売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークの解説
目次
第2回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークの解説
個人商店の経営者の悩み、課題は売上、人、金です。
中でも
長期間の売上の低迷
急激な売上低下
原因不明の売上不振
競合店の出店による売上悪化
業界全体の売上低下など
業績悪化に悩む経営者は多くいらっしゃいます。
その業績悪化を解決するのに経営コンサルタントはいりません。
業績改善、売上アップは経営者自身でできます。
なぜなら
プロのコンサルタントが診断、アドバイスするプロセスはとてもシンプルです。
そして
診断、アドバイスのためのビジネスフレームワークは誰でも使えるからです。
この記事ではコンサルタントに頼らないで経営者が自身で業績改善する
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
を提案しています。
この【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座によって
コンサルタントに頼らず経営者自身で売上を改善することができます。
その見通しは
●3ヶ月で計画策定
●6ヶ月で実行完了
●12ヶ月で効果確認
としています。
12ヶ月後の期待効果はまずは売上減少の歯止めです。
前年を超える売上UPは2年目以降になります。
その後は右肩上がりを目指します。
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座とは
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月リモート支援講座では
プロのコンサルタントが行う診断のプロセスと使う13のビジネスフレームワークの活用方法を解説します。
その解説に従って
個人商店の経営者自身が
自社の現状把握を分析
課題を整理、改善方針を決定
改善実行計画を策定
業績を改善し定着化を図る
というものです。
今回は
第2回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
「売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークの解説」というテーマです。
売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークがもたらすもの
「ビジネスフレームワーク」という道具と「プロセス」という手順がわかれば売上UP自己改善ができます。
売上UP自己改善という成果をもたらすプロセスとビジネスフレームワークがもたらす効果について確認します。
シンプルな考え方
プロセスとビジネスフレームワークで考えるととてもシンプルな考え方ができます。
原因究明や課題解決のためには一見複雑に見える現象をシンプルにすることです。
シンプルにするだけで原因究明や課題解決は3割できたようなものです。
売上UP自己改善のプロセスはシンプルに4段階です。
そのために使うのはいくつかのビジネスフレームワークです。
論理的思考
原因究明や課題解決に早く最適な答えを出すためには論理的な思考が求められます。
その論理的思考で使われるのがビジネスフレームワークです。
ビジネスフレームワークを使うことによって論理的な思考ができるのです。
MECE
MECE(ミッシー)=Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive という考え方があります。
簡単に言えば「モレもダブりもなく」ということ。
キーポイントとなることがモレてはいけませんし、ダブって考えていては非効率です。
これもフレームワークを使うことによって簡単に利用することができます。
ゼロベース思考
ゼロベース思考とは「そもそもどう有りたいか?をゼロから考える、既成の枠を外して考える」ということです。
ゼロベースで考えると頭ではわかっても、なかなかできるものではありません。
ところがビジネスフレームワークを使うとそうせざるを得なくなります。
考えの枠が設定されるわけですから当たり前といえば当たり前です。
どうしても自分の考え、経験、立場にこだわるとビジネスフレームワークが偏ります。
ビジネスフレームワークを完成できないとなりゼロベースで考えることが強制されます。
ゼロベース思考がどうしても苦手ならば幹部、部下とビジネスフレームワークを書き込むことでゼロベースの考え方ができます。
売上UP自己改善のプロセス
先にも述べたように売上UP自己改善のプロセスはとてもシンプルです。
一言で言えば
自社の現状把握を分析
課題を整理、改善方針を決定
改善実行計画を策定
業績を改善し定着化を図る
ということです。
それを4つのステップに分けます。
- 現状把握分析
現状を正確に把握、整理して分析する。 - 改善方針決定
どのように改善すればよいかを決定する。 - 実行計画策定
数字につながる実行計画を策定する。 - 成果改善定着
成果をさらに高め成長軌道に乗せる.。
売上UP自己改善プロセスに使用するビジネスフレームワーク
売上UP自己改善のプロセスに従ってビジネスフレームワークを使います。
現状把握分析
現状把握分析には以下の6つのビジネスフレームワークを使います。
- PEST分析
