使えるビジネスフレームワーク「ポジショニング」でセルフ経営改善
いま優れた個人商店の経営者は自ら学んでセルフ経営改善に取り組んでいます。
経営者は経営コンサルタントから論理的思考、マネジメント理論、フレームワークを提供してもらい成果をあげることができます。
自らを客観視し論理的思考ができる経営者はフレームワークを学び経営改善ができます。
それはマネジメント理論やフレームワークが簡単に学べるようになったからです。
この記事ではフレームワークの解説よりも実践的な考え方、活用の手順を説明しています。
セルフ経営改善の一情報としてこの記事を役立てていただければありがたいと思います。
目次
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市場における独自の立ち位置を築くためのフレームワーク
「ポジショニングマップ分析」
ポジショニングマップ分析は
ターゲットとする市場において
自社や自社の商品、サービスの立ち位置と
他社、他社の商品、サービスの立ち位置の関係を
二次元グラフによって視覚的に確認し
今後どのように差別化すれば優位な位置に存在できるかを
検討するためのビジネスフレームワークです。
ポジショニングマップは縦軸と横軸の2つの評価軸によって表されます。
そのグラフに自社や自社の商品、サービス、他社、他社の商品、サービスを
円または楕円で表示、マッピングするものです。
ポジショニングマップ分析のポイントは縦軸と横軸の2つの評価軸の決め方にあります。
そのポイントは
- 顧客の購買決定要因であること
- 自社が優位となれる要因であること
- 自社が優位となれなければ市場のセグメンテーション、ターゲティングを見直す
です。
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「ポジショニングマップ分析」の活用方法
「ポジショニングマップ分析」の活用手順は
- 2つの評価軸を決める
- 各要素をマッピングする
- 各要素の位置関係を確認する
となります。
2つの評価軸を決める
画像の例のように
- ポジショニングマップ2評価軸設定表を作成
[自社、自社の商品・サービス][購買決定要因][競合店B][競合店C]・・のマトリクスを作成
- 購買決定要因を思いつく限り記入
- 購買決定要因に対応できる、できないを判定する
[自社、自社の商品・サービス][競合店B][競合店C]・・ごとに判定する。
- [自社、自社の商品・サービス]が優位に立てる要因を2個を選んで軸とする
このとき相関関係にある要因は選びません。
(例:価格帯高い低いと品質の高い低い)
各要素をマッピングする
ポジショニングマップ2評価軸設定表の
[自社、自社の商品・サービス][購買決定要因][競合店B][競合店C]・・のマッピングする。
各要素の位置関係を確認する
[自社、自社の商品・サービス]が優位にあるかを確認する。
店舗改善や商品・サービスの改善によってさらに優位に立てるかを確認する。
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