内向型の仕事選び前におすすめ本「静かな人の戦略書」小売業の内向型が推し
内向型のあなたがちょっと不安な仕事選びの前におすすめの本です。
内向型の人の仕事選び前ににおすすめ!「静かな人の戦略書」
小売業で長年活躍(?)する内向型のワタシが押し本を紹介します。
社会人として働く上で、自分に合った仕事を選ぶことはとても大切です。
中でも内向型の人は自身の性格のゆえに仕事選びは慎重になるかもれません。
「静かな人の戦略書」を読んでいただければ内向型のあなたの仕事選びに必ず役立ちます。
接客がある小売業に長年携わった内向型のワタシの経験も交えて解説します。
内向型の人の仕事選びだけではなく、自分を生き生きと活かすことにも役立ちます。
目次
内向型の人の仕事選びの前に「静かな人の戦略書」をおすすめの理由
- 内向型の人はもっと自分の可能性に自信を持っていいと思える本だから
内向型の私が言うのもなんですが内向型の人はもっと自分の可能性に自信を持っていいと思います。
この本ともう一冊紹介する本でワタシは自分の内向型が気にならなくなりました。
むしろ内向型は自分の個性だと思えるようになりました。
6ページの日本語版への序文~控えめで強力な「静かな力」~ではこのように書かれています。
「内向型であっても外向型であっても自分の個性を大切にして安全地帯から一歩踏み出すこと。他人に貼られたレッテルのせいで自分の可能性を狭めてはいけないこと。この本で一番伝えたいのはそういうことだ。」 - 仕事選びに外向型も内向型も関係ないとこの本は言っています
接客もある小売業には内向型の人は向かないと思うかもしれません。
ところが
内向型のワタシは長年、小売業に携わってきました。
もちろん接客は得意ではないですし、浮いたお世辞っぽい会話はできません。
だから接客ではなくPOPに力を入れ、それでうまくやってこられました。
店長経験も通算20年くらいになります。
内向型のワタシですが小売業ほど楽しい仕事はないと思っています。
小売業は自分の天職だと思えるくらいです。
この本の95ページでは次のように書かれています。
「ここでまずはっきりさせてさせておこうあなたや私だけにピッタリの仕事なんてものは存在しない誰もがどうにかして自分の強みを見出しそれを活かして生計を立てようとする。言い換えれば重要なのは自分が最も価値を生み出せる仕事を見つけることであり、それは必ずしも一番やりやすい仕事とは限らない。もっと突き放して言えばそういう仕事を見つけるのに内向型であるか外向型であるかは関係がない。」
引用元:静かな人の戦略書
- 内向型の人が輝くための戦略が具体的に書かれています
この「静かな人の戦略書」では内向型の人がいきいきと生きるための具体的な方法が書かれてあります。
内向型の人は内向型を個性として活かせばいいですし仕事選びをすればいいのです。
そのための戦略(アドバイス)が体験を通してたくさん出ています。
この「静かな人の戦略書」では外向型の人はテニスでいうフォアハンド、内向型の人はバックハンドと言っています。
テニスはフォアハンドだけで勝てるものではありません。
逆にバックハンドを得意とする有名なアスリートも沢山います。
例えばこちらの方たちがそうですが、びっくりしませんか?
両手バックハンドが武器なプロ
錦織圭
ダニエル・メドベージェフ
西岡良仁
アレクサンダー・ズべレフ
ブノワ・ペール
アンドレ・アガシ
ヤニック・シナ―
ディエゴ・シュワルツマン
アンディマレー
ノバク・ジョコビッチ出典:【最強】男子テニスで両手バックハンドが得意なプロを紹介します【※独断と偏見アリ】
引用元:https://tatsushi-life-blog.com/tennis-player-doublebackhand/
この本の198ページでは
「こんな風に悶々としているなんて、やはり内向型って不利なんだと思ってしまうかもしれないが、これから詳しく述べるとおり内向型ならではの利点はたくさんある。「フォアハンドのスイングが抜群の人にはかなわない」なんて思わずにバックハンドのスイングと敏捷性を誰にも負けないくらい鍛えた方がずっといい。職場で活躍するために役立つ内向型ならではの利点を紹介しよう。
引用元:静かな人の戦略書
この「静かな人の戦略書」をおすすめする主な理由は以上です。
大体、この本のタイトル「静かな人の戦略書」いいと思いませんか?
