声を聞き、改善につなげていきたいとの思いがあったのです。

当時には「心理的安全性の高い職場」という言葉はありませんでした。

この職場では私の知らないことはない、私は必要なことを全て知っているという安心感がありました。
職場での自身の存在感、仲間の一員としての存在感をいつも感じていました。
当然ですが仕事以外のことに気持が左右されないので仕事に集中できます。
本当にのびのび、生き生きと安心して思いっきり仕事に打ち込むことができました

スポンサーリンク
スポンサーリンク

著者のその他の作品はこちら

この著者のその他の作品はこちらになります。

アマゾンKindle Unlimitedがおすすめ!
いつでも、どこでも、すぐ読めて本の整理不要!
月額980円(税込)で200万冊以上読み放題!
小説、実用書、ビジネス書を読むなら1冊読むだけで月額料金の元を取れます。
お試しで30日間の無料読み放題!

スポンサーリンク

まとめ:
心理的安全性の高い職場づくりにおすすめの本「最強のチームを作るノート術」

心理的安全性の高い職場づくりにおすすめの理由

  • 「報連相ノート」が心理的安全性の高い職場づくりに役立つ
  • 手書き(アナログ)が心理的安全性の高い職場づくりに役立つ
  • 「報連相ノート」は販売現場だからこそのノウハウです
  • 報連相ノートはチームを顧客重視にする

スポンサーリンク