手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~絞り込む

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ハロウィンが終わるとお店のシーズンテーマにはクリスマス色が出始めます。
いつも販売している商品に赤、緑、金、銀のクリスマスカラーを入れたディスプレイをしただけで売れますか?
クリスマス用の商品にポップで「クリスマスプレゼントに最適!」なんて言葉を入れて売れますか?
クリスマス関連商品をどーんと1箇所に集めて「クリスマスを楽しむ!」というタイトルボードを付けて売れますか?

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手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~絞り込む

物が充足し、心の満足が求められる時代だからお客様の心にまで届く働きかけが必要です。
お客様の目に触れるだけ、お客様の五感に届くだけのアピールでは売れない時代です。
お店の提案や気持がお客様の心に届いて感動してもらってはじめて売れる、そういう時代です。

対象を絞り込む

お店の中はいろんな情報で溢れかえっています。
お客様に気づいてもらえないのは目立たないからというよりもお客様に関係があると思っていただけないからです。
その商品やその提案が自分とは関係がないと思えば目に入っても意識されないということです。

 

こういうことはありませんか?

誕生日のプレゼントを何にしようかと迷っている方は新聞を目にしても、街を歩いていても、
車に乗っていても何かしら誕生日のプレゼントのヒントになるものが目に入ります。
それは誕生日のプレゼントは自分にとって大事な問題、自分事だからです。

 

お客様は自分と関係のある情報しか意識しないということです。
では自分と関係がある情報と思っていただくにはどうしたらいいかというと絞り込んで特定することです。
100人の集団に「誰か~」と叫んでも「うるさいな~」と数人がこっちをちょっと向いてくれるだけです。
ところが「田中さ~ん」と呼ぶと田中さんがきちんとこっちを向いてくれます。

 

クリスマスプレゼントを例にして、こういう絞り込みはどうでしょう。

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「東京で一人暮らしをしていて仕事で正月に帰省しない息子さんを持つ母親」

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ポップにこういうコピーが書かれてあると確実に対象の方はポップの続きを読んでいただけます。

 

価値を絞り込む

価値も同じように絞り込むとお客様の心に届きます。
価値というのは商品が持つ価値もありますが商品を中心としたいろいろな価値があります。

 

クリスマスプレゼントで考えると

  • 「寒くなって心配だから暖かくしてほしいという親心を伝えたい」
  • 「正月にも帰って来られない息子さんに好きな地元の味を味わわせてやりたい」
  • 「子供の頃から冬に喉を痛める息子に健康な冬を過ごしてもらいたい」

「東京で一人暮らしをしていて仕事で正月に帰省しない息子さんを持つ母親」が望む価値はなにか?

みんなで沢山リストアップしてみましょう。
価値でも、商品名でも付箋に書き出してみましょう。
それらを似たもので大きく3つくらいに分けて絞り込んでいきます。

 

その3つのうちからキャッチコピーやセールスコピーを出していきます。

例えばこういうキャッチコピー

  • 「母親の暖かな親心を伝えるマフラー、手袋、防寒洋品」
  • 「クリスマスに地元の味をプレゼント!」
  • 「元気でお正月を迎える!ホット健康茶」

ここまで来るとかなり売り場の状況が見えてきます。
どういう商品構成でその数量もどれくらいか。
ディスプレイはどのようにしてお店の提案や思いを伝えるか。
どういうポップで色使いやフォントの種類、サイズまで。

 

提案を絞り込む

提案にもいろいろあると思いますがこれも絞り込むと焦点がぼやけなくていいですね。

  • ギフト色を強く出してラッピングの多彩さをアピールするのか
  • コミュニケーションを重視してメッセージカード大小30種ご用意するのか
  • プレゼント宅配の手続きをしやすくするのか
  • アイテムの多さや選ぶ楽しさをアピールするのか
  • 品揃えの奥深さを強めるのか幅の広さを強めるのか

最も力を入れたいことに集中してテーマや提案を絞り込むとお客様には伝わりやすいです。
複数になる場合は必ずどちらがメインで、どちらがサブかをメリハリを付けることで伝わり易くなります。

 

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手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~絞り込むと拡がる

対象や価値、提案を絞り込むとお客様に伝わりやすくなることはおわかりいただけましたでしょうか?
絞り込むと反応するお客様、買っていただくお客様が限定されて売れないのではと心配する方がいらっしゃいます。

 

心配はいりません。

対象や価値、提案を絞り込むとお客様が勝手に拡げてくれるんです。
例えば

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「東京で一人暮らしをしていて仕事で正月に帰省しない息子さんを持つ母親が帰って来られない

息子さんに好きな地元の味を味わわせてやりたい、それをお店がお手伝いする」

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という提案、思いでは

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「東京で」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「大阪で」「名古屋で」「海外で」

「一人暮らしをしていて」⇒⇒⇒⇒⇒「夫婦で」「家族で」「単身で」

「仕事で」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「出張で」「旅行で」「病気で」

「正月に」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「クリスマスに」「年末に」「誕生日に」「結婚式に」

「帰省しない」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「入院している」「療養している」「張り切っている」

「息子さんを持つ」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「娘さん」「息子家族」「娘家族「孫」

「母親が」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「父親が」「姉が」「兄が」

「帰って来られない息子さんに」⇒⇒「入院している娘」「療養している孫」

「好きな地元の味を」⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒「母親の味を」「地元の魚を」「カニを」「好きなメニューを」「励ましを」

「味わわせてやりたい」⇒⇒⇒⇒⇒⇒「作ってあげたい」「プレゼントしてやりたい」「休ませてやりたい」

「それをお店がお手伝いする」⇒⇒⇒「代行する」「送る手伝い」「伝える手伝い」

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このようにしてお店が設定した対象や価値、提案をお客様が自身でカスタマイズしてくれます。
これはお店のメッセージがお客様の心に届くからお客様が自身でカスタマイズしてくれるのです。

お客様に意識もされないものは何の反応も起きません。
手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~絞り込むと拡がるのです。

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手書きポップの書き方のコツで販促をデザインする~独りよがりを排除

価値を絞り込んでお店のメッセージを一目でわかるように売場に表現する。
そのようにしたとしてもそれはあくまでもお店の判断、買うか買わないかはお客様の判断
そのギャップを確認して修正することが大切です。

身近な人に聞いてみることです。
「お店のメッセージが心に伝わっていますか?」
そうやってお店の感覚を研ぎ澄ましていきます。

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