「内向型の人の戦略書」じゃなくて「静かな人の戦略書」ですよ。
いいと思いません。
この本のサブタイトルは
「騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する方法」
帯のコピーには
「静かで控えめは賢者の戦略」
もうこの言葉で内向型のコンプレックスはなくなってしまいませんか?
もう一冊、関連書を紹介させて頂いていいでしょうか?
祥伝社新書で著者はカミノユウキさんの「内向型人間だからうまくいく」
先に読んだのはこちらです。
この本で内向型のコンプレックスが80%くらいなくなりました。
そのポイントを少しだけ紹介させていただきます。
- 内向型は少数派でも稀少じゃない
24ページ
「もし、あなたがこのような内向的な性格の持ち主であったとしても、決して珍しい存在ではありません。およそ3人に1人は内向型の性格であることは研究からわかっているからです。」
はい!あなたは一人ではありません。
あなたの周りに10人いたら3~4人は内向的だっていうことです。
日本国民の4000万人くらいは内向的だっていうことです。
一人じゃないです。
- 内向型は外向型に劣るのではなく違うだけ
35~36ページ
内向型の人々が生きづらさを抱えてしまうのは社会が外向型志向だったからだけではありません。
外向型がスタンダードであるという誤解があるため、内向型の人々が、自分自身が内向型であることに気づけないからでもあります。
かつての私もまさにそうでした。
中略
もちろん、即断や行動力が価値を持つケースはあるでしょう。
私は決して外向型の性格を否定するものではありません。
しかし内向型の人間にとっては、そもそも外向型の生き方が向いていないのです。
長距離ランナーに向いた肉体を持って生まれてきた人が短距離走者を目指すように指導されたら強みは全く活かせませんし、もともと短距離向きだった人々にかなうはずがありませんよね。ミスマッチに苦しむだけでしょう。
しかし世の中には短距離走以外に長距離走という種目があること
そして自分が長距離向きであることに気づければ道は開けるに違いありません。同じように内向型の人々にまず必要なのは自分が内向型の人間であることに気づくことです。
そうなんですよ。
短距離走は華やかなで3000mはテレビで見ることも少ないです。
でも走る楽しさはどちらにもあります。
どちらが優れている、劣っているというものではないんです。
ただ単に種類が違うということなのです。
- 内向型の人にも成功者はいっぱいいる
65ページ
実際投資に向いているのも外交的な人よりも内向型人間だと言われています。投資の神様と呼ばれる10兆円近い資産を誇るアメリカの投資家ウォーレン・パレットも内向的な性格であることが知られています。
144ページ
スポーツ選手にも内向型人間が多くいます。例えば野球のイチロー元選手がそうです。メディアへの受け答えや9時間ぶっ通しでバッティング練習をしたエピソード、バッターボックスに立つ際にいつも同じ動作をするなどルーチンが多いことも、いかにも内向型人間です。
他にはサッカーの長谷部誠選手やフィギュアスケートの羽生結弦選手も私が見る限り内向型でしょう。
148ページ
内向型だってリーダーになれる
内向型の人は組織のリーダーになれないと思い込んでいる人も多いのですが間違いです。政治やスポーツの世界なので活躍している人や、成功を収めた経営者には内向型の人間がたくさんいます。
スーザン・ケインは内向型の人は優れたアイデアを出すことやリーダーシップで大きな役割を持っていると述べ、内向型人間の著名人にマハトマ・ガンジー、ウォーレン・バフェット、ビル・ゲイツ、アル・ゴアなどの名前を挙げています。
すごいじゃないですか。
この「内向型人間だからうまくいく」は上記の3点でワタシは自分の内向型が気にならなくなりました。
それでは本命の「静かな人の戦略書」の紹介に入っていきます。
「静かな人の戦略書」とは
「静かな人」の戦略書
騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法
著者:ジル・チャン/ 訳:著神崎朗子
出版社:ダイヤモンド社
出版年月:2022年6月
ISBNコード:978-4-478-11147-5
税込価格:1,650円
頁数・縦 343P 19cm
要旨
「聞く力」「気配り」「謙虚」「冷静」「観察眼」「戦略的思考」「質の追求」「慎重」「準備力」…「静かな人」の数々の潜在能力とは?
