「仲間5つのサービス」がチームを作り生産性を高めてお客様を呼ぶ
「繁盛店を作る!お客様を増やし売上を伸ばし続ける12+35のノウハウ」のなかから
今回は『繁盛店になるために必要な個人商店のノウハウ』の
「仲間5つのサービス」を取り上げます。
目次
「仲間5つのサービス」がチームを作り生産性を高めてお客様を呼ぶ
サービスとは何か?
サービスの語源は英語「service」からの外来語。
「service(サービス)」は、「奉仕する」「仕える」などを意味する動詞「serve」の名詞形。 「serve(サーブ)」はラテン語で「奴隷」を意味する「servus」に由来するとされています。
ですが
私はサービスの語源は聖書の聖訓からきていると考えています。
それは「自分がされたいように相手にも行え」という教えです。
そういう考え方が私には合っているように思えるのです。
チームワークがうまくいく「仲間5つのサービス」とは

私が在籍した書店ではお店の中には大まかに3つのものしかないと考えていました。
「お客様」と「商品」と「販売員」の3つです。
それら3つのものにサービスマインドを持ちましょうということで指針を出していました。
それらを「接客・商品・仲間5つのサービス」と呼んでいました。
「5つのサービス」には
お客様に対しては・・・「接客5つのサービス」
商品に対しては・・・・「商品5つのサービス」
販売員に対しては・・・「仲間5つのサービス」
がありました。
そしてチームワークがうまく機能する「仲間5つのサービス」は
●思いやり
●広い心
●サラリサラサラ
●共通目標
●かけがえない仲間
というものです。
思いやり
サービスの語源は聖書の聖訓からきていると考えています。
それは「自分がされたいように相手にも行え」という教えです。
とサービスの語源ついて先に述べました。
サービスの基本は思いやりです。
仲間に対しての思いやり、お客様に対しての思いやり、商品に対しての思いやりです。
まずは仲間にたいしての思いやり「仲間5つのサービス」が第一です。
毎日、顔を突き合わせている苦楽を共にする人に対して思いやりが第一です。
身近な人に思いやりが持てなくて顔も知らないはじめてのお客様に思いやりは持てません。
だから
まずは仲間にたいしての思いやり「仲間5つのサービス」が第一です。
広い心
単一な特質を持つから仲間なのではありません。
多様な特質を広く受け入れて一つの理念のもとに一致点を持つから仲間なのです。
国籍、言語、性別、年齢、身体能力、知的能力、習慣、考え方、意見、労働条件など
今後ますます多様な時代になって行くでしょう。
多様性を受け入れるだけでは単なる集団です。
仲間とは理念の実現のために組織的な働きをして成果をあげるチームとなることです。
仲間だからといって全てがうまくいくわけではありません。
サラリサラサラ
多様性を受け入れる仲間だからこそアドバイスの仕方、受け方が大切になります。
相手に必要なアドバイスを「サラリサラサラ」とさり気なく言ってあげる。
言って頂いたアドバイスを「サラリサラサラ」と素直に受け止める。
そうするとチームはますます連帯感を深めて行きます。
共通目標
多様な人々がチームとなるのは共通目標=共有する目標があるからです。
目標は理念によって示されます。
理念は目的と目標と価値観で構成されます。
目的と目標と価値観とは
目的:なぜ私達は存在するのか、なぜ私達はそれを目指すのか
目標:目的の実現に至る道標、ビジョンは何か
価値観:私達は何を大切にして目的を実現していこうとするのか
ということです。
かけがえない仲間
「ご縁」という考え方が仲間となります。
昨日まではなんの関係もない他人が入社というご縁で仲間になる。
仲間となり思いやり、助け合うことになります。
そうして仲間はかけがえのない存在になります。
「仲間5つのサービス」の実践が連帯感のあるチームを作ります。
「仲間5つのサービス」がチームを作り生産性を高めてお客様を呼ぶ

仕事はチームですることが多く1人ですることは少ないものです。
働きは「傍を楽にする」のだとも言います。
思いやりは感情的なものではなく数字としての生産性を高めます。
次の人を思いやった働きをつなげていくことでお客様の喜びを大きくすることができます。
そういうチームにはお客様は集まるものです。