手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~メリハリ
ショピングモールを歩いていたり、街の通りを歩いていたりすると店前看板をよく目にします。
近頃はブラックボードやホワイトボードに書いてあるのが多いですね。
魅力的な言葉を使っているものもあっていい感じなのですがもったいないという看板もあります。
その中で多いのはもっとメリハリをつければ見やすく注目されて売れるのにという看板です。
目次
手書きポップの書き方のコツ~伝わり・売れるポップの3条件
伝わり・売れるポップの3条件というものがあります。
分かる:
お客様へのメッセージとしてのポップの存在に気づいていただくということ
伝わる:
「どういうお客様に」「何を」「どうしてほしいのか」というメッセージが正確に
お客様に伝わるということ
感じる:
お店のメッセージに対してお客様が心を動かされるということ。
メリハリを付けることで伝わり・売れるポップの3条件が満たされます。
メリハリを付けるということはどういうことか?
メリハリを付けるということは強弱を付けるということです。
最初に読んでほしいこと、最重要で確実に読んでほしいことを強めるということです。
強弱をつけるというのは
- フレーズの塊のスペースの大小を付けるということ
- 文字の大小を付けるということ
- 文字の太さの太い細いを付けるということ
- 色相・明度・彩度を変えるということ
です。
伝わり・売れるポップにするためのメリハリの付け方の具体的方法を以下で説明します。
手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~分かるポップ
ポップにメリハリを付けると分かっていただきやすくなります。
視覚的に分かっていただいて読んでいただき易くなるんですね。
- ボードサイズは空間サイズとバランスを取る
- ポップは堅めてつけずに一つ一つ存在感をもたせる
- 余白を十分取る
- はっきりした文字の色を使う
- 蛍光色は文字には向きません
- お客様に合わせた文字サイズを使う
- 強調したいことは目立つ色で、太く、大きく書く
手書きポップの書き方のコツで販促をデザイン~伝わるポップ
ポップを書く前に書くことを整理してから書きましょう。
お店の独り善がりなポップにならずに読んで何を伝えたいのかがはっきりしてきます。
イメージや雰囲気に流されずにメッセージが伝わります。
- どういうお客様に対してのメッセージなのかを押さえておく
- 何をおすすめしているのかを押さえておく
- どうしてほしいのかを押さえておく
書きポップの書き方のコツで販促をデザイン~感じるポップ
お客様にポップを見ていただいて読んでいただいてメッセージが伝わった。
そして
お客様が「そうだね」「ピンと来た」とならなければ感じていただいたことにはなりません。
「そうだね」って感じていただいてご注文いただく。
「ピンと来た」と言っていただいてお買い上げいただく。
そうなることが狙いです。
そのためには
- 「どういうお客様に」「何を」「どうしてほしいのか」を書き出す
- 「何を」という「お客様にとっての価値、ご利益」を思いつく限りリストアップ
- 「お客様にとっての価値、ご利益」を大きく3つにまとめる
- その中から最もお客様にとって魅力のあることをキャッチコピーにする
- セールスコピーでキャッチコピーの説明や別の価値の紹介をする
そうすると感じるポップになります。
手書きポップの書き方のコツで販促をデザイン~もう少し工夫
店頭のブラックボードはいろいろなことを試すことができますので
販促にとても有効なツールです。
もう少し工夫をアドバイスすると
ブラックボードにボードマーカーの文字だけというのはシンプルすぎます。
イラストや絵があると和やかになります。でも余白もお忘れなく。
イラストや絵が上手でない人は切り抜きをラミネートして貼っていただいてもいい感じになります。
ボードの枠から少しはみ出した感じに貼ると看板がとても目立ちます。
ビラをセットするとその時に反応していただかなくとも後日の売上になる可能性も出てきます。
何枚のビラが持っていかれて何枚回収になったかの効果測定をクーポンの活用などで忘れずに
行ってください。