エンゲージメント何て言っているからうまくいかないので「三方よし」で行く

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エンゲージメントという言葉がビジネスの特に人事領域で注目されています。

エンゲージメントを高めると生産性や収益、離職率などが改善されるというのです。

 

エンゲージメント何てわけのわからないことを言っているからうまくいかないのです。

三方よしで行きましょう。

 

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なぜいまエンゲージメントか?

エンゲージメントという言葉がビジネスの特に人事領域で注目されています。

 

「?」って思います。

 

エンゲージメントができていないから注目されているんです。

 

よくあるでしょう?

「ここにゴミを捨てるな!」っていう看板。

そこにはゴミがあります。

ゴミを捨てるから「ここにゴミを捨てるな!」の看板がある。

 

エンゲージメントができていればエンゲージメントなんて言葉は注目されません。

 

エンゲージメントとは企業と従業員が信頼し合い、互いに貢献し合う状態をいいます。

 

それができていないということです。

 

つまり

 

企業と従業員が信頼し合っていない

互いに貢献し合うようになっていない

ということ。

 

従業員を大切にし世に役立つ企業であれば

そんなことになるはずがありません。

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日本の良さを捨てたからうまくいかない

日本の企業は日本的経営の特質を捨てました。

日本的経営の特質とは年功序列と終身雇用です。

 

年功序列と終身雇用は従業員に安心感を与えました。

頑張っていれば給与や地位が上がり、職を失うことはない。

安心してがんばれます。

 

弊害もありました。

実力もないのに給与と地位が上がり生産性は下がり組織は機能不全になる。

利益も上げられない人罪がいつまでも企業に居座る。

若くて優秀な人材は希望を失い離職する。

 

その反省として年功序列と終身雇用を捨てたとは思いません。

 

だがしかし

成果報酬、実力主義でも実力のないものが他人の手柄を盗む人はいる。

評価の難しさで成果を正当に評価されないものがいる。

そしてやっぱり

今度は年齢に関わらず優秀な人材は希望を失い離職する。

 

職も給与も地位も企業は保証しなくなった。

そういう企業と従業員が信頼し合い、互いに貢献し合う状態を作れるのか?

 

さらに

グローバル的な競争の中で企業が生き残りのために

副業、複業を認め、非正規雇用は40%を超えている。

人材の流動化が進んでいながら人材の確保ができなくなっている。

 

企業はいつだって永続性のために従業員を顧みなくても済むような仕組みを作ってきた。

リストラという事業の再構築という首切りで企業の存続を図ってきた。

企業は存続したが人材は流出し技術は社外に拡散した。

 

企業が生き延びようとしてきたのに生き延び辛くなってきた。

国内需要が伸びず企業業績が伸びないなんて当たり前です。

そのようにしてきたのですから。

 

従業員の平均賃金は下がる一方です。

どうして未来に安心して消費できるでしょう。

ましてや

自分をいつ解雇するかもしれない企業の製品をロイヤリティを持って買うでしょうか?

 

自社技術が人材流出とともに拡散し競合で負けだす。

不要とされた人材が他社で認められて革新的な製品を創り出す。

人材も集まらず革新的な技術も商品も生まれなくなった。

日本企業の力が弱くなるわけです。

 

中小企業においても人材不足で国外労働者を導入するしかなくなった。

だが安い人材として扱い人間的な対応ではない企業も多い。

日本的経営を捨てたことで至った企業と従業員の関係が外国人労働者との間でも始まる。

 

企業の法令遵守なんてことが言われている。

検査のごまかし、施行不良建築、品質のごまかし、賞味期間切れ商品の横流し

違法営業、粉飾決算、データや数字の書き換え

人材、資金の豊かな名だたる大企業が業績のために法令を無視する。

 

企業と信頼関係を持たない従業員が内部告発するのはまだ救いがある。

 

不正に追随する従業員は高給を取り、不正に異議を唱えるものは職を失う。

対応は頭を下げることと社長職のたらい回し、責任のない従業員に数百億円単位の保証責任を負わせる。

 

業績が伸びている企業

 

経営理念に世に役立つ仕事をすることは好ましからざる企業も、どこの企業も謳っている。

一方で

世に役立つ仕事をする企業で業績を伸ばし続ける企業は従業員を大切にする。

 

何故か?

 

真に世に役立つ仕事をしようとすれば従業員を大切にせざるを得ないから。

従業員は企業に最も近い顧客だからである。

企業内顧客と言ってもいい。

 

今なぜエンゲージメントが注目されているのか?

