個人商店は人手不足と客数不足を販売促進力を上げて解消する

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個人商店特に飲食店や介護施設は人手不足が深刻な問題になっています。

人手不足によって営業日数や営業時間を確保できずに売上が減少するようになっています。

一方、個人商店では客数不足による売上の減少が徐々に深刻になってきています。

これといった原因が無いのに売上、客数が徐々に減少していることにお気づきのはずです。

日本の少子高齢化、人口減少によってお店の働く人と売上をもたらす人は減少します。

個人商店は今後ずっと働く人とお客様の減少に否応なく向き合わなければなりません。

そしてその対策は販売促進力にあります。

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個人商店は人手不足と客数不足を販売促進力を上げて解消する

日本の人口がどのようになっていくか確認

2020年の日本の総人口は12410万人、内64歳までの人口は8800万人、30年後の2050年には総人口は9700万人、内64歳までの人口は5940万人と推定されています。

ピンときません。

お店とどういう関係があるのっていう感じです。

大雑把に言って毎年1%ずつ人口が減り、お客様が減ります。

まだピンとこないでしょう。

日本全体ではそうですが地方はその数倍の影響があります。地域によって違いますが毎年2%以上減ると思ってください。

少し心配になってきました?

毎年2%以上売上を伸ばしているお店は売上が横ばいになります。毎年3%売上が減っているお店は5%ずつ売上が減少していきます。

そのままであれば5年経った2025年には小売店であれば利益は半分になります。そのままであれば10年経った2030年には小売店であれば利益はなくなります。

今後お店が売上を伸ばしていくのは思っている以上に大変です。

大きな流れで見れば

1990年までは川を下流に向かって泳いでいました。1990年~2010年まではプールの中で泳いでいました。2015年からは上流に向かって泳ぐようになります。元気のいい泳ぎ手(15歳~64歳の生産年齢人口)は2000年からすでに減少に向かっています。

今の人手不足、客数不足はまだ始まったばかりです。

人手不足と客数不足ということはどういうことか考える

全体の流れは分かっていただけたと思います。

ですが

不況業種と言われるところにも好調なお店はあります。逆に好調な業種でも上手く行かず撤退するところがあります。厳しい中にも頑張っている企業もあれば良い環境なのにうまくいかないところもある。

世の常です。

本質を捉えると見えてきます。世の中が人手不足、客数不足でも集まるお店には集まるということです。

では人手不足と客数不足ということはどういうことでしょう。

人手不足というのは

働く人とお店が労働力とお金を交換しないということです。

客数不足というのは

お客様とお店が商品・サービスとお金を交換しないということです。

個人商店が人手不足と客数不足を解消する方法

働く人が労働力とお金を交換するようになれば人手不足は解消します。

お客様が商品・サービスとお金を交換するようになれば客数不足は解消します。

労働力<お金 

ならば人手不足は解消するので給与相場が高くなります。

商品・サービス>お金 

ならば 客数不足は解消するので商品価格は下がります。

個人商店は給与をそんなに高めることができません。個人商店は値段をそんなに下げることはできません。

ではどうするか。

労働力=お金 ⇒ 労働力<お金+価値

商品・サービス=お金 ⇒ 商品・サービス+価値>お金

とすればいいのです。

価値創り、お客様創りの販売促進力です。

ウソ、イツワリ、ダマシはいけません。

正確に言うと

労働力=お金(+価値) ⇒ 労働力<お金+価値

商品・サービス(+価値)=お金 ⇒ 商品・サービス+価値>お金

個人商店は人手不足と客数不足を販売促進力を上げて解消する。

個人商店は働く人と買う人を販売促進力(価値創り力)で創り上げる。

ということでしょうか。

個人商店が働く人と売上をもたらす人に渡すことのできるもの

個人商店は人手不足と客数不足を販売促進力を上げて解消する。

個人商店は働く人と売上をもたらす人を販売促進力(価値創り力)で創り上げると申し上げました。

そのために

労働力=お金(+価値) ⇒ 労働力<お金+価値

商品・サービス(+価値)=お金 ⇒ 商品・サービス+価値>お金

とすればいいのだといいました。

それでは

働く人に渡すお金と価値とはどういうものでしょう。売上をもたらす人に渡す商品・サービスと価値とはどういうものでしょう。

働く人に渡すお金と価値とは

達成感、承認、仕事それ自体がもたらす喜び、責任、貢献感、仲間意識、崇高な目的

などです。

売上をもたらす人に渡す商品・サービスと価値とは

安心、おいしさ、多機能・多価値、特定のニーズの対応、感動物語・製作秘話という人の思い、知られざる真実

などです。

それらはお金ではありませんが時にはお金以上の感動を人にもたらし人に行動を促します。

それらは個人商店がお金にプラスして渡すことのできるものです。

それらは個人商店が商品・サービスに付加して渡すことのできるものです。

そして、それらは個人商店が提供しなければならないものでもあります。

働く人と売上をもたらす人がお金以外のことで動く理由と事例

「満足」に関わる要因(動機付け要因)「不満足」に関わる要因(衛生要因)

