手書きポップ の書き方のコツで販促をデザインする~初めて知る
手書きポップの最も優れたところは買いたいというお客様を創ることができることです。
買いたいというお客様を創る手書きポップの書き方のひとつのポイントは価値づくりです。
目次
手書きポップ の書き方のコツで販促をデザインする~初めて知る
手書きポップの書き方のコツ~価値をアピールする
私は手書きポップには3つのことを書きます。
- キャッチコピー
- セールスコピー
- 基本情報(商品名、メーカー名、産地名、販売単位、価格)
キャッチコピー、セールスコピーはその商品が客様に提供する価値によって決まります。
お客様に提供する価値というのはいろいろありますが大きく分けて3つあります。
- 安心
- 真善美
- お得
安心という価値には
ナンバーワン、ファーストワン、オンリーワン、新鮮、最新流行、リニューアル、鮮度
出来立て作りたて焼きたて茹でたて、限定感、安心感や保証、地物、伝統的、品質
長期間、個人名によるおすすめ、ランキング、第三者のおすすめ
真善美という価値には
未知の価値、感動物語、制作秘話、美味しさ、美しさ、個別のニーズ
お得という価値には
低価格、お値段以上の価値、 お手頃価格、多機能、多くの価値、相反する価値
これらの価値をキャッチコピーやセールスコピーでアピールするのです。
手書きポップ の書き方のコツ~初めて知るという価値
その中で未知の価値というものを私は大切にしています。
それは次の3つの理由によります。
- 人は初めて知るということに驚きを覚える
- 全く知らなかったものが理解できると親近感を覚える
- 今まで価値のなかったものが知ることで価値を持ち出す
未知の価値とはどんなものでしょうか。
例えば
「越前漆器が業務用漆器の80%を占めている」
⇒ 越前漆器は多くの人に使われている
「若狭塗箸は塗り箸の85%を生産している」
⇒若狭塗箸は塗り箸の最大産地である
「石川県は日本の金箔の99%を生産している」
⇒石川県は全国一の金箔生産地である
「能登のいしるは日本三大魚醤の中で最も生産量が多い」
⇒いしるは日本で一番有名な魚醤
「北陸は昆布の加工が盛んな地方だった」
⇒昆布の加工品は石川県が美味しい
といったことです。
例を読んでいかがですか?
驚きを覚えたと思います。
親近感を持ったと思います。
価値を感じたでしょう。
このように初めて知るということにはとても大きな価値があるのです。
それはひとつの驚き、サプライズになります。
そしてサプライズというのはお客様の購買動機を喚起する良いきっかけになります。
手書きポップ の書き方のコツ~サプライズは人を幸せにする
サプライズというのは人を一瞬にして幸せな気分にします。
想像してみてください。
誕生日パーティーをしてくれるなんて思っていなかったのにパーティーがあった
⇒ 一瞬にして幸せになります
プレゼントをもらえるなんて思っていなかったのにプレゼントをもらった
⇒一瞬にして幸せになります
自分の誕生日を忘れていたのに誕生日だと気がついた
⇒一瞬にして幸せになります
これらのサプライズはその人を感動させる、お客様を感動させるに十分な力があります。
このサプライズの力によってお客様の心には買いたいという気持ちが起きます。
手書きポップ の書き方のコツ~商品を調べ尽くす
商品には色々な価値があります。
それをお客様が知らない場合はたくさんあります。
また、私たちは扱っている商品のことを知っていると思っています。
ところが私も含めて商品を扱う側もその商品の価値を知らないことがたくさんあります。
「手書きポップ の書き方のコツ~商品を調べ尽くす」ことによって価値を創ることができます。
例えば
ある野菜があったとします。
その野菜はどのようにして使うのか
その野菜はどのように美味しいのか
その野菜はどのようにして作られているのか
その野菜は原産地はどこか
その野菜はどういう起源で日本に入ってきたのか
その野菜は外国ではどのように扱われているのか
その野菜は外国ではどのような評価を得ているのか
その野菜は全国にどのような品種があるか
その品種は全国ではどのようなランクにあるのか
その野菜は一体どれほどの生産量があるのか
その野菜は昔の人はどのように扱っていたのか
その野菜の生産者はどのように食べているのか
その野菜の私たちが知らない料理法は他にはないのか
考えてみると知らないことってたくさんあります。
これら全部が全部お客様にとって価値ある情報とは言えないでしょう。
それでもこれだけ知らないことが沢山あると何か心に引っかかる価値がきっとあるように思います。
なので商品を販売する私たちは「手書きポップの書き方のコツ~商品を調べ尽くす」必要が
あるのです。