目次
- 静かな人の「仕事」の戦略
冷静沈着に「戦略的思考」を生かす
(「はったり」はいらない、戦略的に「得意なこと」で勝負する・・など) - 静かな人の「人間関係」術
「深く聞く力」で人を魅了する
(仕事の戦場で「味方」を増やす、落ち着いて「もめごと」をさばく・・など) - 冷静な力を「人前」で生かす
完璧な準備で「質の高い」仕事をする
(長所を生かせば「イベント」は楽勝である、そもそも、本当に行く必要があるのか?・・など) - 静かな人の「潜在能力」
しなやかな「リーダーシップ」を発揮する
(「謙虚さ」こそが成功をもたらす、タイプを混ぜれば「最強チーム」ができる・・など)
著者紹介
ジル・チャン Jill Chang
ミネソタ大学大学院修士課程修了、ハーバード大学、清華大学でリーダーシップ・プログラム修了。ハーバード・シード・フォー・ソーシャル・イノベーション、フェロー。アメリカの非営利団体でフィランソロピー・アドバイザーを務める。過去2年間で行ったスピーチは200回以上に及ぶ。15年以上にわたり、アメリカ州政府やメジャーリーグなど、さまざまな業界で活躍してきた。2018年、ガールズ・イン・テック台湾40アンダー40受賞。本書は台湾でベストセラー1位となり、20週にわたりトップ10にランクイン、米ベレットコーラー社が28年の歴史で初めて翻訳刊行する作品となり、第23回Foreword INDIES「ブック・オブ・ザ・イヤー」特別賞に選出されるなど話題となっている。現在は母国の台湾・台北市に拠点を置きながら、内向型のキャリア支援やリーダーシップ開発のため国際的に活躍している。
神崎 朗子 (カンザキ アキコ)
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。
「静かな人」の戦略書」から内向型のワタシが学んだこと
最も良かったことは自身の個性(内向的)がわかったこと。
そして
その個性(内向的)の活かし方を知ったこと。
ワタシなりの「「静かな人の戦略」を以下のようにまとめてみました。
静かな人の戦略
■基本シナリオ
一つの目標に全集中し粘り強く取り組み高い成果達成を目指す
■スキル
スペシャリストとして
理念という内から出るモチベーションによって
本質を見抜く徹底した観察力、傾聴力、分析力で計画的戦略的に準備し
リスクマネジメントを行いながら
文章力(書いて伝える力)をSNSで発揮して
思いやりで働きかけマネジメント(調和状態)を目指す。
❏傾聴力 聞く力
❏気配り
❏謙虚
❏冷静
❏観察眼
❏戦略的思考
❏質の追求
❏慎重
❏準備力
❏本質重視 表面よりも本質を重視
❏傾聴力で信頼を得る
❏集中力のある観察者リーダー
❏一対一での深い関係
❏交渉は喋らずに聞く
❏パーフェクトな準備でハイレベルの仕事
❏謙虚さが成功をもたらす
❏冷静に細部のミスを見出せる
❏最も周到な人
■資産
内向型にとってモチベーションとエネルギーは最も重要な資産。
準備、環境、グッズ、余裕あるオペレーションでエネルギーの充足を図る
理念の確認によりモチベーションを維持する
■イベント(会合、パーティーなど)の対策の4つ
●行かない
●行くなら前向きに考える
●行くなら無理ない目標を持って行く
●一人だけに話しかけるといい
●準備力で望む
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まとめ:内向型の仕事選び前におすすめ本「静かな人の戦略書」
●著者は台湾人ですがアメリカ的言い回しが面白いです。
●実例の内向型あるあるに何度も納得します。
●内向型が活きる戦略が具体的にたくさん出ていますので活かせます。
おすすめの理由
●内向型の人はもっと自分の可能性に自信を持っていいと思える本だから
●仕事選びに外向型も内向型も関係ないとこの本は言っています
●内向型の人が輝くための戦略が具体的に書かれています
もう一冊の関連書のおすすめポイント
祥伝社新書、著者:カミノユウキ
「内向型人間だからうまくいく」
●内向型は少数派でも稀少じゃない
●内向型は外向型に劣るのではなく違うだけ
●内向型の人にも成功者はいっぱいいる
「静かな人」の戦略書」から内向型のワタシが学んだこと
●最も良かったことは自身の個性(内向的)がわかったこと。
●個性(内向的)の活かし方を知ったこと。
●ワタシなりの「静かな人の戦略」をまとめてみました。
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