コロナ後のシンプルで確実な3つの売上対策をマクドナルド、ケンタッキーに学ぶ

飲食店のぼり

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新型コロナ禍で大きな打撃を受けた飲食店舗はたくさんあります。

 

売上がこんなに落ち込むのは当店だけだろうか?
コロナ禍にあっても売上を確保したところはあるのだろうか?
先の見通せない今後に向けてどのような売上対策を備えればよいだろうか?

そのように考えている個人商店、飲食店は少なくはありません。

 

飲食店が営業を再開し、これまでの営業の状況が見えてきました。
確かに多くの飲食店が売上を大きく落としました。
一方で前年売上をキープしたり、大きく超えたりしたところもあります。

 

なぜそのような売上を作ることができたのか?

 

ここではマクドナル、ケンタッキーの例を参考に
売上の明暗を分けた4つのポイント
With/Afterコロナのシンプルで基本の売上対策
について学んでみたいと思います。

 

まだまだ予断を許さない今後の状況に売上対策を固めていただければと思います。

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飲食店の売上状況が見えてきた?

新型コロナ発生から緊急事態宣言、その解除を通じて飲食店は厳しい状況が続きました。
大打撃の飲食店のおおよその売上状況が見えてきました。

業態による売上の明暗が出てきた

飲食店の売上は大きく分けて3つの状況が見られました。

  • 従来からのテイクアウト対応型店舗は前年比 80%~110%
  • 店内消費型の飲食店舗は前年比 50%~80%
  • 居酒屋店舗では前年比 10%

となりました。

店内消費型の飲食店舗、居酒屋店舗もテイクアウトやデリバリーに取り組みました。

しかし
テイクアウトやデリバリーの不慣れや競争激化で期待された成果は得られませんでした。

コロナ禍でも前年を超える店舗がある

軒並みと言っていいほどの売上の減少でした。

その中でも業種、業態に関わらず前年キープや前年超えというお店も聞かれました。

 

個別の店舗では事情もわかりにくいので誰もが知るマクドナルドとケンタッキーについて考えてみたいと思います。

 

個人商店や個人の飲食店は大手と同じことをするわけには行きません。
資本力や経営資源の状況が全く違います。

 

ただ、商売の基本は大手も個人企業も同じです。
むしろこの危機にあっては何を守り、何を変えるかが大切です。
危機的な状況だからこそ、個人企業だからこそ商売の基本を見失わずにいたいものです。

マクドナルドとケンタッキーの売上推移

ハンバーガー

マクドナルドとケンタッキーの売上推移を確認してみましょう。

マクドナルド(既存店)

  • 2020年3月前年対比は100%
  • 2020年4月前年対比は107%
  • 2020年5月前年対比は115%
  • 2020年6月前年対比は 97%

となっています。

ケンタッキー(既存店)

  • 2020年3月前年対比は108%
  • 2020年4月前年対比は133%
  • 2020年5月前年対比は138%
  • 2020年6月前年対比は99%

となっています。

マクドナルドの2020年5月前年対比は115%
ケンタッキーの2020年4月前年対比は133%
2020年5月前年対比は138%は
驚異的ともいえる伸びでした。

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売上の明暗を分けた4つのポイント

多くの飲食店が大きく売上をダウンさせる中、前年キープや前年超えを果たした店舗があります。
テイクアウトやデリバリーを行っていたという店舗だけではなく、大手というわけでもありません。
そういうお店にはある共通項がありました。

顧客リストの重要性

売上の前年キープや前年超えをするお店が共通として持っていたものが顧客リストです。
FACEBOOKやLINEアカウント、メールアドレス、携帯番号といった顧客のデジタル情報です。
顧客リストを持つお店はコロナ禍でのお店の取り組み、顧客対応、商品情報を即座に伝えられました。
そういうお店は顧客からも信頼を得ておりスムーズにテイクアウト、デリバリーにつながりました。

 

顧客リストの有無がコロナ禍という緊急時の業績を大きく左右しました。
顧客リストというのはお客様との信頼関係の証でもあります。

コミュニケーション力

顧客リストを持っていたお店はストレートにお客様とコミュニケーションすることができました。
感染症対策や商品情報だけでなくコロナ禍で営業するお客様への思いを伝えられました。

そういう情報発信がお客様との好ましい関係性を維持し、業績の後押しとなりました。

ニーズ対応

それまでテイクアウトやデリバリー対応でないお店はもちろん、対応のお店もメニューの変更を考えざるを得ませんでした。

ただ単に今までのメニューをテイクアウトやデリバリー対応すればいいのではありません。

 

居酒屋店舗では夕方の営業からランチ時間帯の営業に変更しランチメニューを始めました。
来店客が少なければお弁当メニューの販売も行いました。

 

お店は何ができるかという変化も大切ですが顧客にもニーズの変化がありました。
コロナ禍でのステイホームという環境の中で新しいニーズが生まれました。

  • ステイホームの子どもたちという消費人数の増加
  • 家庭料理のレパートリーの少なさを補うニーズ
  • Zoom飲み会などの見られて映えるオードブル
  • 居酒屋の楽しさのある酒の肴ニーズ

などです。

お客様のニーズ変化に対応できた店舗は業績を確保できました。

ニーズ対応のためのPDCA(計画・実行・確認・修正)

新型コロナ発生から緊急事態宣言、その解除と環境は目まぐるしく変わりました。

  • 顧客ニーズに合わせたメニューの変更
  • 営業時間変更に合わせた営業体制の変更
  • テイクアウト、デリバリーの仕組みづくりなど

初めてのこともたくさんあり試行錯誤するしかありませんでした。

 

