改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の改善方針確認決定)
今回は
第6回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の改善方針確認決定)
というテーマです。
自社の改善方針確認決定のために使うビジネスフレームワークは
❐STP分析
❐マーケティング・ミックス4P・4C
❐VRIO分析
❐3つの基本戦略
です。
その解説に従ってあなたの企業の「自社の改善方針の確認決定」を行っていただきます。
そしてこの作業は第7回の「実行計画書作成」の基になるものです。
目次
【個人商店向け】
売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座とは
初めてこのページに訪れた方に
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座の概要を解説します。
継続してご覧いただいている方には進捗と見通しを確認していただけるかと思います。
売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
ビジネスフレームワークの提供と解説によって
自己改善により3ヶ月で売上UPを図ったいただくための
オンライン支援講座です。
第1回からスタートしていただければ何時でもあなたのペースで
売上UP自己改善が図れます。
メールでのサポートもあります。
コンサルタントに頼らず売上UP自己改善したい方は下記の講座へお進みください。
第1回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
オンライン支援講座の全体説明
第2回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
売上UP自己改善のプロセスとビジネスフレームワークの解説
第3回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
現状把握分析のための5つのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の分析)
使用ビジネスフレームワーク:
PEST分析、5フォース分析、ポジショニングマップ分析、マーケティング・ミックス4P・4C
第4回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
現状把握分析まとめのためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の分析まとめ)
使用ビジネスフレームワーク:3C分析、SWOT分析
第5回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の改善方針書き出し)
使用ビジネスフレームワーク:クロス3C分析、クロスSWOT分析
第6回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の改善方針確認決定)
使用ビジネスフレームワーク:
STP分析、マーケティング・ミックス4P・4C、VRIO分析、3つの基本戦略
第7回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
実行計画策定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(実行計画書作成)
使用ビジネスフレームワーク:5W2H
第8回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
成果改善定着のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(計画実行と計画書運用)
使用ビジネスフレームワーク:PDCAサイクル
第5回オンライン支援講座までの確認
第3回オンライン支援講座
第3回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
「現状把握分析のための6つのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
3C分析の5つのビジネスフレームワークの各設問に従って自社の外敵環境、内的環境を記入表に入力しました。
- PEST分析では[Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)]の4つの面からマクロな視点から外部環境を分析
- 5フォース分析では業界の収益性を「業界内の競争」、「新規参入の脅威」、「代替品の脅威」、「売り手の交渉力」、「買い手の交渉力」の5つの要素から分析
- マーケティング・ミックス4PではProduct(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)という4つの要素から分析
- USP分析では「独自の強力な売りの提案」が自社と競合にあるかどうかを分析
そして3C分析とは別に
- ポジショニングマップでは特定の顧客層、市場において競合との差別化を図り、競争優位の独自なポジションを可視化しました
第3回の3C分析記入表に入力した「自社の分析」は第4回でまとめられます。
第4回オンライン支援講座
第4回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
「現状把握分析まとめのためのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
クロス3C分析、クロスSWOT分析というビジネスフレームワークを使って「自社の分析まとめ」を行いました。
クロス3C分析によって「顧客ニーズを満たし」「競合を上回る」「自社の価値」を見つけました。
クロスSWOT分析によって内部環境(自社の強みと弱み)、外部環境(機会と脅威)の4つの要素を確認していただきました。
第5回オンライン支援講座
第5回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
「改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
3クロスC分析、クロスSWOT分析というビジネスフレームワークの解説に従って
ワークで「自社の改善方針の書き出し」を行いました。
そしてこの作業は今回の「自社の改善方針確認決定」につながってきます。
ワークとして
- クロス3C分析から導き出された
あなたの企業が市場、顧客に支持され、優位に生き残っていける価値の強化、拡大、創造を
自社の改善方針として書き出しました。 - クロスSWOT分析から導き出された
積極策>改善策>差別化策>防衛・撤退策の優先で
最大12の策から業績改善の基本方針KFS(重要成功要因)を3つ
自社の改善方針として書き出しました。
第6回オンライン支援講座
第6回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
「改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク」
(自社の改善方針確認決定)
というテーマです。
第5回で書き出された、あなたの企業の改善方針を
STP分析、マーケティング・ミックス4P・4C、VRIO分析、3つの基本戦略という
ビジネスフレームワークを使い最終的な自社の改善方針としての確認と決定を行います。
書き出された、あなたの企業の改善方針について
・方針として不備な点はないか?
・十分な効果が期待できるものか?
を確認・決定していくものです。
具体的なワークとして各ビジネスフレームワークの設問について
確認したり、書き出したりしていただきます。
ワークの前にどのような狙いで何を確認するのか?
