個人商店は力のある商品に頼らず力のない商品を売って生き残る

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売れる商品=商品力の強い商品が欲しいと多くのお店が思います。
ところが個人商店は売れる商品に頼っていては生き残れなくなります。
個人商店は売れない商品を売れるようにすることで生き残ることができます。

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商品力の強い商品は売れないが商品力が弱い商品はよく売れる

キャラクター商品を販売するのは大の苦手でした。
キャラクター商品というのはまさに商品力そのものでしか売れません。
そのキャラクターに人気があれば売れますし人気がなければ売れません。

 

そういう商品は商品力の強い商品と言われます。
そういう商品は商品力が弱くなれば=人気がなくなれば途端に売れなくなります。
そういう商品は売れている時に数を確保し売れなくなったら早く在庫を処分します。


商品のライフサイクルを読むことがポイントになります。
商品の確保数が売上になりますのでそれができれば誰にでも売上を作ることができます。

 

ところが人気のなくなった=商品力のなくなったキャラクター商品は本当に売れない。
なんとかして売ろうとするけれど売れない。
最も売りにくい商品はキャラクター商品のように商品力で売る商品です。
商品力でしか売れない商品は売れなくなるとホントに売れません。


商品力の強い商品というのは商品力でしか売れない商品が多く存在します。
そこに販売力や販促力は入る余地はありません。

 

商品力が弱い商品はそのままではやはり売れません。
ところが商品力が弱い商品というのは売りにくいだけで価値がない商品ではありません。
余程の見込み違いでなければそもそもお店が価値のない商品を仕入れることはありません。
そういう商品力の弱い商品は販促力で数倍売れるようになることがたくさんあります。

 

また商品力が弱いとされる地味な商品でもスポットを浴びなかっただけかもしれません。
その商品の価値を見直してみて数倍売れだし安定的な売上となった例はたくさんあります。
売れずに商品力が弱いとされる商品でも、それはお店の販促力不足なのかもしれません。
他店見学で得たヒントで販促をし直して売れだす例もあります。

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個人商店が力のある商品に依存しては生き残れなくなります

商品を仕入れて価格を表示して並べるだけで売れる商品は商品力が強い商品です。
商品を仕入れて価格を表示して並べるだけで売れる商品はコストをかけずに売れます。
商品を仕入れて価格を表示して並べるだけで売れる商品は販売の手間が掛かりません。

商品力の強い商品は価格競争になる

商品力の強い商品はお店にとってはコスト、手間が掛からずに売れるありがたい商品です。
そういう商品はどこでも扱いたがりますので競合が起こり価格競争になります。
大手量販店、大手専門店、ネット通販も扱います。

 

個人商店は商品力の強い商品を扱って大規模店、ネット通販と価格競争はできません。

商品力の強い商品は調達力が必要

また商品力の強い商品は販売力や販促力が弱くても調達力があれば売れます。
商品調達力は大手量販店、大手専門店、ネット通販が上です。

 

個人商店は商品力の強い商品を扱っていては生き残っていけません。

商品力の強い商品は個人商店の力を奪う

商品力の強い商品はお店にとっては売れてコスト、手間が掛からないありがたい商品です。
それに慣れてしまうと売る手間、売る工夫、販売力や販促力を退化させてしまいます。
商品力の強い商品は個人商店の販売力や販促力を奪ってしまいます。

 

個人商店は商品力の強い商品を求めて依存してはいけません。

商品力の強い商品はお客様目線を奪う

個人商店は商品力の強い商品を求め、商品力の強い商品に依存してはいけません。
商品力のある商品を求める時は売上を優先してお客様目線を失っていることが多いです。
お客様目線を持ちお店のコンセプトを確かに持つ時は商品力よりも商品価値優先です。

 

個人商店がお客様目線を持てなくなったら生き残ってはいけません。

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個人商店は力のない商品を売ることで生き残ります

商品力の弱い商品は確保できますが、さてどうやって売るかがお店の力になります。

商品力の弱い商品を売る3つの方法です。

  • 商品力が弱くてもお店のコンセプトに合った商品を仕入れる
  • 商品力が弱くても価値を見出し、見直しする
  • 商品力が弱くても価値を付加する

商品力が弱くてもお店のコンセプトに合った商品を仕入れる

個人商店は大手量販店、大手専門店、ネット通販とは違います。
違うから個人商店は大手量販店、大手専門店と違うお客様から選んでいただけます。
だから大手量販店、大手専門店、ネット通販とは競合にはなりません。


その違いはお店のコンセプトの違いです。

  • コンセプトが違うと対象とするお客様が違います
  • コンセプトが違うと提供する商品が違います
  • コンセプトが違うと提供する方法が違います

 

  • お店のコンセプトに合った品揃えが各々の商品の商品力を相互に高めて売れやすくします。
  • お店のコンセプトに合ったVMDが各々の商品の商品力を高めて売れやすくします。
  • お店のコンセプトに合ったPOPが各々の商品の商品力を高めて売れやすくします。
  • お店のコンセプトに合った商品を仕入れることが売れるチームワーク販促になります。
  • 商品力が弱くても価値を見出し、見直しする

 

商品力が弱い商品は価値がない商品ではありません。

新発売のものでも、ブームの人気のものでもなくずっと有る地味な商品。
お店が関心を持たず隅に追いやっていた商品。
お店の販売力不足で売れない、商品力が弱いとされた商品。


これらの商品力が弱い商品は価値がない商品ではありません。
その商品の価値を調べ直して新しい価値を見出したり、価値の見直しをしたりする。
そうすることで数倍売れる例はたくさんあります。


個人商店は大手のように無駄な商品を仕入れるわけには行きません。
個人商店は一品一品の商品の価値を最大限に生かさなければなりません。

商品力が弱くても価値を付加する

実際に経験した話です。


月に1回のロス商品チェックの時、陶器のクマの置物がロス商品として提出されました。
耳の先っぽがほんのちょっと2mmほど欠けたものです。
このままではまともな価格では売ることはできませんし安くしても売れません。
まさに商品力のない状態です。

 

数千円の価値が0になってしまうという全くもったいない話です。
そこで耳の欠けた部分にバンドエイドの絆創膏を細く切って✕印に貼り付けました。
そこでPOPをつけて500円で販売したらすぐに売れました。

欠けたのは隠してはいけませんからPOPには次のように書きました。

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「元気が良すぎて耳の部分が欠けちゃいました

でも大丈夫!

失敗してもバンドエイドでまた元気になるから」

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遊び感覚でやったことですがこういう事例はいくつかあり気付かされます。
商品力が0でもほとんどコストを掛けずに価値を付加することができます。


こういうことは効率を追う大手量販店、大手専門店、ネット通販にはできません。
個人商店こそがこういうオリジナルな価値を生み出すことができます。


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