PEST[Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)]の4つの面からマクロな視点に立って外部環境を分析するのに使用されるビジネスフレームワークです。 - 5フォース分析
業界の収益性を「業界内の競争」、「新規参入の脅威」、「代替品の脅威」、「売り手の交渉力」、「買い手の交渉力」という5つの要素から分析するためのフレームワークです。 - ポジショニングマップ分析
ポジショニングマップとは特定の顧客層、市場において競合との差別化を図り、競争優位の独自なポジションを可視化し導き出すためのフレームワークです。 - マーケティング・ミックス4P・4C
マーケティング・ミックス4Pはマーケティング(=売れる仕組み)をつくる場合に4P[Product(製品・商品)、Price(価格)、Promotion(プロモー ション)、Place(流通)]という4つの要素の最適な組み合わせを考えるためのビジネスフレームワークです。
マーケティング・ミックス4Cは4Pが企業側の視点での4要素なのに対し消費者側の視点での4つの要素[Customer Value(顧客価値)、Cost(コスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)]になります。 - 3C分析
3C分析とは市場環境を3つの要素[Customer(市場・顧客環境)、Competitor(競合環境)、Company(自社環境)]で分析するビジネスフレームワークです。 - SWOT分析
SWOT分析とは内部環境(自社の強みと弱み)外部環境(機会と脅威)の4つの要素を分析するビジネスフレームワークです。
改善方針決定
改善方針決定には以下の6つのビジネスフレームワークを使います。
- クロス3C分析
クロス3C分析とは[Customer(市場・顧客環境)、Competitor(競合環境)、Company(自社環境)]という3つの要素をクロスさせながらKFS(Key Success Factor:成功要因)を導き出すフレームワークです。 - クロスSWOT分析
SWOT分析とは内部環境(自社の強みと弱み)外部環境(機会と脅威)の4つの要素を分析しクロスさせてKFS(Key Success Factor:成功要因)を導き出すフレームワークです。 - STP分析
STP分析とは市場の全体像を把握Segmentation(市場細分化)し、その中から狙うべき市場を決定Targeting(狙う市場の決定)し、競合他社との位置関係から自社の立ち位置を明確Positioning(自社の立ち位置の明確化)するためのビジネスフレームワークです。 - マーケティング・ミックス4P・4C
前項で解説。
- VRIO分析
VRIO分析とはValue(経済価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣可能性)、Organization(組織)という4つの視点から企業が持つリソースの強みを分析するビジネスフレームワークです。 - 3つの基本戦略
コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中(コスト、差別化)戦略という自社の競争優位を保つための戦略を決めるビジネスフレームワークです。
実行計画策定
実行計画策定には「5W2H」というビジネスフレームワークを使います。
- 5W2H
5W2HとはWhen(いつ、期限)、Where(どこで、場所)、Who(誰が、担当)、What(何を、対象、モノ)、How(どのように、方法)、Why(なぜ、目的)、How Much/How Many(いくら、いくつ、目標、費用、回数)という項目をもれなく計画することで確実な実行を図るビジネスフレームワークです。
成果改善定着
成果改善定着には「PDCAサイクル」というビジネスフレームワークを使います。
- PDCAサイクル
PDCA サイクルはPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)の 4段階を繰り返すことによって経営管理、生産管理、品質管理、マネジメントなどの管理業務を円滑、継続的に改善するためのビジネスフレームワーク。
まとめ:
売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークの解説
第2回【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
【個人商店向け】売上UP自己改善3ヶ月オンライン支援講座
個人商店の経営者自身が
自社の現状把握を分析
課題を整理、改善方針を決定
改善実行計画を策定
業績を改善し定着化を図る。
売上UP自己改善プロセスとビジネスフレームワークがもたらすもの
- シンプルな考え方
- 論理的思考
- MECE
- ゼロベース思考
売上UP自己改善のプロセス
自社の現状把握を分析
課題を整理、改善方針を決定
改善実行計画を策定
業績を改善し定着化を図る。
- 現状把握分析
- 改善方針決定
- 実行計画策定
- 成果改善定着
売上UP自己改善プロセスに使用するビジネスフレームワーク
- 現状把握分析
PEST分析
5フォース分析
ポジショニングマップ分析
マーケティング・ミックス4P・4C
3C分析
SWOT分析 - 改善方針決定
クロス3C分析
クロスSWOT分析
STP分析
マーケティング・ミックス4P・4C
VRIO分析
3つの基本戦略 - 実行計画策定
5W2H - 成果改善定着
PDCAサイクル