癒し効果抜群でしょ!アクアテラリウムをリニューアルしてみた
アクアテラリウムって知ってます?
アクアテラリウムは一つの容器の中に水中部分と陸地部分が混在している動植物の飼育槽です。
水陸の混在ということでアクアリウムとテラリウムを合わせた造語です。
ビオトープの水槽版みたいなもんです。
言葉の説明では難しいので画像を見たほうが早いかと思います。
引用元:http://spectrumbrands.jp/aqua/fishkeeping/special/terrarium/index.html
生きている自然の一部を切り取ったような感じで。
どう?きれいでしょ!ワタシのじゃないけど。
今回アクアテラリウムは3回目のリニューアル
今回のリニューアル前がコチラの画像。
「砂漠のオアシス」をイメージしてレイアウトしたもの。
これがちょっとうまく行かなくて今回のリニューアルになりました。
上手く行かないところ
- アカヒレ(メダカみたいな姿ですがコイ科です)の水槽が人工っぽく過ぎてプールみたい
- 水量が少なすぎて藻の発生がひどいし水量が乾燥によりすぐ減るのでアカヒレ可愛そう
- 水槽の中に入れた水耕栽培の観葉植物の成長が激しすぎる
- 全体的な植物やアクセサリーのサイズバランスが悪く美しくない
まあ一番の問題はアカヒレが可愛そうってこと。
生き物ですもんね。
で今回リニューアルしたのがコチラ
テーマは「海ログ=海を望むログハウス」
海ログに憧れます。
ログハウスのロッキングチェアに座って日本海に沈む夕日をただぼーっと見る。
そういうのを想像しながらレイアウトしました。
ここからはワタシのアクアリウム、アクアテラリウムの雑記です。
アクアリウムに凝るのは生まれが7月のかに座で水の宮だからでしょうか。
水辺っていうのに親近感を感じます。
アクアリウムからアクアテラリウムにしたのは動植物と環境が調和する空間をなんだか求めたからです。
人間関係でも、例えば、お店のスタッフ仲間の一体感、何ていうのも大事にするほうかな。
調和していないと各自の個性が打ち消し合う、調和すると各自がそれぞれに輝くっていう感じがする。
チームが調和するには理念の共有が必要ですね。
自然は神様の理念が共有されてる。
「ローレンツアクアリウム」というバランスドアクアリウムというものがあります。
コンラート・ツァハリアス・ローレンツというオーストリアの動物行動学者が自著の『ソロモンの指環』の2章で紹介したものです。
ローレンツアクアリウムの概要は
ポンプやろ過装置など水質維持用の機材を用いない
水槽内に暮らす生物同士のバランスで水槽内の環境を保つ
ことを目的とするものです。システム
魚などの動物が二酸化炭素や排泄物を出す
水草や藻類など植物体が、それらを吸収して生育する。
植物による浄化作用で水が浄化される。
こういった生体同士で行われる物質のやり取りを利用する。作り方(『ソロモンの指環』の説明より)
衛生的に問題がない砂をガラス鉢の底に少量敷く。
数リットルの水を注意深く注ぐ。
水草の茎を数本入れる。
適度な光量の窓辺に置く。
水草が生長を始めたら、適宜動物を入れる。
ワタシはちょっとこういう生物学的なことにも興味があるんですね。
企業、お店、社会、人間って生物学と似ている点がありますよね。
アクアテラリウムって言うのは自然環境の一部を切り取ったようなものですが。
人工的なものが自然のようには行きません。
極力、人の手をかけずにということで美しい空間に癒やされましょう。
人の手をかけずにというのは単なるワタシのズボラっていうことことかも知んないけどね。