疑問に思うのはエンゲージメントで説かれることは今までにもあったということ。

 

それを企業が捨ててきただけのことです。

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日本には三方よしがある

エンゲージメントで説かれていることには以下のようなことがあります。

 

エンゲージメントがなければ生き残れない時代

企業と従業員が信頼し合い、互いに貢献しあう状態

情報公開

目標共有

一人一人の心理的安全性の構築

相手への期待とともに“耳の痛い” フィードバックを相互に行い信頼関係を築いていく

社員同士、上司と部下の信頼関係の醸成

共通の目標を掲げる

達成のために必要な価値観を行動レベルにまで浸透させる

組織と個の目標の共通化

会社に対する「愛着」「思い入れ」など従業員と会社の絆を作る

愛着心

愛社精神

思い入れ

従業員一人ひとりが組織に愛着を持つ

従業員と企業が一体となってお互いに成長し合い絆を深める

優秀な従業員が会社に対して愛社精神を発揮し、会社と共に成長していく

企業と従業員とが相互に影響し合い、共に必要な存在として絆を深めながら成長する

従業員エンゲージメントが高くなると企業経営にプラスの影響をもたらす

エンゲージメントは従業員と企業がともに成長する

エンゲージメントと従業員満足度との違いは相互作用により業績向上に影響を与えること

エンゲージメントを必要とする理由は優秀な人材の流出に歯止めをかけること

優秀な従業員とのつながりは報酬含めた待遇だけ

優秀な従業員であればキャリアアップのため、より良い待遇を備える職場に次々と移る

企業は人材流出の危険性におびえ続ける

エンゲージメントは待遇以外の面でも従業員と強い絆をつくる

エンゲージメントの必要性が多く語られる理由は今が成果報酬の時代だから

従業員エンゲージメントの調べ方の主な測定手段は「アンケート調査」

総合的に今勤めている企業にどのくらい満足しているのか

今の企業でどれくらい長く働きたいと感じているのか

仕事に対してどれくらい熱意を持って取り組んでいるのかを知

熱意:仕事に対してやりがいを感じる

没頭:熱心に仕事に取り組むことができる

活力:仕事を楽しみ生き生きと働くことができる

自分の仕事に誇りや価値を見出しているか

仕事をしていると時間が経つのが早く感じるかどうか

職場で自分が何を期待されているのかを知っている

仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている

職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている

良い仕事をしたと認められたり、褒められたりした

上司または職場の誰かが、自分を一人の人間として気にかけてくれている

職場の誰かが自分の成長を促してくれる

職場で自分の意見が尊重されている

会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる

従業員の価値観を把握する

マネジメント層を教育しコーチング手法を取り入れ教育や対話で部下の向上心を高める

適切な人材配置を行い従業員個々の能力を最大限に発揮する

従業員が自分の仕事に対して責任を持ち、楽しみながら自己実現に向けて取り組む

やりがいも生まれ、個人の強みや能力が開花する

従業員にオーナーシップを持たせる

人は誰でも自発的に物事に取り組むと自身の能力を開花させ成果を上げやすくなる

情報共有

円滑なコミュニケーション

権限委譲

リーダーシップのある人材を適正に評価することもエンゲージメントを高める

自分の努力が認められること

キャリアアップ

より良い人間関係

賃金

評価システムが不明瞭で賃金に期待が持てない

社風や職場の人間関係に不満がある

以上のエンゲージメントで説かれていることは今更のことです。

おそらく何百年も前から言われていることです。

エンゲージメントで言うことが大切なことはわかります。

 

でも「?」

 

企業存続や業績のためにエンゲージメントを大切にするの?

エンゲージメントを大切にすればうまくいくの?

 

違うと思う。

 

企業は起業者、経営者の思い(理念)があり生まれます。

人がその思いに共感し従業員になるのです。

初めからエンゲージメントの素地があります。

企業と従業員は仕事を通じてエンゲージメントを高めていくだけです。

日本には「三方よし」という考えがあります。

 

  • 買い手よし
  • 売り手よし
  • 世間よし

 

商いは自らの利益だけではなく

買い手である顧客はもちろんのこと

世の中にとっても良いものであること

 

これを言い換えてみると

 

経営は

買い手である顧客、従業員はもちろんのこと

売り手の自社の利益や存続だけではなく、自社への売り手である生産者やメーカー、取引先

日本だけではなく世界にとっても良いものであること

ということでしょうか。

 

この日本で生まれた考え方の「三方よし」を実践すれば

今更ながらの輸入知恵のエンゲージメントより

世の中の多くの問題が解決するように思います。

 

 

この「三方よし」が失われたからこそ

世の中に多くの問題が発生しているように思われるのは

私だけでしょうか?

 

「三方よし」の考えのもとになる近江商人の「商売十訓」というものがあります。

 

紹介しておきます。

 

近江商人の「商売十訓」

 1 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり

 2 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何

 3 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる

 4 資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし

 5 無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ

 6 良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

 7 紙一枚でも景品はお客を喜ばせばる つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

 8 正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ

 9 今日の損益を常に考えよ 今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ

10 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ

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