売上を上げる方法:1日1改善で気がついたら大改革になっている

売上の低迷しているお店をみると待っているという印象を受けます。
お客様がたくさん来るのを待っている。
業績を打開する逆転の一手を待っている。

毎日のほんのちょっとしたことで大改革がやってきます。

なぜなら
毎日のほんのちょっとした気づきを改善していくだけで
私は売上を年平均30%4年間続けることが出来たからです。

この記事ではどんなお店でも出来て確実に売上を上げる1日1改善という方法を紹介します。

あなたのお店が確実に売上上昇の流れに乗っていきます。

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1日1改善で向上を維持して大改革につなげる

掃除する店員

忙しいお店はこの忙しさをなんとかしなければと改善が進んでいきます。
売上が低迷しているお店には幸いなことに少し待ち時間があります。

そういうときは1日1改善を続けていくと確実に売上が伸びていきます。
さらに継続していくと大きく売上を伸ばす大改革につながっていきます。

1日1改善というのは何も難しいことはありません。
1日に1個だけ自分ができる売り場の改善を行うということです。

どんなことでもいいです。
お店のドアのセロテープの貼り跡が気になって取ってしまってドアがキレイになった。
在庫の置き方がバラバラでいつも探していたのに定位置管理を始めたら仕事がスムーズになった。
駐車場のゴミの回収が大変だったのでゴミ箱を減らしたら作業が効率的になった。
お客様からいつも問い合わせを受ける商品のPOPを書いたら問い合わせが全くなくなり商品が売れだした。

このようなことを続けていくと売上がじわりじわりと伸びてきます。

そしてある日こうしたら売れるんじゃない!というアイデアがひらめきます。
さらに大きく売上を伸ばす大改革に繋がります。

ただ勘違いしないでほしいことがあります。
見せかけの改善は効果がありません。

見せかけの改善=ステップアップしない改善=数字につながらない改善です。

先のドアのセロテープ跡は取ることが改善ではありません。
取ってもうドアにセロテープ跡がつかないということが改善です。
同じことを繰り返していても改善とはいいません。

今まで掃除をしていなかったところを掃除するようになった。
思いついたような掃除を改善とはいいません。

生産性が高まって業務拡大できてクリーンな状態がお客様満足度を上げる。
商品の劣化が遅くなり商品ロスが減る。
といったステップアップする、数字につながるものでなければ改善とはいえません。

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1日1改善で売り場、商品、お客様に常にフォーカスする

商品陳列する販売員

1日1改善はどのように些細なことでもいいですから改善します。
最初は改善項目が簡単に見つかりますがレベルが上ってくるとなかなか見つかりません。
2日に1回、3日に1回になっても続けてください。
見つけた改善が一人でできないものであれば2人で進めます。
見つけた改善が1日で終わらなければ3日掛けてもやります。

 

1日1改善運動をすることは毎日必ず売り場、お店、商品、お客様にフォーカスすることです。

もっとレベルを上げることは出来ないか。
もっと喜んで頂くことは出来ないか。
もっと便利な商品はないのだろうか。
もっと効率的にする方法はないものだろうか。
もっと売れる場所があるのではないか。
2点陳列にしてもいいのではないか。
もっと買物しやすくするにはどうしたらいいだろうか。
お客様はどうして同じことを聞くのだろうか。
お客様は手に取りながらどうして買うのをやめるのだろうか。
これは販売単位が大きすぎる(小さすぎる)のではないだろうか。

1日1改善運動で売り場、お店、商品、お客様から色々なことが見えてきます。
そして大きく売上を上げる仮説も見えてきます。
その仮説は高い確率で売上を押し上げます。

事例:カニの販売がお荷物から売上が見込める様になった

ズワイガニ
1パイ3,500円の冷凍のズワイガニを販売していました。
北大西洋産で一箱に6杯入っています。

箱ごと売れることはありませんから見本だけ箱から出してショーケースに置きバラで売っていました。
注文があれば冷凍庫から在庫を持ってきて保冷ボックスに保冷剤と一緒に入れてお渡しするというものでした。
なかなか売れませんでした。

カニの見本の保存期間が長くなると冷凍焼けはするし、身の水分(旨味)がなくなって美味しくなくなります。
見本のカニが廃棄になっていました。

改善1、温度変化をなくするためにガラスの蓋をした

順調に売れてくれれば何も問題はないのです。
見本のカニも売れないと冷凍焼けはどうすることも出来ません。
これは早く売るしかありません。

身の水分(旨味)がなくなるのはショーケースの温度変化により解凍・冷凍が繰り返されるためです。
ショーケースの霜取り時間帯でもカニの温度が上がらないようにガラスの蓋をしました。

改善2、保冷剤をカニの下に敷き詰めた

ガラスの蓋で若干温度変化はすくなったもののまだ不十分でした。
そこでカニの下に輸送用の保冷剤をたくさん敷きました。
これでかなり温度変化はなくなりました。

改善3、早く販売するためボリューム感を出し赤色を目立たせた

早く売り切るためにショーケースのカニの在庫を増やしカニの赤色を目立たせました。
早く売れる効果はありましたが2つ問題点が出てきました。

売れだすと保冷箱に入れてお渡しするのが手間取り混んでいるときにはお客様が待ちきれずに販売機会ロスが出てくること。

もう一つはカニのボリューム感を出すためにカニを多くショーケースに出すと品質劣化が激しいということ。

早く売れてくれればいいけれど保存期間が長くなるとやはり温度変化の影響を受けやすいということです。

改善4、カニを保冷箱で陳列し蓋をして写真で赤色をアピール

温度変化をなくすためすべてのカニを保冷箱に入れて保冷剤を敷き、蓋をしました。
見本だけ蓋を取りガラス蓋をしておきます。
ほかは蓋の上に実物大の写真を貼り付けました。

これで温度変化による品質劣さ化はできる限り防ぐことが出来ます。
ショーケースに見本と写真のカニが並びボリューム感は維持できました。
売れだしても保冷箱ごとすぐにお渡しできて販売機会ロスもなくなりました。

改善5、1年営業を続けて売れる月と売れない月があるとわかる

売れる月はショーケースのボリュームをあげます。
売れない月は売り切ってなくしておくか見本だけにしておきました。
これで売上を最大に、商品ロスを最小にすることが出来ました。

当初は大した売上にもならず、商品ロスも多く、お客様からも苦情を頂いたり
品質に不安を抱えたままお渡ししていました。
このように改善を重ねてカニの商品ロスを無くし売上を大きく伸ばしていきました。

 

この事例はカニの一連の改善のように記してあります。
実際は他の細々とした改善が間にあって思いついたようにカニの改善に取り組んだものです。

毎日必ず売り場、お店、商品、お客様にフォーカスする1日1改善運動はこのような改善になります。

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今日と同じ1日を繰り返す明日には未来がない

OKサインのレジ係り
毎日同じ仕事では飽きます。

今日と同じ明日が来るのを未来っていうのかなと思います。

お店、売り場というのは何もしなければ常に陳腐化するようになっています。
売上も何もしなければ低減するようになっています。

だから1日1改善で売り場、商品、お客様に常にフォーカスしてそれを防止します。
それを継続してある時振り返ると大きな改革になっていることがあります。

始めから大きな改革をしようとしてもできるものではありません。

誰でもができる小さな改善を重ねていると大きな改革が見えてくる。
そう言ったほうがいいかもしれません。

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