個人商店が無料でマスメディアを使って広告し集客する方法
お店の存在を多くの方に知っていただくように注目を集めるには広告を使います。
多くの広告費を掛けられない個人商店が無料でマスメディアを使って広告する方法です。
目次
個人商店が無料でマスメディアを使って広告し集客する方法
個人商店は独自性でマスメディアを使って広告し集客する
マスメディアを使って広告すれば反響が大きいことはわかっています。
でも広告費が高くなることもわかっています。
それで広告費に多くのお金を掛けられない個人商店はマスメディアを使いにくい。
そういうときにはパブリシティを利用すればいいのです。
パブリシティとは無償でプレスリリースやインタビューへの応対などを通じてメディアに報道として自店に関する内容を取り上げてもらう活動のことをいいます。
パブリシティを創り出すにはメディアから声がかかるニュース性がなくてはなりません。
メディアから声がかかるニュース性
それほど難しく考えることはありません。
お店の独自性がパブリシティを創り出すことに役立ちます。
パブリシティを創ることを抜いて考えてもお店には独自性が必要です。
なぜならお店は常に競合にさらされているものです。
他のお店ではない自店を選んでいただくには独自性はどうしても必要なのです。
その独自性がメディアから声がかかるニュース性となりパブリシティになります。
たった一つの数字を変えて毎年メディアから取り上げられた例

ある書店がありました。
営業時間は9時からよる12時3分まで
普通であれば「AM9:00~PM12:00」とするところを
「AM9:00~PM12:03」としました。
ちょっと並びが良さそうという気はしますが
「0」という一つの数字を「3」に変えただけです。
たったそれだけですが毎年のようにTV局やラジオ局から取材がありました。
「営業時間は何故12:03なんですか?」
その効果は1回数十万円の広告宣伝効果に匹敵すると思います。
「営業時間を12:03にしているのは3つの理由があります」
「一つは12時ギリギリに入店されても雑誌1冊買えますから」
「ちょっとしたことですがお客様に喜ばれると思います」
「もう一つは雨の日、雪の日でお客様が少ない日は従業員がお店を早く閉めたくなります」
「お客様に対しての営業時間のお約束を守るためです」
「12時になってから閉め出して12時3分に鍵を閉めるようにしています」
「そして3つ目はこのようなインタビューを受けるためです」
「どうして12時3分なんですか?と皆さんに気にかけていただくためです」
いかがですか?
お店のお客様第一主義を毎年マスメディアでアピールできるんですよ。
お店のイメージアップにこれほど貢献する広告はないでしょう。
「0」 というたった一つの数字を「3」に変えただけです。
個人商店はそういうお金を掛けずに業績につながる工夫を楽しんでするといいです。
個人商店は何時の時代もお金を掛けずに独自性で集客する

書店の例はまだSNSのない時代でした。
新聞や雑誌、TVやラジオを旧のマスメディアといいます。
現在は旧のマスメディアよりもネット広告のほうが広告費が多くなっています。
そういう時代であっても個人商店はお金を掛けずに独自性で集客します。
個人商店の資金が潤沢でないのは今でも変わりありませんから。
個人商店の独自性は競争上、今でも必要です。
個人商店の独自性はフェイスブックやツイッター、インスタといったSNSにアピールします。
旧のマスメディア以上に大きな反響を呼ぶ場合もあるでしょう。
その基になるのはとことんお客様にフォーカスした独自性なのです。
先の書店の例で見るように
あくまでもお客様第一主義に基づいた独自の理念であり、独自の遊びの工夫なのです。