スピーディーなPDCA(計画・実行・確認・修正)でニーズ対応で業績が確保されました。
日頃の営業活動でPDCA(計画・実行・確認・修正)が定着しているところはニーズ対応を早くにできました。

 

売上の明暗を分けた4つのポイントを見てきましたが
マクドナルドの売上推移やケンタッキーメニューランチを例にとって確認してみましょう。

マクドナルドの売上推移とケンタッキーメニューランチに学ぶ

フライドチキン

マクドナルドの2020年5月前年対比は115%
ケンタッキーの2020年4月前年対比は133%
2020年5月前年対比は138%の驚異的ともいえる伸びは
どのような要因があったのか見てみましょう。

マクドナルドの売上推移に学ぶ

ハンバーガー

マクドナルドの顧客リスト

マクドナルドでは公式アプリの累計ダウンロード数は6,600万件と言われています。
この驚異的な数の顧客リストによってマクドナルドは
感染症対策、営業時間変更、商品情報などを
低コストで広く知らせることができました。

マクドナルドのニーズ対応

さらに
マクドナルドは4月にそれまで別アプリから可能だったモバイルオーダーを公式アプリからもできるようにしました。

これがステイホームの家族単位の受注、3密を避ける待ち時間なしのテイクアウトにつながり売上を大きく伸ばしました。

マクドナルドのコミュニケーション力

マクドナルドでは休校中で時間を持て余す子どもたちに向けて
「おうち時間をもっと楽しくーおやこでつくろう!こうさくマクドナルド」
という情報発信をしていました。

 

テイクアウトの袋やカップを使っての工作ですが
ステイホーム期間を少しでも楽しんでもらいたいというお店の思いが伝わります。
暗くなりがちなステイホームを明るくする情報発信は顧客との関係性を好ましいものにします。

ケンタッキーメニューランチに学ぶ

フライドチキン

ケンタッキーはコロナ禍のニーズに対応して伸びたわけではありません。
2018年から行ってきた改革がコロナ禍のニーズにジャストフィットしました。

 

ケンタッキーは2018年7月から改革を行っていました。
フライドチキンをハレの日メニュー(クリスマス)から日常メニューへシフトする改革です。

 

500円ランチメニューは夏休みの子どもたちに受け入れられ好評を博しました。
その500円ランチメニューが2020年1月からレギュラーメニュー化していました。
絶好のタイミングです。
ステイホームの子どもたちのランチに求められたのは想像に難くありません。

 

コロナ禍のニーズに対応しての伸びではありませんが業績を大きく伸ばす要因となりました。
ここで学べるのはケンタッキーのニーズ対応のためのPDCA(計画・実行・確認・修正)です。

 

コロナ禍だから大きな変化があり、ニーズ対応が必要というだけではありません。
日頃から現状へのニーズ対応を求め、PDCAを回している企業はコロナ禍でも業績を確保することです。
常に課題設定をしてPDCAを回すと緊急事態でも対応が効くということです。

With/Afterコロナのシンプルで基本の3つの売上対策

ここまでコロナ禍での売上の明暗を分けた4つのポイントを見てきました。

  • 顧客リストの重要性
  • コミュニケーション力
  • ニーズ対応
  • ニーズ対応のためのPDCA(計画・実行・確認・修正)

それを誰もがわかるマクドナルドの売上推移やケンタッキーメニューランチを例に
確認してきました。

 

ここでは今後の予想がまだ見通せないコロナ禍において必要な
シンプルで基本の3つの売上対策について考えます。

顧客との関係性作り

顧客リストの重要性について確認してきましたがリストが有るだけではダメです。

  • 顧客のデジタル情報を蓄積する
  • コミュニケーション力を高める
  • SNSで良好な関係性を築く

ことがポイントです。

顧客ニーズの収集の仕組み作り

普段から顧客ニーズを収集する仕組みを作っておきます。
それには下記のニーズカードシステムなどが効果的です。
下記の記事を参考にしてください。

お客様情報を簡単に収集、共有、活用する仕組み~NEEDS CARD SYSTEM

顧客ニーズに対応するお店を目指し続けるには顧客ニーズの収集の仕組みがどうしても必要です。

PDCAサイクルを確実に行う方法

日頃からPDCAサイクルを確実に行うことです。
そのためにはとてもシンプルで確実な方法があります。

  • 計画・実行・確認・修正の様式で計画を作成します
    PDCAサイクルを回さなければ一連の企画が完結しない仕組みにします。
  • 計画時から目標値を設定して効果測定を規定してしまいます
    そうすれば1次のPDCAサイクルが次の2次サイクルまでつながります。
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まとめ:
コロナ後のシンプルで確実な3つの売上対策をマクドナルド、ケンタッキーに学ぶ

飲食店の売上状況が見えてきた?

・業態による売上の明暗が出てきた
・コロナ禍でも前年を超える店舗がある
・マクドナルドとケンタッキーの売上推移

売上の明暗を分けた4つのポイント

・顧客リストの重要性
・コミュニケーション力
・ニーズ対応
・ニーズ対応のためのPDCA(計画・実行・確認・修正)

マクドナルドの売上推移とケンタッキーメニューランチに学ぶ

 With/Afterコロナのシンプルで基本の3つの売上対策

・顧客との関係性作り
・顧客ニーズの収集の仕組み作り
・PDCAサイクルを確実に行う方法

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