 

アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグは人の仕事における満足度は「満足」に関わる要因(動機付け要因)「不満足」に関わる要因(衛生要因)は2つの別のものであるといっています。

動機付け要因:人が仕事に満足を感じる時は、その人の関心は仕事そのものに向いているといわれています。より高い業績へと人々を動機づける要因です。

衛生要因:人が仕事に不満を感じる時は、その人の関心は自分たちの作業環境に向いている。人の環境に関するもので仕事の不満を予防する働きを持つ要因です。

もう少し詳しく説明すると

動機付け要因(仕事の満足に関わる要因)とは「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」「責任」「昇進」など。満たされると満足感を覚えるが、欠けていても職務不満足を引き起こすことはない。マズローの欲求段階説でいうと「自己実現欲求」「社会的欲求」の一部にあたります。

衛生要因(仕事の不満足に関わる要因)とは「会社の政策と管理方式」「監督」「給与」「対人関係」「作業条件」など。不足すると職務不満足を引き起こすが満たしたからといっても満足感につながらない。不満足を予防する意味しかない。マズローの欲求段階説でいうと「生理的欲求」「安全・安定欲求」と「社会的欲求」の一部にあたります。

人手不足についてこれらから言えることは

給与、作業条件、勤務条件、保険、休日等が見劣っていては不満に繋がり人は応募して来にくいし、採用も難しいということ。

個人商店に権限委譲や情報開示、目的・目標・価値観の共有、仲間意識、評価制度があれば仕事に満足感を覚えるので応募してくる可能性が高まり採用につながり易いということ。そして喜んで働いていただけるということ。

客数不足についてこれらから言えることは

品質や価格、接客、営業条件、付帯サービスが劣っていては売れにくい。

個人商店がその商品について親身な販売、生産者やメーカーの思いを伝える情報提供、商品の提供指針を伝えることで売れやすくなるということです。

 

クラウドファンディング という例

クラウドファンディングはプロジェクトの性質や資金を援助する支援者へのリターンの在り方によって主に3つの種類に分けることができます。

寄付型

プロジェクト起案者、支援者ともに純粋な社会貢献を目的としたもの。被災地支援、病気の子供の支援といった共感性の高いプロジェクトが多い。クラウドファンディングが東日本大震災から活発になったのはこのタイプからです。集まった資金は全額寄付となるため、支援者に基本的にリターンはありません。支援者が達成感や充実感を感じることができるのが大きな特徴です。

購入型

多くのクラウドファンディングがこれになります。支援者へのリターンは市場に出ない物やサービス、権利といった金銭以外の特典を設定することが多いです。中には感謝の手紙だけ、プロジェクト目的に合致したボランティアを一緒にする権利(?)、プロジェクト起案者との握手というのもあったりするそうです。

投資型

支援者が金銭的なリターンを得ることができるクラウドファンディングです。ビジネスが生んだ利益に応じた分配金を受け取るので支援者の収益はビジネスが成功するかどうかで大きく異なります。

クラウドファウンディングは

お金を出しただけで達成感や充実感をリターンとして満足するものや

お金出してリターンが労働力を提供するというものまであったり

お金を出してより多くのお金のリターンを得ようとするものがあったりする。


働く人、売上を作る人、お金を支払う人

人はお金だけ、商品・サービスだけで動くのではないという例です。

個人商店が人不足(働き手、売上をもたらす人)を解消する方法は販売促進力を上げる

個人商店の販売促進力というのは決して価格競争力ではありません。

個人商店の販売促進力というのは価値の創造力であり、伝達力です。

お店のもつ 独自の 価値、商品の持つ独自の価値を発見し磨いて伝える力です。

難しいことはありません。

お店はこんな考えでお客様に喜んで貰おうと思っている。

他より多くはお給料は出せないけど

一緒にお客様を笑顔にする働きをしませんか?

ということです。

お店はこんな考えでお客様にこの商品を提供しています。

他のお店より安くはできませんが

この商品は生産者がこういう思いで心込めて作ったものです。

だからこういうことでお客様にきっと喜んでいただけます。

買ってみませんか?

販売促進力っていうのはそういうことなのだと思います。

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