企画、販促、コミュニケーションはこの7つを押さえるとうまくいく
イベントの企画が空回りして思った結果が出ない。
販促の計画が実行段階で足踏みして数字に現れてこない。
コミュニケーションが上手く取れずに仕事が効果的に進まない。
企画、販促、意思疎通は5W2Hの7項目を押さえればうまくいきます。
企画は順調に実行され期待成果が得られます。
販促は確実に実行され売上が積み上がっていきます。
意思疎通はスムーズに行われ仕事が効率的に進みます。
目次
企画、販促、コミュニケーションはこの7つを押さえるとうまくいく
5W2Hを押さえるとうまくいく
お休みから明けて出勤するとデスクの上に大抵メモがあります。
「○○お願いします」
「○○が故障しています」
「○○さんから電話ありました」
などなど
メモで必要なことは「5W2H」の1個でも抜けるとコミュニケーションできません。
5W2Hとは
- WHO(誰が)
- WHEN(何時)
- WHERE(何処で)
- WHAT(何を)
- WHY(なぜ)
- HOW(どのように)
- HOWMUCH(いくら、いくつ)
の7項目です。
これが1個でも抜けているとコミュニケーションはとれません。
結局はメモを書いた人に問い合わせして確認を取らなければならなくなります。
そして大抵この5W2Hが抜けているメモは、発信者の名前も無いことが多い。
あてずっぽうに問合せを始めなければなりません。
本来メモは発信者と受信者の面談を必要としない効率を高めるもののはずです。
ところがこういう5W2Hが抜けたメモはとても時間を取られ迷惑なものとなります。
逆に言えば5W2Hを確実に押さえてあるメモはとても仕事がスムーズに進みます。
5W2Hというたった7つの項目ですがきちんと揃っていれば高効率有益情報です。
7つの項目の一つでも抜ければ迷惑情報となります。
私だって抜けることがありますので私は専用の伝達用メモ用紙を作っています。
5W2H・MEMOと言って私が複合書店時代に教えていただいたコミュニケーションツールです。
A5サイズに
「要件」「受ける人」「書いた人」「年月日」をヘッダー部に配置しています。
フッター部には確認印欄10個と5W2Hチェック項目を1行入れています。
レイアウトとしては下記のような感じです。
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「要件」 (TEL、連絡、報告、決済etc.)
「受ける人」 「書いた人」 「 年 月 日」
「件名」 (例えば○○さんよりTELあり)
「本文」
確認印 1□2□3□4□5□6□7□8□9□10□
□WHO□WHEN□WHERE□WHAT□WHY□HOW□HOW MUCH
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企画は5W2Hを押さえるとうまくいく
イベント企画なども同じ様に「5W2H」を確実に押さえておくとスムーズに計画が進みます。
様々な企画があるでしょうが、それによって成果実現の確率がずっと高まります。
企画に必要な「5W2H」は
- WHY(目的)
- HOW MUCH(目標)
- WHEN(期間))
- WHO(担当)
- WHERE(場所)
- WHAT(対象)
- HOW(方法)
です。
私はA4サイズのフォームにこの7項目を上記の順で配置しています。
そこに書き込んでいくと抜けがなく、スムーズに速く企画できます。
番号を振ったり見出しにメリハリを付けたりしますがこれだけで提案できます。
社内向けには説明文書、案内文書になります。
販促は5W2Hを押さえるとうまくいく
販促計画も企画と同じ様に「5W2H」を確実に押さえておくと売上が積み上がります。
販促計画に必要な「5W2H」は
- WHY(販促目的)
- HOW MUCH(目標売上や個数、実績と判定結果)
- WHEN(販売期間)
- WHO(販売担当)
- WHERE(展開場所)
- WHAT(対象商品)
- HOW(展開方法)
です。
販促計画で大切なポイントは
- 目標値の設定
- 実績値の確認
- 次回への計画
です。
販促計画がうまく行っても行かなくても実績値を確認しないのはやりっ放しになります。
思いつきやちょっとしたアイデアで実行してそれで終わりでは実績が積み上がりません。
どういう数字で成功と判断するかの目標値を計画段階から設定しておきます。
そして実績値と比較して何故そうなったかを検証することで売上を積み上げて行けます。
そしてその時点の反省点からすでに次回の改善計画は出来上がっているものです。
それを記録しておけば次回の計画が簡単にできます。
前回時点と現在時点の条件変化を考慮すれば精度の高い販促計画になります。
これはマネジメントサイクルのPDCAサイクルを販促計画に取り入れたものです。
売上を積み上げていく効果的な販促方法にも「5W2H」を確実に押さえておくといいです。