SNSで集客しようとするより感動を作った方が売れる
「集客するのにSNSを活用しよう」という声をよく聞きます。
「SNSではなかなか集客できない」という声もよく聞きます。
SNSを活用して集客することより感動を作った方が売れます。
目次
SNSで集客しようとするけど、そもそもSNSってなに?
「集客するのにSNSを活用しよう」といっても「SNSではなかなか集客できない」といいます。
SNSが集客に役立つかどうかを考える前にそもそもSNSって何かを考えてみてください。
SNSは情報の発信・共有・拡散のためのメディアです。
お店が集客でメディアを利用するのはCMを発信・共有・拡散するためです。
SNSはインターネット上でCMを発信・共有・拡散します。
マスコミ四媒体と言われる新聞、雑誌、ラジオ、テレビがあります。
新聞・雑誌は印刷メディアであり、ラジオ・テレビを電波メディアとされます。
2008年には日本の総広告費に占めるマスコミ四媒体の割合は初めて50%を切りました。
それでSNSに注目するわけです。
SNSにもそれぞれに特徴があるように従来メディアにも特徴があります。
SNSもマスコミ四媒体もCMを発信・共有・拡散するためのメディアです。
SNSが有効というのではなくCMの対象や内容や目的によって使い分けるが正解です。
SNSの中心的なメディアのTwitter、Facebook、LINE、Instagramでは
Twitterは10代・20代の間で特に流行っているSNSなので若年層が対象になります。
Facebookは実名で登録し、30代~40代の社会人を中心に利用されています。
ビジネス面での利用が活発で実社会への影響力が強くなります。
LINEは若年層から年配層までの幅広いスマホユーザーが利用しているSNSです。
比較的親しい間柄で利用されていて関係性ができていれば有効に働きます。
Instagram(インスタグラム)はインスタ映え(SNS映え)という流行語を生み出しました。
SNSの中でもとりわけ華やかなイメージで、オシャレで見栄えの良いものに適します。
マスコミ四媒体と言われる新聞、雑誌、ラジオ、テレビでは
新聞は年配の方を中心としたCMには有効ですし、雑誌は幅広い年代を対象にします。
ラジオは主婦や学生、農家、ご年配の方といったコアな対象が存在します。
テレビは最も幅広い人々を対象にしています。
お店が発信するメッセージをその対象や内容や目的でメディアを使い分けることです。
SNSでも従来メディアでも発信するのはお店のメッセージ

SNSでも従来メディアでも発信するのはお店のメッセージです。
- お店から発信するメッセージに内容がなければそもそも伝わるものがありません。
- お店から発信するメッセージに魅力がなければお客様に見ていただくこともできません。
- お店から発信するメッセージがわかりにくければ伝わることはありません。
お店のメッセージとは誰に、何を、どのようにして欲しいのかということ。
そのメッセージに価値があり、対象がハッキリして、わかり易ければ伝わります。
そうすればコントロールし難いと言われるSNSの共有・拡散機能も活用できます。
従来メディアでも共有・拡散効果も見込めます。
そして何より
リアルのお店、売り場でお客様を感動させ販売に結びつけていきます。
まとめると
- 誰に、何を、どのようにして欲しいのかがわかり易く表現されているCMで集客できます。
- 誰に、何を、どのようにして欲しいのかがわかり易く表現されているお店は売れます。
- 誰に、何を、どのようにして欲しいのかがわかり易く表現されているCMは共感されます。
- 誰に、何を、どのようにして欲しいのかがわかり易く表現されているCMは拡散されます。
SNSであろうがなかろうが感動がなければ集客できないし売れない

- お店の中、売り場の中に感動する価値を創り出すことです。
- お店の中、売り場の中に買いたくなる価値を創り出すことです。
- お店の中、売り場の中にインスタしたくなる表現を創り出すことです。
- お店の中、売り場の中に共有したくなる楽しさを創り出すことです。
- お店の中、売り場の中に拡散したくなる感動を創り出すことです。
そういうお店、売り場を創ればメディアを使って集客できますし、売れるます。
SNSをどのように活用するかということより
お店、売り場にどのような感動を創るかがポイントなのです。
感動を創るっていうと難しく考えますが簡単に考えましょう。
- あなたのお子さんに誕生日プレゼントを渡して「わ~い」って叫んで欲しい。
- あなたの奥さんに記念日の指輪をあげて喜んで欲しい。
- あなたの友達の結婚式にサプライズのイベントで笑える思い出を作って欲しい。
- 入院しているあなたの父に手紙を送って退院への気持ちを強くしてもらいたい。
- 道で困っているおばあちゃんに荷物を持って上げて安全に歩いてもらいたい。
- 赤ちゃんが泣き止まないお母さんに言葉をかけて肩身を狭くさせないようにしたい。
感動って簡単でしょ!
「誰に」は
あなたのお子さん、あなたの奥さん、あなたの友達、あなたの父
見知らぬおばあちゃん、赤ん坊連れの母親です。
「何を」は
誕生日プレゼント、記念日の指輪、サプライズのイベント、手紙
荷物を持って上げること、思いやりの言葉です。
「どのようにして欲しい」は
「わ~い」って叫んで欲しい
喜んで欲しい
笑える思い出を作って欲しい
退院への気持ちを強くしてもらいたい
安全に歩いてもらいたい
肩身の狭い思いをしない
です。
お店でも日常でも仕事でも
心の持ち方は生き方は同じです。
相手をよく見て、喜ぶことをして差し上げる。