POPで販促!POPの集客力と買上力を高める6つの方法
お客様創りPOPは買上率を高めて買上客数を増やします。
お客様創りPOPは買上点数を増やして客単価を伸ばします。
お客様創りPOPは高単価商品の買上を増やして客単価を伸ばします。
それらは主にキャッチコピーやセールスコピーの出来次第です。
目次
POPで販促!POPの集客力と買上力を高める6つの方法
お客様創りPOPのキャッチコピーやセールスコピーには力があります。
商品のもたらす価値をお客様に十分に伝えるので売上アップに貢献します。
お客様創りPOPのコピー作成ツール「価値創りシート」と「価値まとめシート」

お客様創りPOPのキャッチコピーやセールスコピーを決めるツールがあります。
「価値創りシート」と「価値まとめシート」と言っています。
いずれもA4サイズの紙です。
価値創りシートは縦横それぞれ4分割で16マスになっています。
16マスにはキーワードやフレーズを1マスに1個書き込みます。
最上段の4マスには基本情報4つを
残り12マスには商品のベネフィットを書き込みます。
価値まとめシートは横4段の4分割になっています。
各段には次のようなキーワードやフレーズを書き込みます。
最上段:アイキャッチ
2段目:キャッチコピー
3段目:セールスコピー
最下段:基本情報
基本情報とは品名やサービス名、メーカー名や産地名、販売単位、価格などです。
「価値創りシート」と「価値まとめシート」で最強コピーを創る

「価値創りシート」と「価値まとめシート」の使い方を例を挙げて説明します。
「価値創りシート」の16マスに次のように書き込みました。
マス1:(基本情報:品名)五郎島金時さつまいも
マス2:(基本情報:産地名)石川県金沢市五郎島産
マス3:(基本情報:販売単位)1袋5本入り
マス4:(基本情報:価格)398円
マス5:(ベネフィット)焼き芋が一番美味しい(A)
マス6:(ベネフィット)ホクホク食感がたまらない(B)
マス7:(ベネフィット)さっぱりと上品な甘さ(B)
マス8:(ベネフィット)天ぷらでも勿論美味しい(A)
マス9:(ベネフィット)加賀野菜で人気No1野菜(C)
マス10:(ベネフィット)五郎島金時ポッキーはお土産菓子No1の売れ行き(C)
マス11:(ベネフィット)日本で一番の糖質系のさつまいも(C)
マス12:(ベネフィット)収穫期の秋より冬越しの方が甘さが増します(D)
マス13:(ベネフィット)海岸に近い金沢の五郎島地区の砂地は「奇跡の砂」といわれる栽培に最適の土壌(D)
マス14:(ベネフィット)強い甘さ(B)
マス15:(ベネフィット)奥深い風味(B)
マス16:(ベネフィット)優しくどこか懐かしい甘さ(B)
「価値創りシート」の12マスのベネフィットを似たものでグルーピングしていきます。
例では(A)、(B)、(C)、(D)にグルーピングしました。
(A):美味しい料理法
焼き芋が一番美味しい、天ぷらでも勿論美味しい
(B):美味しさの特徴
ホクホク食感がたまらない、さっぱりと上品な甘さ、強い甘さ
奥深い風味、優しくどこか懐かしい甘さ
(C):ナンバーワン
加賀野菜で人気No1野菜、日本で一番の糖質系のさつまいも
五郎島金時ポッキーはお土産菓子No1の売れ行き
(D):生産者の情報
収穫期の秋より冬越しの方が甘さが増します
海岸に近い金沢の五郎島地区の砂地は「奇跡の砂」といわれる栽培に最適の土壌
そこから
心に付き刺さる短いキーワードをアイキャッチに
最もお客様の心に付き刺さるコピーをキャッチコピーに
いくつかのベネフィットをまとめてセールスコピーにします。
以上を「価値まとめシート」にまとめていきます。
「価値まとめシート」
最上段:(アイキャッチ)、日本一の糖質系、加賀野菜で人気No1
2段目:(キャッチコピー)さっぱりと上品で強い甘さに、このホクホク食感がたまらない、
3段目:(セールスコピー)
●海岸に近い金沢の五郎島地区の砂地は「奇跡の砂」で取れた人気No1加賀野菜
●焼き芋が一番美味しいですが天ぷらでもたまらなく美味しい
●冬から春にかけた今が一番甘さが凝縮しています
最下段:(基本情報)五郎島金時、金沢市五郎島産、1袋5本入り、398円
POPの集客力と買上力を高める6つの方法とは何か

ここまで
「価値創りシート」と「価値まとめシート」の使い方を例を挙げて説明してきました。
実は「価値創りシート」のベネフィット12マスはなかなか埋められないんですよ。
1マスに1個のキーワード、フレーズなので出しやすくなっているんですが出てこない。
そこで頭を悩ますわけです。
これがとても大切なんですね。
この作業が私達がお客様目線、お客様期待価値に近づくことに役立ちます。
1マスに1個のキーワード、フレーズ。
これをすぐに書き込めるようならマスを増やしてなかなか書き込めないようにします。
そうすることで
私たちがお客様にとって何が価値か、商品が持っている価値は何かを調べます。
これで私達がお客様目線、お客様期待価値に近づくことができます。
そのキーワード、フレーズを決める際に探す方法には6つのポイントがあります。
●お客様から言われた一言を思い出す
●お客様の動きなどで気づいたことを思い巡らせる
●ネットで口コミを確認する
●自分以外の人に聞いて回る
●メーカーや取引先、産地の方から聞く
●ネットで調べる
これで私たちはお客様目線になって何が価値があるか
この商品のもたらす価値は何だろうかを探っていくことができます。
これがお客様創りPOPのキャッチコピーやセールスコピーとなります。
そしてお客様創りPOPに強い集客力と買上力を持たせるのです。
お客様創りPOPは売る販売員と買うお客様を創る

私達がお客様創りPOPを書くと普段の販売でお客様の動向を見るようになります。
お客様の仕草をよく見る、お客様の言動を注意深く見るというようになります。
私達の接客がお客様に関心を持ったものとなります。
そして自然にお客様に喜んでもらえる接客となっていきます。
お客様創りPOPを書くとその商品が売れたときも嬉しくなります。
そうすると私達の接客も更に良くなります。
お客様創りPOPは売る販売員と買うお客様つくるというのはこういうことでもあります。