設問の元になるビジネスフレームワークについて確認します。
ビジネスフレームワークの解説
STP分析とは
STP分析とは市場の全体像を把握Segmentation(市場細分化)し、その中から狙うべき市場を決定Targeting(狙う市場の決定)し、競合他社との位置関係から自社の立ち位置を明確Positioning(自社の立ち位置の明確化)するためのビジネスフレームワークです。
どういう市場・顧客を狙い、どのような立ち位置でアピールするのかを決めるのがSTP分析です。
どういう市場・顧客とはどのような基準で分けられた市場・顧客かということです。
どのような基準とは以下のような基準があります。
- 「人口統計的」・・・年齢、性別、職業、所得や学歴、家族構成、国や地域、住まい、行動範囲、都市の規模、発展度、人口、気候、文化・生活習慣、宗教など
- 「社会心理的変数」・・・価値観、趣味嗜好、ライフスタイル、パーソナリティ、購買動機、購買活動、購買心理など
どのような立ち位置でということはポジショニングマップの2軸の何処に位置するかということです。
ポジショニングマップの2軸(X軸、Y軸)とは価格、機能、デザイン、品質、販売チャネルなどです。
マーケティング・ミックス4P・4Cとは
マーケティング・ミックス4Pはマーケティング(=売れる仕組み)をつくる場合に4P[Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)]という4つの要素の最適な組み合わせを考えるためのビジネスフレームワークです。
マーケティング・ミックス4Cは4Pが企業側の視点での4要素なのに対し消費者側の視点での4つの要素[Customer Value(顧客価値)、Cost(コスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)]になります。
マーケティング・ミックス4P・4Cでは
「何を、いくらで、何処で、どのように売るか」を
自社や自社の商品・サービスの良さを企業側の視点と消費者側の視点から整理します。
VRIO分析とは
VRIO分析とはValue(経済価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣可能性)、Organization(組織)という4つの視点から企業が持つリソースの強みを分析するビジネスフレームワークです。
VRIO分析では
企業内部の強みが市場において
現在は競争優位性があるか?
長期間に渡って競争優位性が保てるか?
将来も競争優位性が保てるか?
を確認します。
3つの基本戦略
3つの基本戦略とはコスト・リーダーシップ戦略、差別化戦略、集中(コスト、差別化)戦略という自社の競争優位を保つための戦略を決めるビジネスフレームワークです。
自社の競争優位を保つために以下の3つの戦略のどれを採用するかということです。
- コスト・リーダーシップ戦略
市場・顧客全体に対して低コスト体質を強みとする戦略 - 差別化戦略
市場・顧客全体に対して差別化による高付加価値・高価格化を強みとする戦略 - 集中戦略
特定の市場・顧客に対してコストリーダーシップ戦略あるいは差別化戦略を採用すること
ワーク
それではワークとして
第5回で書き出された、あなたの企業の改善方針を
STP分析、マーケティング・ミックス4P・4C、VRIO分析、3つの基本戦略という
ビジネスフレームワークを使い最終的な自社の改善方針としての確認と決定を行います。
具体的なワークとしては各ビジネスフレームワークの設問について
確認したり、書き出したりしていただきます。
その結果、書き出された、あなたの企業の改善方針に
・方針として不備な点がなく
・十分な効果が期待できることを確認できたら
最終的な改善方針として決定し
第7回オンライン支援講座の実行計画書の作成につなげていきます。
今回はここまでのワークです。
各ビジネスフレームワークの設問の「売上UP自己改善方針 確認・決定ファイル」は以下のようになります。
こちらからダウンロードしてください。
「売上UP自己改善方針 確認・決定ファイル」ダウンロード
まとめ:
第6回【個人商店向け】
売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク(自社の改善方針確認決定)
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座とは
初めてこのページに訪れた方のための
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座の概要を解説。
第5回オンライン支援講座までの確認
第3回オンライン支援講座では
「現状把握分析のための6つのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
3C分析の5つのビジネスフレームワークの各設問に従って自社の外敵環境、内的環境を記入表に入力しました。
第4回オンライン支援講座では
「現状把握分析まとめのためのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
クロス3C分析、クロスSWOT分析というビジネスフレームワークを使って「自社の分析まとめ」を行いました。
クロス3C分析によって「顧客ニーズを満たし」「競合を上回る」「自社の価値」を見つけました。
クロスSWOT分析によって内部環境(自社の強みと弱み)、外部環境(機会と脅威)の4つの要素を確認していただきました。
第5回オンライン支援講座では
「改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク」というテーマでした。
ワークとして以下の自社の改善方針を書き出して板できました。
- クロス3C分析から導き出された「顧客ニーズを満たし」「競合を上回る」「自社の価値」の
強化、拡大、創造策 - クロスSWOT分析から導き出された積極策>改善策>差別化策>防衛・撤退策の中から
業績改善の基本方針KFS(重要成功要因)
第6回オンライン支援講座
第6回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座は
「改善方針決定のためのビジネスフレームワークの解説とワーク」
(自社の改善方針確認決定)というテーマです。
第5回で書き出された、あなたの企業の改善方針を
STP分析、マーケティング・ミックス4P・4C、VRIO分析、3つの基本戦略という
ビジネスフレームワークを使い最終的な自社の改善方針としての確認と決定を行います。
具体的なワークとして
各ビジネスフレームワークの設問について確認したり、書き出したりして
あなたの企業の改善方針に
・方針として不備な点がなく
・十分な効果が期待できることを確認できたら
最終的な改善方針として決定します。
それを次回の第7回オンライン支援講座の実行計画書の作成につなげていきます。