手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~お客様目線
私が書くポップの書き方を「お客様創りポップ」と呼んでいます。
それはポップの書き方を変えると買うつもりのなかったお客様が喜んで
買うお客様に変わるからです。
喜んで買うお客様を創るという意味で「お客様創りポップ」と言っています。
手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~お客様目線
ポップの書き方を変えるだけで嘘を書いてはいけません。
お客様を騙すようなポップは右肩上がりの売上にはなりません。
- お客様創りポップはお店や販売員が成長すると売上が右肩上がりになります。
- お客様創りポップはお客様のことを理解すると売上が右肩上がりになります。
- お客様創りポップは商品のことを知ると売上が右肩上がりになります。
そしてお客様創りポップはお客様目線でなければ書くことができません。
お客様目線になるのは難しい
でもお客様目線になるということは頭でわかっていても実際はとても難しいこと
だと思います。
私がやっている方法は
- 「お客様がそう言ったらそうなんだと中心をお客様におく」
- 「良くない売上には言い訳をして、〇〇が〇〇しないから当たり前だという理由を探し出す」
- 「他人の意見を正しいと思ってそれは当たり前だという理由を探し出す」
という姿勢でやっています。
私がやっている1つ目の方法は
「お客様がそう言ったらそうなんだと中心をお客様におく」
これはお客様の苦情や不満に対応する時に特に役立つ姿勢です。
お客様の苦情や不満というのはすべてこちら側の落ち度ということがない場合もあります。
それでもお客様は苦情や不満を述べることがあります。
そういう場合には
「お客様がそう言ったらそうなんだと中心をお客様におく」
と考えると素直に受け止めることができます。
お客様のほうが中心だとするとこちら側に落ち度がない場合、私たちはどう受ければよいかとなります。
そういう場合はこちら側に落ち度がなくてもお客様を満足させるのが私たちのしたいことと考えて対応します。
お客様がどうであれ、苦情ご不満の原因がどうであれ、ルールがどうであれ関係なしとします。
そしてお客様が満足していないということは私たちの働きがまだ不十分と考えるということです。
そして私達自身とお客様、原因、ルールをどのようにして組み合わせて満足に結びつけるかを考えます。
そうすると1段高いところから全体を見てどうすべきか見えてきます。
そういう見方ができるようになるとお客様の苦情や不満になる種を先に見つけ出して改善できるようになります。
もっと進めばお客様の満足を先持って作っていくことができるようになります。
数字はお客様目線を表す
私がやっている2つ目の方法は
「良くない売上には言い訳をして、〇〇が〇〇しないから当たり前だという理由を探し出す」
ということ。
良くない売上はお客様の不満足の結果です。
お店の何処かにお客様の不満足があります。
売上の結果に対して言い訳はいっぱいしてください。
そういうものはいくらでも出てきますし、出てきたものは多くの場合どうすることもできないものばかりです。
そうなるとアクションは起きません。
天候や景気や休日の日巡りや他国の大統領や地球温暖化はどうすることもできないことばかりですから。
ですから考え直します。
言い訳をすべて自分の責任と置き換えて考えます。
こんな具合です。
天候が悪くて売上が悪かったのなら私が天気予報で予測して手を打っておかないから売上が悪い。
景気が悪くて売上が悪かったのなら私が景気に影響されない売上方法を確立していないから売上が悪い。
休日の日巡りが悪くて売上が悪かったのなら私が年始から分かっている日巡りにそれまでに手を打っておかないから売上が悪い。
他国の大統領の言動に左右されて売上が悪かったのなら私が左右されない売上方法を確立していないから売上が悪い。
地球温暖化で売上が悪かったのなら、それはもう当たり前のこと、私がその時に必要となる需要に対応していないから売上が悪い。
「良くない売上には言い訳をして、〇〇が〇〇しないから当たり前だという理由を探し出す」
そうなんです。
すべてあなたが何もしないから売上が悪い。
本当に良かったですね。
あなたが何とかすれば売上はきっと何とかなるんですから希望が持てます。
どうすることもできないことばかりでなくて本当に良かったですね。
お客様目線は自分ではない他人事目線
私がやっている3つ目の方法は
「他人の意見を正しいと思ってそれは当たり前だという理由を探し出す」
私の周りにはとても親切な方がたくさんいて私がうまく行っていないと
「こうしたら?」と言ってくれます。
ありがたいことです。
でもそれって自分が辛かったり、文句言いたかったり、面倒くさかったりするんですね。
でも自分にもいいアイデアがあるわけではないので、とにかくやって見るんですね。
うまくいかないこともありますし、うまくいくこともあります。
でも自分にもいいアイデアがあるわけではないので、とにかくやって見るんですね。
そうすると周りの景色が変わって見えて来て、ヒントが見えてきます。
そうすると道が開けてくるんですね。
私も自分のことはなかなか分からないんですが他人のことはよく見えます。
他人様のだめな理由なんていっぱい出てきます。
他人様の欠点やうまくいかないことは原因が分かるようで無責任、他人事としてのアドバイスがひらめきます。
うまくいくか、うまくいかないかは知りません。
他人事ですから。
でもよく見えるのは確かです。
だから私は
「他人の意見を正しいと思ってそれは当たり前だという理由を探し出す」
のです。
まるで自分を他人事のように見てだめな理由をいっぱい出します。
まるで自分を他人事のように見て欠点やうまくいかないことをいっぱい出します。
そうすると一つくらい「なるほどな~」と納得する自分がいます。